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30代夫婦、家を買う。 〜最終話〜

その1から書いてきて、今回で最終話になります。

今回は最終的に自宅を買った時の流れと、失敗談をお伝えできればと思います!




1. 後に購入することとなる物件が見つかった


物件の情報は以前にも書いたように、ニフティ不動産のアプリで確認していました。ずっと張り付いているわけではもちろんないですが、毎日欠かさず物件情報はチェックするようにしていました。また新築も含めて、何軒か妻と内覧にはいっておりました。

そんなある日、4300万円くらいの新しい中古戸建物件が2件出てきました!
築年数はどちらも15年くらいだったのでやや上限に近いですが、金額は許容範囲内です。

さっそく内見の申し込みをして、2件ハシゴで妻と確認をしに行くことにしました。
① 午前中は現在、お住まいの方がいるお家
② 午後はフルリフォーム後のお家
でした。

前情報としての物件の写真は

①は現在人が住んでいることから、住んだ時の想像はつきやすいですが少し汚れているように見えてしまう部分があった(それはもちろん当然ですが)
②は内見の申し込みをした段階でリフォームが完了しておらず、写真はなく想像があまりつかない状態

といった形でした。


そして迎えた内見の当日。

①の物件
妻は見学を終えて、やや微妙そうな顔をしていました。
立地は良かったのですが、確かに私も実際に物件に入ってみて、思ったよりも狭い住宅だという印象を持ちました。

シンプルに言えば、自宅にする決め手にはかけてしまう印象を持ちました。

②の物件
物件はリフォームをされていたので、築年数が経っているとはいえ、非常に綺麗でした。本当かどうか分かりませんが、私たちがリフォーム後に足を踏み入れた第一号とのことです。
妻も思った以上に好印象のようでした。

駐車場が狭い(停めたあと、両方のドアは開けられない)ことがネックでしたが、まぁそのくらいは最悪何とかなります。


結局、

②の物件は購入を本気で考えても良いのではないか

と妻と話し合い、不動産会社ともそのようなやりとりをし始めました。


2. 購入することを決めた理由


実を言うと物件を内見に行ってから、買い付けを入れるまでの時間は1週間も経っていません。
内見後の週明けに妻と数日話し合い、買う方向で決定をしてしましました。

次の土日には内見が数件入っていたようなので、数ヶ月探して1件しか良い物件に巡り会えていないのであれば(賃貸併用住宅はイレギュラーなので別として)、「もう期待値的にこの物件にしてしまおう」と思い即決しました。

購入した理由という見出しを立てましたが、今までの記事を読んでくださった方はご存知の通り、私たちの中で条件はある程度明確になっていました。

地域や金額、築年数、資産性などは住所や数字でしっかりと決めており、合致するかしないかということはカットオフがありました。

もちろん最後はフィーリングなのですが、やはり夫婦で足を運んで擦り合わせを行った上で、事前に条件を決めておくと決断は早くなりますし、大きな後悔はなくなると思います。


追加で書くとすれば、中古物件については

・インスペクションを入れるかどうか
・瑕疵担保責任をどう考えるか

ということは迷う点です。

その点において、この物件はインスペクションがされており、情報がありました。
またリフォームした会社(不動産会社)が売主であり、瑕疵担保が2年はつくことになっていました。

実を言うと瑕疵担保については契約書には明文化されていなかったので、知らなかったら有耶無耶にされていた可能性はあります。笑
なんなら始めはつきませんとか訳の分からないことを言われました。

問い詰めたところ、リフォームした範囲に応じてではありますが、大切な部分は2年間の瑕疵担保責任がつくことをしっかり確認しています。
付かないなら信用出来ないので買わないとはっきり言い切りました。


3. 事前にやっておいた方が良かったこと


あたかも万事上手くいっていたかのように述べていますが、もちろん「こうしておけば良かった」と言うことも多いです。

そのうちの筆頭が、''住宅ローンの選定''です。

購入の決定までも早かったのですが、値引きをしたこともあり、引き渡しまでも非常に時間がなかったです(内見から1ヶ月半弱)。

ローンで選ぶこととしては
① 変動or固定金利にするか
② ローンの割合(フルローンにするか、家族から援助を受けるか、ペアローンを選択するか)
③ どの銀行にするか
の大きく3点です。

結論から言えば、我々は「変動金利のフル/ペアローンでネット銀行から借りる」選択をしました。

始めの2つの理由はそれぞれ比較的シンプルでした。

① 変動or固定
多くの人は変動金利で買っているから、急に金利が上がったら生活が立ち行かなくなる人が増え、政府などからなんらかの介入が入るだろうという打算(医学部的な皆んなが選ぶ方を選ぶという発想)がありました。
また途中で売ることになる可能性が十分あったので、仮に金利がこの後上がっていったとしても、始めに金利が低い期間が続く方を重視しました。https://www.jhf.go.jp/files/400366409.pdf (住宅ローン利用者の実態調査)

②ローンの割合
私の実家はそんなに太い家ではありません…
逆に何を買おうとも口を出さずに自由にさせてくれていますが、そもそも実家から支援を受ける選択肢がありませんでした笑 受けられる人は課税されないので、お金を贈与してもらった方がお得だと思います!

割合については低金利で借りるのであれば、借りれるだけ借りるというフルローン一択です。結局、マイホーム購入時で持ち出しは本当に0でした(前金で一時的な振込はありましたが返ってきましたし、手数料などもローンに含めました)。

ペアローンにするかは出産などで妻が働けなくなった場合に控除がどうかという悩みはありました。しかし我々は購入時点で共働きだったので、とりあえず今の最善にしようということでペアローンを選択しています。
まぁお金の部分だけでない考え方がペアローンにはあると思うので、難しいところはありますが、敢えてシンプルに考えてそうしました。


迷ったというか、困ったのは③の銀行選びでした。

期間が短すぎたため、住宅ローンの条件を決めるための仮審査→本審査→金銭消費貸借契約の時間が十分になかったのです。
当直表がもう既に出ていたため、新たに平日休みも取得しづらく(出向中で新しい職場だった)、時間がかかるメガバンクの審査は物理的に不可能な状況となってしまいました。

これはこのまま進めて良いものか少し迷いましたね。
落ちることは頭になかったのですが、結果的にネットバンクで最終決定するとしてもネットバンクvs地銀vsメガバンクで比較したかったです。
銀行によって、団信の内容も結構異なります。

不動産会社を通して物件を選定していく過程で、色々な銀行で事前審査などをしておくべきであったなと深く反省しました。
これから購入される方は是非反面教師にしてください。


4. まとめ

ここに書いていないような困ったこともありつつ(引き渡し日の前々日まで海外旅行、引き渡し日当日の引っ越し強行など)、結果的になんとか無事に購入/引っ越しは完了しました。

購入してから約1年が経ちましたが、非常に満足しています。
(たまにニフティ不動産を開きますが、自宅より好条件の物件は結局出ておらず、購入の判断は正解であったなと思っています)

マイホーム、賃貸の論争などもあると思いますが、マイホームの良さは確実にあるので、これからも家族で楽しんでいきたいと思います。

それでは長くなりましたが、お付き合い頂き、ありがとうございました!
逆にプライベートでは普段話さないような、がっつりお金やスタイルなどが絡んだ内容を書くことができて、個人的には満足です。

皆さんはどんな住宅にお住まいでしょうか?
良ければ皆さんのマイホーム購入までの道のりも知りたいので、ぜひ記事に書いて共有して欲しいです!

お読み頂き、ありがとうございました!

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Dr.ラクダ@資産形成にも勤しむ専門医
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