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『原資抜きを科学する‼️』 マルチバガー達成! どこで原資抜く? その後のパフォーマンスと戦略と考察
まずお決まりの『投資は自己責任で‼️』投資行動の変容について一切の責任は持ちません。
初ノートです!めっちゃ見づらいと思いますがご容赦下さい‼️
皆さんが考えるキッカケになってくれたら幸いです。
さっそく始めます。
「原資抜き」で検索すると、
「損する確率がゼロになる!」
「狼狽売りが減る」とか出てきます。
もう少し考える余地があるのでは?
そこで原資抜きの『意義』・『効果的』な原資抜きなどについて具体的な数字を交えて考察してみました。
⚠️⚠️⚠️ 何度も十分に確認を繰り返し作成しましたが、計算内容を保証することはできないです。 ないとは思いますが、もし万が一、絶対間違ってるって確信のある超頭の良い方いたらこっそり教えて下さい 確認できれば訂正します。
目次 1️⃣〜4️⃣
1️⃣2バガー達成にて原資抜きを行い、その後残り株が3バガー・4バガー・5バガー達成した時にそれぞれ全売却。総資産はそれぞれ何倍になった? 又、原資抜かずに売却した場合と比較。
2️⃣3バガー達成にて原資抜きを行い、その後4バガー5バガー達成時に全売却。総資産はそれぞれ何倍になった?又、原資抜かずに売却した場合との比較。
3️⃣考察 🚀🚀🚀肝なのでできれば読んで頂けると幸いです🙇(なぜなら、これから示す結果は投資行動を🚨🚨🚨ミスリードする恐れがあるので)
4️⃣オマケ 計算方法具体例(割とどうでもいい) 筆者の戦略(クッソどうでもいい)
とりあえず1️⃣〜3️⃣まで読んで頂ければ本望です😁
ではいきます。
・「原資抜き 」とは投資の初期費用を完全回収かすることとする(税金を引いた上で完全回収するということ)
・利益にかかる税金は簡易的に20%とする
・ややこしいので為替含む手数料は計算には含まない
さて、いきなり結果から行きます❗️
1️⃣CASE1
持株株価が2バガー(+100%)した時に原資抜きをして、その後、
① 3バガーで残りを全売却した場合
→💎 資産は2.15倍になりました
原資抜きしてなかった場合→💎2.6倍
②4バガーで残りを全売却した場合
→💎 資産は2.51倍になりました
原資抜きしてなかった場合→💎3.4倍
③5バガーで残りを全売却した場合
→💎資産は2.86倍になりました
原資抜きしてなかった場合→💎4.2倍
5バガーでも2.86倍かぁ・・
2️⃣CASE2
持株が3バガー(+200%)になった時に原資抜きをして、 その後、
①4バガーで残り全売却した場合
→💎資産は3.09倍になりました
原資抜きなしの場合→💎3.4倍
②5バガーで残り全売却した場合
→💎資産は3.58倍になりました
原資抜きなしの場合 →💎4.2倍
まあまあかな。
逆のまとめ方で比較すると、
◉4バガー達成時資産
2バガー原資抜き VS 3バガー原資抜き VS抜かず
2.51倍 VS 3.09倍 VS 3.4倍
◉5バガー達成時資産
2バガー原資抜き VS 3バガー原資抜き VS抜かず
2.86倍 VS 3.58倍 VS 4.2倍
どうですか?
これはつまり原資抜きをしたが、その後どんどん上がってしまった場合の取りこぼしのリスクを比較し可視化したようなものです。
3️⃣🚀🚀🚀戦略・考察
各パフォーマンスを眺めてまず思った感想は2バガーでの原資抜きは、
その後5バガーしてもなおトータルパフォーマンスが2.86倍となんて夢がないんだと思いました。
4.2倍→2.86倍の差で失う1.34倍は保険料としてはちょっと高いと感じたわけです。
ただこの感想は個人個人の問題です。
「原資抜き」の考察としてよく出てくるのは冒頭にも書いたような
「損失のリスクがゼロになる」
「だから残り株をとことん放置できる」
と言った類いのロジックです。
実際他人の原資抜きを眺めていて一つ疑問に思ったことがありました。
✅それはその人達にとって原資抜きが何を目的としているのかです。
①損失の可能性をゼロにするための保険?
②それともただの55.5%の部分利確?
①目的の場合の注意点は原資抜きで戻った費用をすぐに他に投資してしまうと矛盾が発生します。損失を出す可能性が発生するからです。
✅損失を確実に防ぐ方法は「戻った費用をそのままキャッシュで保有し続ける」ことです。
②の場合注意すべきことは原資抜きしようとしているその株は既にマルチバガーを達成しており大きな『大きな複利が発生している状態』です。
つまりわざわざその複利を捨て、複利の効かない初めから新たな銘柄でやり直すということです。
✅税金も取られますし、乗り換え先がよほどのパフォーマンスでないと割に合いません。
もしくは原資を抜く銘柄のパフォーマンスが著しく落ちてる時が乗り換えるのに合理的と言えるでしょう。
この辺を意識せずになんとなく売ってその資金で売買をしていると、
上手く回転させているつもりが、
知らず知らずにポートフォリオのパフォーマンスを落とすリスクがあります。
原資抜きに関わらず「無駄な利確と売買」はパフォーマンスを下げるといったアドバイスはこういった理屈からきています。
売買をしなかった場合とガチホした場合をしっかり比較していないと気づきづらいのです。 サイレントキラーです。
では逆に原資抜きが高いパフォーマンスを発揮する場面は?
