時代劇と現代劇のごちゃまぜ!映画「大河への道」
こんにちは!サカモトです。
今回は、映画「大河への道」の紹介です。
あらすじ
はじまりは、千葉県にある香取市役所が舞台。観光振興策の一環で伊能忠敬を取り上げた大河ドラマにしてもらおうという企画が立ち上がります。そのため、脚本を書いてもらおうと主人公が脚本家のところに行くも、脚本家が偏屈でなかなか書こうとしません。その脚本家に書いてもらおうと何度もお願いしに行くというのが前半のストーリー。
後半は時代劇。伊能忠敬の地図を完成させるところまでが描かれます。
歴史の授業では、伊能忠敬は50を過ぎて地図づくりを思い立ち、衛生写真のない時代にほほ正確な日本地図、大日本沿海輿地全図を完成させると習うと思います。しかし、実は、、、という所がこの映画の見所の一つです。
果たして何があったのでしょうか。
現代劇と時代劇のごちゃまぜ
この映画はあらすじでみてきた通り、現代劇で始まり、途中で時代劇になり、最後は現代劇に戻るという構成になっています。現代劇と時代劇のごちゃまぜです。
見ていてなるほどなと感じました。この映画で見せたいのは時代劇、でも、時代劇だけでは見てもらえない、それなら現代劇とのコラボにしてしまおうという制作側の意図を感じました。なかなか面白く仕上がっています。
ちなみに、見終わった後に調べてみるとそのとおりで、同名の立川志の輔の落語を映画化しているそうです。公式サイトには主役の中井貴一さんのこんなコメントにも、そのような趣旨のことがのっていました。
なるほどですね。そして、検索すると全部は出てないけど、一部だけが公開された落語の動画も見つけました。ちょっとだけでも十分おもしろい!全部見たいけど、どこかで見ることはできないかな?!
時代劇のラストが素晴らしい
この映画の一番の見所は時代劇のラストでしょう。最後に、地図が完成させて、時の将軍に謁見し、披露するんですが、その場面が素晴らしかった!
このラストはぜひ劇場で見てほしいですね。
あっ、そういえば、この映画の原作の落語は小説にもなっているようです。なかなか面白かったので、今度読んでみようと思います。
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