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スケッチノート2 デジタルとアナログ
PCやIT関連はどこまで進歩していくのでしょうか。
建築パースについては、リアルなCGは当たり前のようになり、手描き風のパースさえも表現できるようになってきました。ただ、CGソフトの描き出す手描き風は、私にはまだまだ違和感があります。(そのうち違和感のないソフトが出てくる?)PCソフトにはない自分のフィルター(感覚)を通した手描き風のぬくもりあるCGパースを制作していきたいと思っています。上の画像はそんな想いをこめて制作した内の1枚です。自分の頭の中にあるイメージをデザインスケッチし、そのスケッチをベースに2Dソフトで着色し、最後に自作の手描き風添景素材を加えて仕上げるスタイルです。
それにしても、設計事務所も施工会社や工務店も、なかにはお施主さんが、ビックリするようなCGパースを制作する時代になったんだなぁと改めて思っています。
それに最近よく思うのは、学校でPCを使いCG・プレゼンを学んできた若い人には敵わないと。(自分が学生だった頃PCには触らせてもらえなかった。烏口の課題あれは何だったんだ?)
自分が勝てそうな部分は、キッチリした図面がなくても、パースを描けるぐらいかなぁ。
そういえば、自分が建築を学んだデザイン専門学校は、いつの間にやら卒業した建築デザイン科が無くなっている。そういう時代とはいえさみしい。
今日も境界線を漂い続けてます。デジタルとアナログと、上の世代と下の世代の狭間で。