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【南欧旅行記】ドブロブニク🇭🇷クロアチア|アドリア海の真珠

トルコ🇹🇷カッパドキアを満喫し、次なる目的地はクロアチア🇭🇷ドブロブニク!ヨーロッパ編、スタートです🎉

”アドリア海の真珠” と称される城塞都市ドブロブニク。ドブロヴニク?ドゥブロヴニク?カタカナってむずかしい!英語読み的にはドゥブロヴニク?本編はドブロブニクとします。打つのが簡単なので。

世界一周をすると決めた段階で、「絶対に訪れたい場所ベスト5」に数えていました。なぜなら私クレヨンにとって聖地巡礼なのです。一体何の?その答えは…

「魔女宅!」


ご存知の通り、私クレヨンは、魔女宅の大ファン。「好きなジブリ映画は?」と聞かれたら、食い気味前傾姿勢で「魔女宅ゥゥゥ!」と即答するくらい好きなのです。将来猫を飼うなら黒猫でジジと名付けるか、脈絡もなくキキにするかもしれません。

そしてこのドブロブニクの街並みは「魔女宅」に出てくる海の街にそっくりで、作品のモチーフになったとも言われています。まあ、この後じっくりヨーロッパ周遊してみてドブロブニク以外にも魔女宅っぽい街はたくさんあると気付いたわけですが。

スタジオジブリ®️

オレンジ色で統一された屋根、海が見える街。イメージはこんな感じ!

【DAY 1】

さてカッパドキア→イスタンブール経由で眠れない空港泊をして、体力メーター赤ランプ点灯の2人。体に鞭打って早朝便でドブロブニクへ飛んじゃいます。


【クロアチアの歴史を簡単におさらい】
クロアチアは、旧ユーゴスラビアから1991年に独立。しかし、セルビア人勢力が率いるユーゴスラビア連邦軍が独立を阻止しようと侵攻し、内戦状態になりました。1996年にユーゴスラビアとの国交を回復。2003年にEUへの加盟を正式に申請し、苦難の末、2013年に漸くEUに正式加盟しました。通貨はユーロ€に統一されています。

gogle map

ドブロブニクはクロアチア南部(地図📍)に位置し、小山を隔ててセルビアと国境を接しています。

ドブロブニクは歴史的に海洋貿易によって栄えた都市で、アマルフィ、ピサ、ジェノヴァ、ヴェネツィアなどと共に5つの海洋共和国に数えられ、アドリア海ではドゥブロヴニクのライバルとなりうる都市国家はヴェネツィア共和国だけでした。

アドリア海沿岸部の町は、海に突出した土地に、赤や橙色の屋根に統一された建物が並ぶのが特徴です。

Google Earth

↑衛生写真で見てみると↑

ロープウェイ頂上より

↑高台から見下ろすと↑


ちなみに私が行った8月は、シーズン的にはよいのですが、ヨーロッパ中からアドリア海沿岸での夏のリゾートに人が押し寄せます。ホテルなどの値段も高騰し、観光地は混雑、道路も渋滞するのが難点です。それなりの覚悟が必要となります。

旧市街周辺のホテルは一泊最低3万〜。さすがに高すぎて手が出ません。今回は中心部から少し離れた地区にAirbnbを借りました。それでも一泊2万弱くらいしました😭

Airbnbより
Airbnb

夏のドブロブニクで外食しようものなら、ドリンク込み2人で1万円くらいは見ておいた方が良いです。

Airbnbはキッチンも付いているので自炊生活にシフトチェンジ!というかヨーロッパ周遊中の3ヶ月は8割以上自炊してました(笑)。

逃げ道(=スーパーマーケット)があるのは嬉しい。

アドリア海

宿近くのビーチへ散歩。

日差しが、、、

ナガノ®️

真っ青に輝くアドリア海。
雲一つない晴天が続きます。

夏のアドリア海沿岸部はほとんど雨は降りません。空気が乾燥しているので、屋内や日陰に入ると、ぐっと過ごしやすい一方、日差しはとても強いので、日焼け対策やサングラスがかかせません。

