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<3章>R2年度登録販売者試験解答解説<問72>

みなさま、試験お疲れ様でした。

最新の令和2年度の試験問題を解いてみました。

各章の感想と気になる問題をピックアップして、解説していきます!



【首都圏ブロック】

<3章>問72


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<解答解説>

答え 2


a × 瀉下薬⇒止瀉薬

b × 舌⇒胆汁

c 〇 記述の通りです

d × 安中散の説明です

【平胃散】体力中等度以上で、胃がもたれて消化が悪く、ときに吐きけ、食後に腹が鳴って下痢の傾向のある人における食べすぎによる胃のもたれ、急・慢性胃炎、消化不良、食欲不振に適すとされる。急性胃炎に用いる場合には、漫然と長期の使用は避け、5~6回使用しても症状の改善がみられないときは、いったん使用を中止して専門家に相談がなされるなどの対応が必要である。


bのユウタンに関する問題は、ちょっとおもしろいですね。

ユウタンだから「舌(タン)」ということでしょうか・・?

初めてみる問題でした。


dの安中散、平胃散、六君子湯、人参湯はよく入れ替えて出されますね。

人参湯:体力虚弱

安中散:体力中等度以下

六君子湯:体力中等度以下

平胃散:体力中等度以上

これだけ覚えておくのでも見分けがつきやすくなるかもしれません。

加えて、安中散は体力中等度以下、かつ、「腹部筋肉」という独特のワードが出てきます(手引きでは安中散の説明にしか使われません)。


生薬・漢方は捨てがちですが、これからはしっかり押さえていく必要がありそうですね。

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