現役最後のプレイが圧巻!「マイケル・ジョーダン ラスト・ダンス」
今回はネットフリックス動画「マイケル・ジョーダン ラストダンス」です。
素晴らしいドキュメンタリー
ネットフリックスドキュメンタリーはどれも秀逸なんですが、この動画はその中でも飛び抜けています。
マイケル・ジョーダンの最後の一年に密着した動画と、本人をはじめとした関係者の膨大な量のインタビューをかけ合わせたものになります。味方チームの選手、監督、オーナーはもちろん、敵チームの選手、記者まで含め当時のことに振り返ってもらうという徹底ぶり。とにかくすごいです。
そして、なんと言っても劇的な結末が素晴らしいです。シナリオを用意しているんじゃないかという終わりです。ここまで内容が詰まったドキュメンタリーはないんじゃないかな。
実は内情はギリギリだった
マイケル・ジョーダンのプレーの凄さと、最後の年は2度めの3連覇を遂げた結果は知っていたので、他チームを圧倒したものと思ってましたが、そうではなかったんですね。シーズン当初には主力選手が離脱するかもという事態に見舞われ、スタートダッシュできず、なんとかそのトラブルを乗り越え、調子が出てきたところで他の選手が問題を起こしたりと、とにかくトラブル続きでした。
なんとかやりくりしてプレイオフに進むも、当然ながら相手チームもシーズンを勝ち上がったチームだけあって、なかなか簡単に勝ち上がらせてもらえません。でも、なんとか勝ち上がります。そして、決勝のラストゲームが素晴らしいんですね。
ラスト1分の逆転劇
3勝2敗で迎えた第6戦、それまでの戦いで疲労困憊の状態で最終戦までもつれ込んだらどうなるか分からない、そんな状況。ラスト1分切ったところで相手チームに3点差つけられていたところから、たて続けにマイケル・ジョーダンが2本シュートを決めて逆転するんですね。最後のシュートは、ミドルレンジからのジャンプシュートで、ジョーダンのラストプレーにふさわしいきれいなシュートでした。もう鳥肌ものです。
普段のジョーダンの生活は異常
密着なので、試合中の場面だけではなくて、試合以外の場面の映像もあるんですが、常にファンや記者に取り囲まれてるんです。控室ではリラックスしてますが、その他ではほぼプライベートな時間はなさそうな感じです。そんな中でも、ベストコンディションを保ち、スーパープレーを続けていたのかと思うと、あらためてプレーの価値を感じましたね。いやはやすごいと。
バスケのことが好きでなくても、この配信は、見る価値アリです。おすすめです。
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