【34】酒蔵と酒造の言葉の使い分け
こんにちは。写真は先日結婚した親友のきーちゃん。
きーちゃんは、大学時代の友だちで名前が同じ「さき」。
真夜中のキャンパスに忍び込んで凧揚げをしているときに、
「名前を半分こしよう!」となり、顔立ち的に私がさーちゃんとなりました。
↑は、2泊3日で九州のラーメンを制覇する無謀な旅を計画したしおり。
朝昼晩ずっとラーメン。辛かったなぁ。
本題に入ります。
先日、とある方とお話をしているときのことです。
「福岡の酒造の方々と一緒に・・・」
メーカーに勤める私にとって、なんか変な感じがするんです。
業界内では「福岡の酒蔵の方々と一緒に・・・」というのが一般的。
そもそも酒蔵と酒造の違いってなんだろう。
「さかぐら」「しゅぞう」
よくよく考えるとどちらも「しゅぞう」と読める・・・
【酒蔵】 さかぐら
〘名〙 酒を貯蔵する蔵。また、酒を醸造する蔵。
【酒造】 しゅぞう
〘名〙 酒を醸(かも)して造ること。
コトバンクより
【酒蔵】は、酒ができたものを保管する場所で
【酒造】は、酒をつくること
わかるような、わからないような・・・・
実際に使うシーンを書き出してみます
酒蔵でつくった麹 → ○
酒造でつくった麹 → ×
株式会社 △△酒蔵 → ×
株式会社 △△酒造 → ○
酒蔵メーカー → ×
酒造メーカー → ○
300年の歴史をもつ酒蔵 → ○
300年の歴史をもつ酒造 → ×
酒蔵組合 → ×
酒造組合 → ○
福岡には酒蔵がおよそ80ある → ○
福岡には酒造がおよそ80ある → ×
老舗の酒蔵 → ○
老舗の酒造 → ×
地酒を飲んで酒蔵を応援する → ○
地酒を飲んで酒造を応援する → ×
酒蔵とコラボ → ○
酒造とコラボ → ×
酒蔵さん → ○
酒造さん → ×
だいたい書いてみると共通点が出てくるものですが
全くわからない!!
謎は深まるばかり。。
今夜眠れるかな。