~令和~ ブラックジャックによろしく

こんにちは、令和ブラックジャックことDr.Kです。

今回はコロナウイルスについて現場での状況を交えて書いていこうと思います。

コロナウイルスの現状

緊急事態宣言が出て数週間経過しましたね。東京の感染者数は一時1000人/日を超えていましたがその後300人/日 程度まで感染者数が減少しています。けれど経過的には下げ渋っている状況であり、むしろ感染者が増える兆しを感じます。

病院は疲弊しています!

そもそも国は病院を減らす方針にしていました。コロナ患者がいようがいまいが人手はギリギリです。その状況に訳のわからない感染病のコロナ患者を診ろと言っても無理があります。何床か開ければいいんじゃない?と思うかもしれませんが数床開けるために階ごと封鎖する必要があります。本来そこに入院する予定だった人たちはどこに行くのでしょう?どこにもありません。

これは救急にも言えます。

例えば調子が悪くなっていつも行く病院に救急で行くとしましょう。けれどその病院がコロナ対応しているといつもの病院に行けない、最悪受け入れ先がないなんてことになります。本来の救急が成り立たず、今までは救えた命がコロナ受け入れによって救えないことが出てきます。

コロナウイルスは基本的には風邪です。しかし、基礎疾患がある、肥満、高齢者などはに至ることがあります。そして何もない人もかかってしまうと臭いがしなくなる、味がなくなる、いつもだるいなどの後遺症が残ることもあります。若い方は症状が出ずにまき散らすことがありますが、彼らは元気なので止められません。

では、感染しないためにはどうしたらよいでしょうか。

①換気がされておらず、大声でしゃべる空間を避ける
大事なのは距離、パーテーション、マスク

今回緊急事態宣言で変わったことは夜間の飲食店の営業の有無でした。僕はこんな程度では下がらないと思っていましたが、意外にも感染者数は低下しました。このことから酒を飲んで大声でしゃべりあうのが一番感染を増やしていることがわかります。

ただ、昼ならいいだろうって人が街には増えてきている印象です。昼に飲んで騒いでいたら結局は感染者を増やします。時間帯が変わっただけです。この間も昼にカレーを食べたとき、となりのおっさんがマスクをせず大声でしゃべっていました。隣との間隔はありますがパーテーションが無かったのでかなり嫌な気分になりましたね。

昼だろうと夜だろうと大声で騒いでいる人はいます。外食は悪くはありません、個室があるなどしっかり環境を選びましょう。距離、パーテーション、マスクを意識しましょう。

②ワクチン

ワクチンです。これは新型コロナウイルスに有効な薬がない状況で、かなり有効な手段となります。ワクチン自体はこれまで使用されてきた種類とは異なるmRNA(メッセンジャーRNA)を用いたワクチンとなります。簡単に説明するとウイルスの持っている一部の情報をワクチンに含ませることによって体がコロナウイルスに対抗するタンパク質を作成することによって、免疫を獲得するといったものとなります。

問題点は長期的な副作用がわからない、という点にあります。理論的にはウイルスの一部の情報は無くなってしまうと考えられますが、何かのエラーで体に残ってしまうことがあるのでは?と言われています。けれど、個人的にはあまり心配しなくてもよい気がしています。

実際に私もワクチンを打ちました。

インフルエンザのワクチンと違って筋肉注射になります。なので肩の上の方に注射します。注射自体は特に痛みなどはありませんでした。接種会場でアレルギー反応などの副作用を確認するため15分ほど待機します。アレルギーがある方などは事前に申告するようになっているので、忘れず申告しましょう。

その後1~2時間経過すると僕の場合はだんだんと肩が痛くなってきました。痛いといっても筋肉痛程度でした。これについては現場では50%程度出現する印象でした。翌日は肩が上がらないなー、筋トレの次の日みたいな痛みがありました。その次の日はもう何も感じませんでした。

日本人は特にワクチンを嫌う傾向にあります。コロナウイルスにかかって、後遺症が残るかもしれない、、、てなことを考えるよりワクチンを打ったほうがよくないですか?と僕は思います。

全員にワクチンがいきわたるまでに時間がかかります。それまでは感染対策をすることが大事です。

よく考えると僕の周りの医師に陽性者は聞いたことがありません。次の記事では僕が普段やっている対策、これはいいなと思ったものを紹介したいと思います。

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