6月13日 バッテリーがどんどん届く
今日も家のどこかからブーンという低い音がする。
バッテリーを充電している音である。
どういうわけか、夫のYouTube内でバッテリーを紹介してほしいという案件依頼が引きを切らないらしい。
インドア一筋40年の私には未知の世界だが、世の中にはかくもたくさんのモバイルバッテリーがある。
というくらいに、我が家にどんどんバッテリーが送られてくるのだ。
引き受けている件数よりはるかに多くの依頼があるらしいので、夫なりに精査しているはずだが、それでもどうしてもバッテリーがそのうち爆発するんじゃないかという恐怖がぬぐえない。
あとブーンもシンプルに怖い。
バッテリーがどんどん届くが、我が家はごく普通の二人と一匹暮らしである。
この家でそんなに電力を貯めておく必要はない。
怪しい会社のは断ってるから、と夫は言うが、それでも少し数を減らして欲しいと願う日々である。
天気がいい中、粛々と仕事。
社食で冷やし中華がそろそろはじまるのでは、と睨んでいるが、今日のところはまだはじまらず。
夜は夫が家にいたので、近所のバルに晩酌に誘った。
このお店は、アスパラガスのグラタンがゆるいのに濃厚で、ちょっと独特な気がしている。
今日もとろとろと食べた。
きりっと冷やした白ワインが美味しい季節になってきた。
今年の夏も、元気に白ワインをたくさん飲むぞ。
家に帰ると、今夜もどこからともなく、低いブーンという音がする。