Adobe-Senseiによる自動トランスクリプション(字幕書き出し)機能検証!
米Adobeは7月20日(米国時間)、プロフェッショナル向けの動画編集ツール「Adobe Premiere Pro」の7月リリースを発表しました。
この最新版の「Adobe Premiere Pro」には、同社のAI技術「Adobe Sensei」を活用してこの作業を自動で行う機能が搭載されました!
早速この機能がどれだけ有効なのか、レポートしてまいります。
出たばかりですので、まずはアップデートです。
おお、テキストパネル(メニューバーのウィンドウ/テキストをクリック)に、文字起こしタブが出来ております!
自動文字起こしを開始をクリックします。今回は無駄に3時間分の映像データを食べさせます。
複数の話者がおりますので、オプトインするのチェックボックスをオンにします。
データはクラウド上にアップされてクラウド上で変換するとのことです。
サーバにアップロード中です。
使用する3時間のデータはSD画質で変換したもので、1.5GB程度のファイルサイズのモノとなります。
データのアップロード自体は3分くらいで完了し、シーケンスの書き起こしは・・・処理にあと1時間程度かかるとのこと(まったり放置します。
開始時刻は1時間強で無事終えました。時間は1/3くらいにはなるという感じでしょうか、早いと思います!
スピーカーの名前を変更することも出来ました。
文字起こしを終えましたので、次はキャプションとして映像に乗っけようと思います。
キャプションを作成をクリックしまして、デフォルトのままポチっと作成してみました。
3分もかからずに映像に乗せることが出来ました、優秀!!
そして出来上がったのがこちらです。素材が3時間以上ありますので、適当なところに合わせて精度をご確認いただければと思います。
固有名詞は流石にブレはありますが、修正部分はかなり少なく、これは字幕入れに掛かってきた労力が相当緩和されるものではないかとDr.Hoshikenは感じました。
Adobe税を支払われている方、朗報です、是非ご活用してみてはいかがでしょうか。
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