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<3章>R2年度登録販売者試験解答解説<問43>


みなさま、試験お疲れ様でした。

最新の令和2年度の試験問題を解いてみました。

各章の感想と気になる問題をピックアップして、解説していきます!


【東北ブロック】

<3章> 問43


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<解答解説>

答え 3


1 ×【桂枝茯苓丸】比較的体力があり、ときに下腹部痛、肩こり、頭重、めまい、のぼせて足冷えなどを訴えるものの、月経不順、月経異常、月経痛、更年期障害、血の道症、肩こり、めまい、頭重、打ち身(打撲症)、しもやけ、しみ、湿疹・皮膚炎、にきびに適すとされる。

2 ×【柴胡桂枝乾姜湯】体力中等度以下で、冷え症、貧血気味、神経過敏で、動悸、息切れ、ときにねあせ、頭部の発汗、口の渇きがあるものの更年期障害、血の道症、不眠症、神経症、動悸、息切れ、かぜの後期の症状、気管支炎に適すとされる。、息切れ、かぜの後期の症状、気管支炎に適すとされる。

3 ○ 記述のとおりです

4 ×【四物湯】体力虚弱で、冷え症で皮膚が乾燥、色つやの悪い体質で胃腸障害のないものの月経不順、月経異常、更年期障害、血の道症、冷え症、しもやけ、しみ、貧血、産後あるいは流産後の疲労回復に適すとされる

5 ×【当帰芍薬散】体力虚弱で、冷え症で貧血の傾向があり疲労しやすく、ときに下腹部痛、頭重、めまい、肩こり、耳鳴り、動悸などを訴えるものの月経不順、月経異常、月経痛、更年期障害、産前産後あるいは流産による障害(貧血、疲労倦怠、めまい、むくみ)、めまい・立ちくらみ、頭重、肩こり、腰痛、足腰の冷え症、しもやけ、むくみ、しみ、耳鳴り、低血圧に適すとされる


婦人薬において漢方処方製剤の出題はよくありますね。

しかし、結局すべてを覚えきれないという方も多いのではないでしょうか。


ざっくり覚えてみましょう!


桂枝茯苓丸=比較的体力があり

柴胡桂枝乾姜湯=ねあせ、かぜの後期、気管支炎

温清飲=かさかさ

四物湯=体力虚弱、流産後の疲労回復

当帰芍薬散=体力虚弱、流産による障害


四物湯と当帰芍薬散は少し似ていますが、当帰芍薬散のほうがたくさんの症状に該当する、くらいに覚えておくと、わりと簡単に覚えられるかもしれませんね!

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