誰もおしえてくれなかった真実の歯ブラシ選び
歯周病は全身病です。
ありとあらゆる病気や不定愁訴を治す為には、まずは歯周病を治す事が最優先最重要事項なことはご存知でしょうか?
実のところ、お口の中の細菌が、嚥下(飲み込む事)や血液を経由し全身へと流れ、疾患を引き起こしているのです。
そしてその諸悪の根源の歯周病を治す為には、適切な歯ブラシ選びが必須となります。
よく皆さまから聞かれるのは、
「電動歯ブラシは良いですか?」という質問ですが、電動歯ブラシは何をやっているかと言いますと、ただただ歯の表面を削り磨きしているだけで、歯と歯茎の境に出来ている歯周病菌の温床部分は手付かずで放置してしまっている状態なので、どんどん歯周ポケットが形成されていきます。
その為、Dr369の「真実の歯ブラシメソッド」を実践し、歯周病を治し、全身の健康を取り戻す為には、「真実の歯ブラシ選び」がとても重要になってきます。
「真実の歯ブラシメソッド」とは、歯周ポケットにしっかりとアクセスできる歯ブラシを使い、
決してゴシゴシ擦らず、ツンツン差し込み、徹底的に歯周病を治すテクニックです。
今回はこのテクニックを最大限に発揮できる歯ブラシ選びのポイントについてお教えしていきますね。
歯周ポケットにしっかりとアプローチする為には、一本一本の毛先が先細りの歯ブラシである事が必須です。
でもそれだけではまだ不十分でして、一般的な歯ブラシでは、毛束が密集しすぎている為、細菌の温床になっている深い歯周ポケットまでは全く届いておらず、毛先が届かないどころか、その手前の歯の付け根の部分をひたすら削り磨きをし続けているだけで、効果的な歯ブラシコントロールが出来ているとは全くもって言えない状態です。
まとめると、理想的な歯ブラシは、
毛先が細く、束と束の間に隙間があるタイプです。
このタイプですと、深いポケットまでしっかりと届き、病的な歯周ポケットも改善しやすいです。
SNSでは、魔法のような歯ブラシを謳う新製品が次から次へと誕生していますが、残念ながら実際には歯周ポケットにアクセスできる形状ではないことが多いです…。
本当に正しい歯磨きを極める為には、歯ブラシの形で大きく左右されてしまいます。
最後に、私が実際に患者さんの歯周病を治していく為に使用しているおすすめの歯ブラシをご紹介していきたいと思います。
DENT.EX システマ 歯ブラシ
この歯ブラシは、歯周ポケットにしっかりとアクセスできる設計となっており、実際に多くの患者さんの歯周病、全身病が改善しています。
「真実の歯ブラシメソッド」を本気で実践すると、あっという間に毛先がへたってきます。毛先がへたると、歯周ポケットにしっかりアクセスできなくなる為、毛先がへたったタイミングが、歯ブラシを交換する目安となります。
これからも皆さまの健康と美容をサポートできる真実の情報を発信していきたいと思います。