【関西広域連合】登録販売者試験解答解説問13【1章】
令和3年度登録販売者試験を受験されたみなさま、お疲れさまでした。
今回は、関西広域連合で行われた問題の解答解説をしていきたいと思います。
受験された方、これから受験される方々の参考になれば幸いです。
それでは見てみましょう!
問13 プラセボ効果に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a 医薬品を使用したときにもたらされる反応や変化には、薬理作用によるもののほか、プラセボ効果によるものも含まれている。
b プラセボ効果の発現には、医薬品を使用したこと自体による楽観的な結果への期待(暗示効果)は関与していないと考えられている。
c プラセボ効果は、不確実ではあるが、望ましい反応や効果をもたらすことがあるため、それを目的とした医薬品の使用が推奨される。
d プラセボ効果は、主観的な変化のみで、客観的に測定可能な変化として現れることはない。
1 正 正 誤 誤
2 誤 正 正 誤
3 誤 誤 正 正
4 誤 誤 誤 正
5 正 誤 誤 誤
【答え 5】
a ○
b × 楽観的な結果への期待は関与しています
c × プラセボ効果を目的とした医薬品の使用はやめましょう
d × 客観的に測定可能な変化として現れることもあります
いかがでしたか?
プラセボ効果に関する問題でした。
調子の悪いときに医薬品を使用すると、それだけで「薬を飲んだから大丈夫」と楽観的な期待をしたりしますよね。
しかし、プラセボを目的とした使用はNGです。
いつも飲んでいて効くからこれ飲んでおこう、ではなく、適切な医薬品を選択したり、場合によっては医療機関を受診するなど対応が必要となります。
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