黄金列島のストーリー【第2章2話】
イベントのストーリーを「思いだす」で最初から見るのはめんどくさい!
でも内容くらいは少しだけ知っておきたい。
そんな人向けの記事。
※○○○は「じぶん」。
勇者スライム:
うーん、うーん・・・・・。
ぜぇ、ぜぇ・・・。
スラミチ:
だ、大丈夫?
勇者スライム、しっかりして。
勇者スライム:
か、体が動かない・・・。
多分、ボクはもうダメだ。
リュウちゃん:
何を弱気なことを言っておる。
わしの威光を世に知らしめるには、お前のチカラが必要なのだぞ。
勇者スライム:
・・・悪い。
少し、眠らせてくれ・・・。
リュウちゃん:
お、おいっ!
しっかりするのだ!
さすらいの女王:
凄く消耗しているみたいです。
少し寝かせてあげましょう。
リュウちゃん:
勇者スライムは大丈夫なのか?
このまま目が覚めなかったら・・・。
さすらいの女王:
ああっ。
リュウちゃん、優しいのですね。
素晴らしいです。
私の見立てでは、勇者スライムの変調は何者かの呪いによるものの様です。
人間であれば世界樹の葉で治せそうですが、スライムが同じ様に治るかどうか・・・。
僧侶スライム:
もしかしたら、スライムゼリーなら勇者スライムさんを治せるかもしれません。
さすらいの女王:
まぁ。
そのスライムゼリーはどちらにあるんですか?
僧侶スライム:
私達は持っていませんが、スライムの里ならあると思います。
さすらいの女王:
わかりました。
○○○、急いでスライムの里へ行きましょう。
・
・
・
戦士スライム:
われらは勇者スライムの分も働いて各地に像を建てよう。
そちらは任せたぞ。
スラミチ:
うん。わかったよ。
○○○、急いでスライムの里へ行こう。
・
・
・
グランスライム:
おお、○○○よ。
よくぞ来てくれた。
活躍は里にも聞こえておるぞ。
スラミチ:
やあ、グランスライム。
出迎えてくれたのに悪いんだけど、ボクたち今日は急いでいるんだ。
グランスライム:
急ぎの用とな?
一体何があったのじゃ?
スラミチ:
呪いで倒れちゃった勇者スライムを治すために、スライムゼリーが必要なんだ。
グランスライム:
なんと!そうであったか。
すぐ持って来ようぞ。
少し待っておるのじゃ。
待たせたのう。
ほれ、スライムゼリーじゃ。
スラミチ:
わぁっ、ありがとう。
これできっと勇者スライムも元気になるよ。
リュウちゃん:
ふむ・・・。
スラミチ:
どうしたの?
リュウちゃん。
リュウちゃん:
彼らスライム達は里を作り、人間と交わりながら暮らしているのじゃな。
わしは1人城の玉座にいたが、こういう生き方もあるのだなと、感心しておったのだ。
さすらいの女王:
ふふっ、世界を見て気づきや学びを得るなんて、さすがリュウちゃんです。
さあ急いでベラヌールの町へ帰りましょう。
あなたの友達が待っていますよ。
第2章3話へ続く