6月14日 夫のよくわからない能力
今日は妹が来る!
妹も久しぶりだが、そもそもお客様が久しぶりなのではりきって掃除をする。と言っても、リビングの床のそこかしこに雑然と脱ぎ捨てられた夫の服を、夫の部屋に投げ込むだけである。
ばたんとドアを閉めたら、すっきりとした暮らしやすそうなリビングが現れた。なにこれ、暮らしやすそうだな。
夫は何かのイベントを賑やかす仕事に出かけて行った。この系統のお仕事は久しぶりなのではあるまいか。人はたくさん集まるのだろうか。とにかく、夫が私にはよくわからないその能力を発揮して人様のお役に立てられればよい。健闘を祈りつつ、掃除機をかけた。
妹がやってきて、一緒にドライブスルーのテイクアウトご飯を調達に出かけた。天気よく、気候よく、案内整理のお兄さんたちも手際よく、悪いところがひとつもなかった。仕事に関してそれぞれの夫との価値観の違いなどの話をしていたらあっという間にたくさんのお店からランチが買えてしまった。
帰ってきて猫を愛でながらランチ。私だけビールを飲みながら。こうして妹と食事をするのはいつぶりなんだろうなと考えたが、全く思い出せなかった。
妹は優しいので、私の島の装飾や島の自宅のインテリアをすごく褒めてくれた。が、ゴールがないゲームは私にはちょっと無理、と仰せだった。もっぱらFFをやっている、とのこと。それ、私が無理なやつだ。
夕方から仕事がある妹が帰っていった。近所を一周して、雑貨や文具や細々とした衝動買いをした。衝動にまかせてずいぶん買い物したなぁと思ったが、総額は1万円くらいだった。これで気持ちが晴れ晴れとしたので、簡単なことである。
お昼にしっかり食べたのに、いつも通りしっかり晩酌をしてしまう。食に関してだけはしっかりしている私だ。