シンプルに原資抜き後に暴落するような場面です。
ディフェンス面は単純に初期投資費用以上の価値を守れることです。
オフェンス面はマルチバガーから、
なお買値以下まで下がるような暴落時に
「買い戻し」や「乗り換え」などの選択肢が取れるのは非常に強力です。
2バガーで原資抜くと44%の株が残るわけです。
例えば、原資を抜いた後に買値まで暴落してしまったような時に、抜いた原資でまた買い戻すだけで本来の1.44倍の株数にできるわけです。
はたまた、そこで違う暴落銘柄に乗り換えることもできます。
「暴落する前提ならば」攻守にバランスが取れた非常に強力な投資法です。
まあこれは原資抜きだけでなく、
普通の利確や損切りにも言えることなんですけどね。
それらは下がってこそ輝くのです。
ただし、
強力な選択肢になると言いましたが
それはあくまで抜いた原資を『正しい使い方』ができればの話です。
ダメな使い方をすれば逆にデメリットになるでしょう。
そして原資抜きや部分利確の話をするには長期ガチホの話を避けて通れません。
対して長期ガチホの利点のひとつは良くも悪くも選択しなくていいことです。
そして数字でお示しの通り複利の大きさです。
ただ右肩上がりを信じ、複利の数学的暴力に身を委ねます。
🇺🇸米国株式市場は100年以上の歴史において右肩上がりであり、
いかなる暴落も調整も飲み込んで来たという実績があります。
その事実を重視するのであれば『時間』さえ長く取れるのであれば、Buy & Holdは最強の投資法の一角なのは言わずもがなです。
そして最強のウラ番長の『スウィングトレード』がありますが選ばれ者しかできないのでここでは省略します。
結局のところどちらのパフォーマンスが上回るかは大部分が相場と自分のスキル次第だと思います。
いかにせよバブルの今はまさに原資抜きやガチホについてシミュレーションして実行するには絶好の機会だと思いますね。
これを踏まえ僕自身の戦略については目次に書いた通り4️⃣オマケに書いてありますもし興味があれば見てみてください。
本ノートが皆様の投資の思考の1スパイスになれれば幸いです。
以上です。長文読んで頂きありがとうございました😊ほんとにありがとうございました!
3️⃣実際の計算方法 オマケ
まず、大変申し訳ないのですが、チェックさせて下さい (自信のある方飛ばして結構です)
ある持株が4バガー(+300%)したとして利確したとします。
20%税引き後、初期費用の何倍になりましたか?(ややこしいので手数量は無視)
✅答えは3.4倍です 式 1+(3✖️0.8)です
🙅♂️間違いやすい誤り 4✖️0.8=3.2倍ではありません 🚨🚨🚨 税金ははみ出た利益のみにかかるからです。この先の計算間違えや混乱はほぼこれになります。
🚨以下で使う重要公式 購入株価=P 株数=S 原資抜きに必要な株数=X
①2バガー時に抜く場合 X=S/1.8 (持株約55.5%売却)
②3バガー時に抜く場合 X=S/2.6 (持株約38.4%売却)
③4バガー時に抜く場合 X=S/3.4 (持株約29.4%売却)
全てを書くことは労力の無駄なので、
ここでは応用性の高い1ケースのみ具体例紹介させて下さい
✴️取得単価10$ 3978株(初期費用39780$) 3バガー(+200%)達成時(株価30$)に原資抜きを行い、その後4バガーで残りを全売却した場合の資産変動。
3バガー売却時 原資抜きに必要な株数X株は、 10X +{ (30-10)X ✖️(1-0.2)}=39780(初期費用)
10X+16X=39780
これが公式のX=株数/2.6 の詳細な計算方法です
この場合X=1530株 原資抜き後の残り株数は2448株となります。
それを5バガー時に全売却
10✖️2448 +(50-10)✖️2448✖️(1-0.2)
=24480+78336=102816$
これに先程原資抜きの39780$を足して、
142596$が全売却後の総資産となります。
初期資産の3.58倍となりました。
ちなみに原資抜かず5バガー全売却の場合は
10✖️3978 +(50-10)✖️3978✖️(1-0.2)
=39780+127296=167076$で
開始資産の4.2倍となります。
最後オマケ
筆者の現時点での戦略についても示します。
僕の方針はまずはこの有り難きバブル相場を乗れる限り乗る。
降りるにしても全降りはしない。
持株を①〜④に分けます。
①ハンソロで手を付けず銘柄
②短期撤退銘柄 ③長期保有銘柄A(何もせず) ④長期保有銘柄B(原資抜き)
☆☆☆原資抜きした資金の使い方
※ハンソロとは・・言わば冷凍してしまっておきいつか取り出して解凍するような放置投資のことです⬇️
②危ないと感じたら撤退
③自分の中でのグロースに位置付けないRPRXのような銘柄をここに置こうと思います
④コロナ相場において大きく跳ねたものほど下げもキツいと読んでいるのでそれに従い割り振ろうと考えています
将来のパフォーマンスも重視し、
なるべく3バガー以上で原資抜こうと僕は考えてます。
つまり僕はガチホと部分利確のミックスでいこうと考えています。
☆☆☆原資抜きの戻った資金についての考え。
相場の急落への保険として原資抜きをした場合は素直に暴落まで寝かせることが一番効果的かなと僕は考えました。
理由はもし暴落の備えとして原資を抜いたのなら、それで他の株を買ってしまっては矛盾するからです。
でも実際は手元に資金が戻ればノリノリで再投資してそうな自分がいそうな気がしますが、もしそうなっていたとしたら本望ではありません。