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DQMSL・ダメージ1

こちらのNoteは、ドラゴンクエストモンスターズスーパーライトの思い出を記していきます。
特に対人戦(公式大会BO3)における私の戦い方を重点的に。

パーティや特技構築を説明するというよりも、

・そのパーティを作成するに至った心境
・相手の出し順の読み方
・3試合全体での試合の運び方
・大会前の準備の仕方

といった、スパラに限らず今後なにかほかのゲームに臨むにあたって使えるような「戦い方」に視点を置いて記載できるよう頑張ります。

戦績を残した方ではないですが、もともとのプレスキがさして高くない自分が何とか上位陣に食らいついていこうと、あまり皆が気にかけない所を突き詰めたものになってると思います。

ご存じの通り、すでにサービスを終了しているゲームであり、需要など無いですが思い出・備忘録といった感じで数年後に振り返ったときに酒の肴になればいいですね。
(酒一滴も飲めないけど)

目標が「最強マスター」であり、可能な限り情報を隠していたのでこういった外部への情報のアウトプットは初めてです。

休日や昼休みなど、時間があるときに何回かに分けて書いていきますので興味あったら読んでみてください。

今回が1回目なんで長めに書いておきます。

まず、私のDQMSLにおける遊び方は対人戦特化型です。
クエストやGP(広義では対人戦と言えますがここでは除きます)などは全く力を入れておらず、オフライン公式大会でいかに勝率を上げるか、これを突き詰めたスパラ人生でした。

もともとはソロプレーヤーでしたが、私を誘った高校時代の友人と出場した初代最強三銃士決定戦がスパラにおける方向性を決定づけます。

この大会は1回戦で後の最強勇者であるただし@METV選手擁するチームと対戦しました。
私の公式大会初戦の相手が今でもお付き合いのあるただしさんだったのは完全に運命でしたね。

ただしさんは「ファイブクラブ2期生筆頭」という、なんだか怖そうな名前の称号を付けていたのを覚えています。
ちなみにただしさんのメルトア入りオムド(Sラン)という嫌らしいパーティに対して、私はこのパーティで勝利をもぎ取ったわけです。

いやはや、1回戦でチームは敗退しましたが楽しい時間でした。
それと同時にこのゲームにおいては自分は「対人戦に生きるべき」と心に決めました。
はじめての大会参加時は無課金でしたが、後の数百万レベルの課金へ繋がったのでただしさんのことは恨んでます。

【BO3での戦い方】
私なりのスパラにおけるBO3の戦い方を記していきます。

☆意識したことその1
~情報の獲得~

もっとも意識したのは、1本目で相手の情報を引き出し、いかに2本目3本目につながる試合をするか、ということです。

一般的には「1本目に勝って、相手の一番自信あるパテを2本目に引っ張り出し、それをメタる」という戦い方がオーソドックスな考え方かと思います。
ただ、私自身は1本目の試合の勝敗についてはそこまで重要視しておらず、とにかく情報を引っ張ることを重視していました。
私の勝ちパターンが2-0または、1本目負けてからの1-2が多かったのは、今にして思えばこの戦い方が起因していたのかもしれません。

例えば、私がよく導入した手段で、1本目のパーティにシャムダやスカルナイトを投入します。
その時相手がジェスターリーダーだった場合、ジェスターが「斬撃予測」や「昇天のやり」を持っているかを確認します。

相手のプレスキにも多分に左右されるところですが、斬撃予測や昇天のやりを持っていた場合、相手が「流行りに敏感で、あまりイレギュラーな戦術をとらないタイプ」であることが予想がつきます。

そうなると、2戦目以降に出てきたワールドも斬撃予測を持っているだろうし、シャムダには心砕きのやりを、ゴッデスには昇天斬りを搭載しているという前提を強めることができ、こちらの動かし方をある程度固めることが可能になります。

逆に予測をしてこなかったり、やりを持っていない場合は、例えばゾンビを3パテ目にもっていくと相手の対策が追い付いていないことが多く、3試合全体での勝率が上がるという道筋が見えてきます。

