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プペル歌舞伎がオンライン配信されたよ。注目は海老蔵が息子娘を見る視線かな!

先月話題になりましたが、市川海老蔵が新作歌舞伎天明の護美人間プペルを新橋演舞場でやっていたのを知っていますか?

実は歌舞伎を現場に見に行ってたんですよね。歌舞伎は前から興味あったものの、見に行く機会がないままで、話題の歌舞伎でこれはチャンスと見に行ってきました!

入ってすぐのところ
開演前の写真

内容は、ところどころ歌舞伎様式のところがあって多少理解はできなかったものの、ストーリー自体は大体知っているので十分楽しめました。

市川海老蔵もかっこよかった!歌舞伎の場合は主演の役者さんが何役もやるは当たり前らしく、海老蔵は4役。主人公はもちろんのこと、敵役の田沼意次まで演じていました。

演技なのか、衣装の影響なのか、分かりませんが、演じる役によって体の大きさまで変わって見えるから不思議です。声まで違っていて、はじめは遠くから見ていたので違う役者なんだと思ってました。

というわけで、なかなか楽しめたんですが、一つだけ不満がありました。一つだけとはいえ、これが一番大きいかもしれません。

席が3階席の2列目だったんですね。3階席ってよく見えると思うじゃないですか。見る前はそう思ってました。でも、そうじゃなかったんです。

舞台はよく見えたんです。が、歌舞伎には花道があって、花道が全然見えなかったんです。

歌舞伎の舞台の図

花道についてイメージ図書いてみましたので参考にしてください。花道で結構重要な演技してたんですが、全然見えませんでした。最初も花道から始まるんだけど、声は聞こえるものの見えなかったし、クライマックスでは海老蔵の八艘飛びが演じられてたみたいなんですが、全然見えなかったんです。

あー、あのシーンを見たいよと思ってたんですが、なんと今回オンライン配信が開始されたんです。早速購入してみました。

ちなみに、堀越勸玄くんの回とぼたんちゃんの回と両方セットの3パターン売り出されてみますが、両方セットがお得です。

見てみたんですが、3階席からでは見れなかった花道の演技もバッチリ見ることができましたし、客席からよく見えなかった表情までバッチリ見ることができます。

ちなみに、海老蔵が娘や息子を見るときの顔はまさしく父親の顔でした。同じ子を持つ親としてちょっとウルッときましたね。

満足です。

ちなみに、歌舞伎の舞台の方は知っている方もいるかもしれませんが、千秋楽の前日と千秋楽の二日間が関係者から新型コロナの感染者が出たことから中止になってしまいました。

ぼたんちゃんと勸玄くんの二人は最後に演じることができずに泣いてしまったそうです。そりゃそうですよね。一生懸命演じてきたものが、最後まで走りきれないわけですから。

気持ちめっちゃわかります。ぜひ皆さんも見てあげてください。

あと、今回脚本を書いた西野さんが開園が中止になった舞台の上に立ってストーリーを喋るというのもやってます。こちらもなかなか楽しいのでオススメです。

損はしないと思うので、ぜひ見てくださいね!

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