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子育てはいつまで大変?

今週の振り返り(10/21〜)

さて、土曜日。1週間が終わりました。
今週は通常通りで外来7コマと、隔週で行っている経営MTG…と、クリニック業務もそこそこ盛り沢山。
プライベートでは小2末っ子が宿泊行事だったので(!)ここぞとばかりに北新地で久しぶりの友人との夕食。久しぶりすぎて雰囲気にドキドキしてしまいましたー(笑)。

新たな挑戦の領域は数年内の大学院を見据えての【TOEICの勉強】⭐︎
そして来春より新たにクリニックで導入する予定の【「ペアレントトレーニング」の見学、導入にあたって先生と面談】⭐︎⭐︎⭐︎
の二本でした!


子育ては「小さいうちが一番大変」、は、本当?

今クリニックでは女性医師4人、
非常勤の男性医師1人で外来を回してます。

もともと結婚してうちに来てくれた若い女医さんがメインで夕診を受け持ってくれていたのですが...
すぐに妊娠・出産となり、
今は産後復帰してみんな子育て中、、、で、、、まぁみんなそれぞれに大変な中、勤務してくれてます。


子どもの小さいうちは子育ては大変

ってよく言われることです。
それは簡単に想像できますよね?
そりゃそう。お世話に時間がかかります。

私自身も、子どもが小さい時は
「今さえ乗り切れば」楽になる!
「小学校に入れば」「中学になれば」「高校になれば」楽になる!
って思って
頑張ろうと自分を励ましていた…気がする。

でも、

あれ?おかしい。
いつになっても楽な「そのとき」は来ない…

むしろ今の方が大変なんじゃないっすか???

と、思ったのが最近。
(長女高校生、長男中学生、次女小学生の今)

そう、それが、現実だったんですよ!!!

今、上の子が高3になって、思うんですが。
その時期その時期での子育ての「旬」みたいなもんがあるって感じるんですよね、、、

子どもの年齢別!今更ですがやっとけばよかったことって?


ふと、やっぱり色々あるなー、っと、湧いてきたので、書き留めておこうと思います。

これからの子育ての女医ママさんの参考になることがあれば!

新生児&乳児期

これはやっぱり身体的なしんどさが一番で、授乳や夜泣きによる睡眠不足。
いつもどこか気が張ってる感じ。
保育園に行き出して急な病気に翻弄される時期。

  • 睡眠時間の確保。自分の身体優先。

  • 仕事を詰め込まずにペースダウンしておく。(そういうものと思っておく。)

  • 自分のペースで進めれることには着手しておく。(私の場合は、専門医と保育士資格。)

  • 子どもをサポートしてもらう「当たり前」を作っておく。パートナー。病児保育。実家など。

幼児期

授乳が終了し、保育園に通園し出して18時お迎えの時期は身体が楽になってくる。
お世話は手がかかるけれど、ある程度人にお願いすることもできる。
今の幼稚園、保育園は課外授業?などで、
英語や体操など、いろいろと経験させてくれるところも。
場所を選ぶこと、延長保育、シッターさんなど…お金で解決できることもある。
年齢的にもまだまだパワーがある時期なので勢いで乗り切れる?!

  • 保育園選び。習い事に行かせずに完結できるところも視野に。

  • 延長保育やシッターさんにお願いできる体制作り。

  • しっかり仕事に戻るならこの時期を逃さない。(私の場合は夫との開業。)


学童期(小学生)

ココ、実は本当にややこしい!
8時前から18時までお任せコースではなくなり、それぞれの好みに合わせた習い事も始まることが多い。
高学年になれば中学受験をする場合、塾送迎、
場合によっては宿題のサポート。塾弁作り。
(中学受験はどれだけ関わっていくかにより、両親負担に幅アリ。)
友人関係にアンテナを張りつつ、母自身も子どものコミュニティに少しは関わっていた方がいい場合もある。
本当に気持ち的にも時間が取られる。
兄弟がいる場合、予定がパズルのように…特に長期休みは連日テトリス。

  • 受験まで見据えてパートナーと話し合っておく。

  • 同じような環境の友人と助け合う。(参観の時に親代わりで声かけてもらったり。本当にお世話になった。)

  • 塾や習い事は送迎など無理ない範囲で。

  • 子どもに両親の仕事を見せて、理解をしてもらう。(私の場合上の子たちは職場のスタッフに育ててもらったも同然。)

  • 「我が家の方針」について普段から子どもに話をしておく。これはできない、など。(友達の話を聞いて、自分も○○行きたい、などと言い出すことが多い。友人同士遊びに行ける家ではないことを説明、他の場所で子どもが楽しめたり、自分の居場所と感じれるように工夫。)

