手術後のお休みの目安・過ごし方(①小陰唇縮小術,副皮除去術の場合)
よくあるお客様からの質問に
『お仕事どれくらい休めば良いですか?』があります。
手術の侵襲範囲やお客様の痛みの感じ方など
様々な要因による個人差もございますが
目安となる、私の推奨をお話させて頂きます。
①小陰唇縮小術,副皮除去術の場合
手術当日は手術以外の予定は入れないようにしましょう。
手術が終わり、クリニックを出たらお家に帰って安静にしましょう。
帰り道は走ったりしないようにしましょう、階段は極力使わずエスカレーターかエレベーターを使用しましょう。
お家では寝るよりも座ってる方が創部を圧迫止血できて良いです。
座ってると圧迫されて辛いこともありますが、円座クッションがあると少し楽みたいです。
翌日もできればお仕事はお休みしましょう。
次の日から仕事に行かれる方もいらっしゃいますが、お勧めはしません。
翌日はまだ痛みと出血がしっかりあってもおかしくないですし、安静にしていた方が安全です。
翌日お仕事を頑張っている時に、万が一痛みが増してきて出血も増えてきたら
すごく心配になると思いますので、敢えて危険なことはしない方がいいと思います。
したがいまして、私の推奨は最低2日間のお休みを取ることです。
もちろん翌々日から痛みがゼロになるわけではありませんので、もっと長くお休みが取れる方はその方がより安全だとは思います。
殆どのお客様が大体、最低2日間のお休みを取得して手術に臨んでくださっております。
秘密兵器としては、長時間麻酔のエクスパレルという注射もございます。
48時間~72時間(個人差)痛みを緩和してくれる麻酔になりますので、エクスパレルを注射した方にはこんなにダウンタイムが楽だとは思わなかったと言われることが多いです。
エクスパレルを注射した方は翌日から仕事に行かれる方が多いですが、傷のことを考えたら推奨はできません。
ただ仕事をお休みできない方などもいらっしゃるので、その点はお客様の判断にお任せしております。
エクスパレルを注射しないでも、翌日から仕事に行き余裕だった・大丈夫だったというような強靭な方もいらっしゃいますが
その方が大丈夫でも、みんなが大丈夫なわけではありませんので、他人は他人、自分は自分のお考えを推奨します。
基本的には思ったより大丈夫だったと言われることの方が多いですが、
それは個人差になりますので
デリケートで敏感で血流が良いところをしっかり切る手術なので油断は禁物です。
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