情報収集について、一つ例をあげます。
最強マスター決定戦精霊の導き 
準決勝第2試合 ぶ対虎きち選手の1本目
ぶ:超オムド 虎きち:ルビス 

この戦いにおいて、スパ仲間含めた我々は対ルビスを全く想定に入れておらず、パーティ選択の時点で先手を取られている状況です。また、具にキングミミックとムンババがおり、相当分が悪いと考えました。ここで私はとにかく情報収集を行うことを意識しています。

まず、ゴラゴとラーハルト、素の素早さではゴラゴが早いですがラーハルトが先に動きます。

これは壁剥がしはラーハルトに任せ、ゴラゴに心砕きを装備させたい(当時の流行り)、上位波動を具に当てたいという思考が読み取れます。

また、虎きちさんはこちらの超オムドの特技選択をエレメントエラーと読み、ルビスビームで超オムドを狙わず創世の光陰を選択し、アンカー権も取れるものとしてアンカーラッシュを選択しています。

宵闇の壁では超オムドを守り切ってリバースまで持っていけないと考えていたのが前提とは思いますが、これらの選択から虎きちさんの特徴として

・心砕きなどの手段は一つに絞らない(おそらくは昇天斬りなどの特技も2~3番手の行動者に積んでいる)
・創世の光陰を選択=ギャンブル的な強引な手段はとらない
・エラー読み=対戦相手としての私にある程度のプレスキの信頼を持っている
・盾を1手で突破する手段を準備している

ということをその時考えていた記憶があります。
長くなるんで詳細は省きますが、これが2本目のルビス、3本目のエスタークとアカツキの特技選択に影響を与えています。

まぁ、この辺は終わった直後に虎きちさんに答え合わせ聞いてみたかったとこです。
結果3本目はこちらに運も寄り勝利できました。(でも超ピに会心食らってるから運は五分五分かな)

☆意識したことその2
~相手のメンタルにダメージを与える~

1本目の情報収集と同様、非常に重要なのが早い段階で相手の心に迷いを生じさせ、可能であれば心を折ることです。
相手のメンタルにダメージを与え、3試合全体での勝率を高めることを意識します。

ダメージを与える方法として

①相手の制限モンスター2体入りのパテを、制限なしのパテで倒す

②イレギュラーな戦い方で相手に予想外の負けを押し付ける

③系統ミラーマッチにてプレスキで完全に上回る

といったものがあります。

特に私が意識していたのが①と②です。
これは同時に行えることもあり、成功すると相手の2試合目のコマンドがこちらから見ていてもわかるほどガタガタになります。
一つ例を挙げると、私はこんなパーティでこれを引き起こします。



※これは仲間内でも「ぶの最高傑作」と呼ばれる通称「思考誘導のぶブットパーティ」です。別途パーティの組み方で詳しく説明します。

また、直近では★賭博会★流星へく選手が編み出したリザオ持ちのレオパで、制限2体入りの代表格超オムド&超ラプパーティを倒すというのもこの①②に当てはまります。

1本目にこういった勝ち方をすると、相手のメンタルに相当なダメージを与えられます。
相手が勝手に疑心暗鬼になって本来の相性的には五分五分の試合でも、ケアレスミスが発生して押し切る可能性が高まります。

基本的には1本目にこの勝ち方をした場合はそのままストレートに2-0で試合を終えられることがほとんどでした。
ただ、グラマス予選の対エイナマン選手では1本目に①②が成功したのですが、それでも2本目取られてしまい、何とか3本目をとって勝利したのが例外でしたね。
本当に強い私の憧れのプレーヤーです。

このようにして、1本目に相手にダメージを与えることができる勝ち方、負けても情報を収集できる戦い方がBO3形式で私が強く意識していたところになります。

まぁどれだけうまくいっていたのかは正直わかりませんが、なにも考えずに戦うよりは多少結果につながっていたはずです。(と思いたい…)

以降、各公式大会、系統パへの感想、大会への準備などいろいろ書いていきます。


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