  • 自分で何でもさせる。自分の予定も把握させる。

学童期(中高生)

晴れて中学に入り、少し楽になる!か、と思いきや、、、
意外に大変なこの時期。

思春期に入っての人間関係はややこしい。
女子は友人の間のグループ問題やら、大学受験前のいろんな悩み…
気持ちのアップダウンもあるし、
身体の変化に心がついていかないのか…
まぁまぁ大変そうなときもあり。

ラインの使い方?クラブのこと?
学校からの連絡にドキっとしたり。
懇談を前にどよーーーんとしたり。
ホントいろんなことがあります。

ワーママ視点で一番大変なのは
子どもとのコミュニケーションの時間を確保すること。
夕方帰ってきて、食事どきはポイント。
どんな顔で帰ってくるのか?

子どもたちは大抵パパではなくママに話をしたがる。
意外に中高生になっても話し相手に取り合われる幸せでもあるけれどね。

そして、とにかく「食べさせる」こと、
男子は底なしの胃を満たす、栄養のそこそこあるものを食べさせる工夫が
これまた意外に大変なのです。

あと、余談…..40代になる身体に来ます。
睡眠不足が無理になるかも?!

うちの子は6時過ぎに家を出るので、2人分のお弁当をそれまでに作らねば…なので、超大変。←イマココだからね。

  • 毎日短時間でも一対一で話す時間を取る。小さな変化を見逃さない。

  • 細かにコミュニケーションを取る。(決してシツコく、毎回濃くなくても良い)

  • 体調管理の声がけ。食事管理。

  • 生活リズム、スマホやゲームとの付き合い方、性教育、対人関係等の関わり重要←ココは小児科医的にも一番気になるポイント!

結局のところ、子育てはいつまで大変?

結論。どの時期もそれなりに大変….なことに、変わりはありません!
独立してしっかりと働き出すまでは色々と大変なことも出てくるかもしれません。
ってまだ未経験の領域ですが….

子育て4訓

経験してみて、小学校入学、中学校入学を境に大きく3段階に分かれる気がします。
子育て4訓。インディアンの言葉として有名なこれに沿っている感じかな。

乳児はしっかり、肌を離すな
幼児は肌を離せ、手を離すな
少年は手を離せ、目を離すな
青年は目を離せ、心を離すな


何より、パートナーと一緒に!

私の若いときは実家が遠かったし、バリバリ昭和な両親に育った時代なので?
夫は仕事メイン、私は育児メインという価値観が当たり前だったんですが

最近は受診もパパが連れてこられることも多く、
子育ても仕事もパパママ同様に!というご夫婦が増えてきた印象です。

ただ、勤務医として働くママさんと
病児保育や診察で関わる機会もあるんですが、

医師夫婦の場合はまだまだ女性側に負担がかかってそう。。。

これからの女医ママさんたち、
子育ても仕事も!という思いがあるのならば、最初が肝心

子どもが小さい時期を過ぎれは楽になるというわけではないのでね。

  1. 頼れるところにお願いする!
    何でも自分でやろうとしない。できないことを前提にお願いする。

  2. お金で解決すること(シッターさんや、家事代行サービス)を自分に許可する!
    今まで自分で問題解決してきた人にとっては結構ブロックになってるかも…

  3. 子育てはパートナーと一緒にやるスタンスを貫く!
    参観に行ってもらう、とか、
    勉強のサポートはお願いする、とか、ね。
    子育て、教育の話も….
    できれば結婚のときから、価値観は確認しておいた方が良いかもしれない。(なかなかできないかもだけど。。。)

そうそう...私も夫の実家は、専業主婦ばかりで。
<仕事をさせてもらって良いね>って考え方でした。
(1人だけ働く妻で、アウェイ感。今でこそ認めてもらってるけれども、若いときはちょっとしんどかったなー)
ここを変えていくのは大変だけれどもパートナーへの働きかけは
「私が覚悟を持つことができていたら」
もっとできたのかもしれない。


覚悟を持つこと

と、ここまで書いて、
女性も、「私でもできる」と思えるかどうか?
仕事も育児も欲張りでもいい。
できる!って思えるかどうか。

できる!って思える

やろうとすることができる

実際にできる

この辺ができるのかどうか?
若い時の自分を思い出しても、
こういうところが女性の弱さでもあるのかもしれない、と、思う。

長くなりましたが….

何よりもまずは、
大丈夫!あなたにもできるよ!ってエールを送りたいと思います。

そして、
いろんな意味でやっぱり子育てはパートナーとの協力が重要!


振り返りかねてざっくりと記事にしてみました!
これから子育ても仕事も、というママさんたちの何かの参考になれば嬉しいー。

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