YAMAHA RTX ルータのWAN側InterfaceへのSSH
動作検証:RTX830/RTX810/RTX1100
WAN側アドレス:10.0.0.1/24
Loopbackアドレス:192.168.1.1/32
前提:
Yamaha RTXルータは、WAN側アドレスへの直接のSSH接続は仕様上できない。
やりたいこと:
LAN-LANルータとして、使用する場合、WANとLANの区別をすることなく、WAN側からも、ルータにSSHでアクセスする必要が発生した。
WAN側にSSHで接続するには、少し、工夫が必要となる。
設定方法:
ループバックアドレスを作成し、WAN側アドレス(10.0.0.1)にPort10022でアクセスしたときに、ループバックアドレス(192.168.1.1/32)に、22で転送するように設定する。
1 ループバックアドレスの作成
ip loopback1 address 192.168.1.1/32
2 NATの設定
nat descriptor masquerade static 200 1 192.168.1.1 tcp 10022=22
ip lan2 address 10.0.0.1/24
ip lan2 nat descriptor 200
動作確認:
Teraterm等で、10.0.0.1:10022にSSHで接続する。
NATされ、192.168.1.1のループバックアドレスにSSHが可能になったことを確認する。