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イノベーションには神の視点が必要、濱口秀司さんのweb記事を読んでなるほど〜とうならされた件

最近読んで衝撃を受けた話を書きます。

濱口さんのこの2本のWEBのインタビュー記事ですね。前編、後編の2本に分かれています。記事自体は読みやすいですが、内容は深いです。

濱口さんというのは、イノベーションを再現性を持たせるために、イノベーjションを理論化するというちょっと変わった人です。まあ、ある意味変人でしょうね。濱口さんはイノベーションの手法により、誰もが知るUSBメモリやマイナスイオンドライヤーなどの開発に携わってきた人でもあり、その実績からも違うだろうなと思ったら、やっぱり言うことが違います。

前編

中でも特筆すべきと思ったのは、前編だけでも次のことがありました。

  • 今は、「ビジネスモデル」「テクノロジー(技術)」「顧客体験」の“3領域”同時にユニークさを追求したアイデアじゃないと、イノベーションとして起動しない時代になっています。

  • まずは、「実行フェーズで頑張る」という発想をやめましょう

  • 「コンセプト」を考えるときに最初にすべきは“フレームワークづくり”です。
    世の中のあらゆるコンセプトは、「①目的、②範囲、③切り口」の3つの要素からなる設計図=“フレームワーク”をつくるところからスタートします。

  • イノベーティブなコンセプトは「“企画者のバイアス(思い込み)”を破壊すること」でつくれます。注目すべきはユーザーじゃありません。アイデアを生み出している「企画者」です。

本題は後編です

色々と前編でも首がもげるんじゃないかと言うぐらいなるほど感満載でしたが、後編は本当に衝撃を受けました。

特にこの部分ですね。

俺はちっぽけな存在だが、なんとかこの音楽業界に一石を投じてやるんだ…!」と考えるのと、「俺が音楽業界の未来を決める神や(ドンッ)」と構えて考えるのでは、出てくるアイデアってまるで違うんですよ。

ここは、衝撃を受けましたね。これまで謙虚な気持ちが大事と思ってましたが、イノベーションを起こすことは世界を変えることなのに、謙虚な気持ちで起こせるわけないんですよね。俺は天才、神だよって思わなければいけないと言うのは確かにと思わされました。

アメリカだと俺は世界を変える天才だぜと言う人はいっぱいそうだけど、日本はそう言う人は中々いないですよね。それはやっぱり、教育とか社会のあり方が全然違うからなのかな。

これからは、ここぞと言うときはトイレにこもって、俺は神やでと言い聞かせる事にしました。そして、世界を変えていきますよ!

なお、濱口さんは「イノベーションの作法」という本も書いているので、よろしければ読んでみてください。


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サカモトダイジ
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