「え、火傷してない!?大丈夫そ!?」ってくらい背中真っ赤に焼けてる欧州ボーイ&ガールが沢山いて心配になる。

初日はそのまま爆睡。
明日早起きして旧市街へ観光しに行くことに。


【DAY 2】

よーし早起き

できませんでした

カッパドキアで丸1日活動→そのまま空港泊(眠れない)→真夏のアドリア海の洗礼を浴びる→ 想像以上に疲れが溜まっていたようです。


日差しが少し弱まった昼下がりに満を持して旧市街へ出発〜!何を思ったかバスを使わず気合いの徒歩30分。旧市街が見えてきた頃には汗だく。

旧市街が見えてきた〜!高く堅牢な城壁、そしてオレンジ色の屋根。旧市街への入場は無料です。

絶妙なデザインの給水所で水を補充。

ヌッコ。

城壁内は小道&坂が入り組み、まるで迷路。


RPGで出てきそうな裏路地。この先にある場末の酒場で、隠居生活してる謎の強者おじさんと出会っちゃうやつだ!(伝われ)。こういう裏路地が刺さります。

小窓からのぞく旧市街

旧市街をぐるっと囲む城壁は上に登って一周歩き回ることができます(1周は約2km)。ハイシーズンは入場料1人30€≒約5000円(通称:ドブロブニクパス)。高いですが、登る価値はあります!ついでに周辺の美術家や市内バスも24時間乗り放題になもなるのでもはやお得です。

ちなみに入り口はいくつかあって、いつでも降りることができます。ただし注意点が2つ。

①再入場ができません。
②城壁上は日陰がほぼありません。

真昼間の散策は炎天下で1.2時間歩きっぱなしになるのでかなーりしんどいです。行くなら朝イチ or 夕方がおすすめ。

登ってみると城壁の高さに驚きます。高さはなんと25m、厚さは最大6メートル。主に12世紀~17世紀にかけて造られました。これはたしかに壁の中に巨人を埋め込んでかさ増ししたくなりますね(伝われ)。

港も一望できます。向かいの山のすぐ裏手はセルビア領です。独立を巡ってのクロアチア VS セルビアの内戦時はここドブロブニクも戦場となりました。

日も暮れてきてオレンジ色の屋根がより一層紅く輝きます。もちろん、今でも普通にお住まいの方もたくさん居られます。プライバシーには十分注意して散策。

ゆっくり写真を撮りながら歩いてたら気付けば2時間経ってました。

灼熱の城壁散歩を終えた後のジェラートは、炬燵で食べるみかんくらい美味しかった…。

城壁を降りたあとのメインストリート。午後8時ですがまだまだ明るいです。「てか、みんなどこに隠れてた!?」ってくらい人でごった返してきました。

旧市街に隣接する港では地元の子どもたちが魚釣りに夢中。しかも竿ではなく糸に針をつけた原始的なタックル(笑)。レストランで廃棄?になったイカをもらって餌にしてました。

(バチャバチャ)

「おお〜やるやん!」

(バッチーン)
そのまま糸をぶん回して釣れた魚を叩きつけて神経〆まで(笑)。カツオ一本釣り漁師ばりの手際の良さです。将来有望だ。


【DAY 3】

ドブロブニクの旧市街が一望できるスルジ山へ行くことに!

アクセス方法は3つ。ロープウェイ or 車 or 徒歩。節約マインドで行きはロープウェイ、帰りは自力下山することに。

赤丸が頂上

行きはロープウェイでよいよい。

上から眺める旧市街も素敵。

頂上の展望台からパシャ📸

山裏は広大な大地と山々が広がるセルビア領。

アドリア海に浮かぶ旧市街が一望できます

炎天下の中、約1時間かけて下山。歩いて降りる人はほとんどいないので(私たちだけ)、こんな絶景を独り占めできます。ただかなりしんどいので、夏シーズンは往復ロープウェイをおすすめします(笑)。


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魔女宅の世界に浸りにいきましょう。

著:Dr. クレヨン

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旅する医者|Dr. クレヨン🎨
応援ありがとうございます!サポートされたお金は旅の経験に使わせていただきます✨新参者ですが、より良い記事を執筆できるよう精進し、いつか恩返しをします。

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