選択の余地はない

※この記事は2018年4月8日にLINEブログにて掲載した内容の
移設記事です。

どうも、こんにちは。拓海です。

実は先月、モンハンワールドをやりたいがために思い切ってPlayStation4を買いました。

スマホゲーが流行っている中、
それでもコンシューマーゲームがやりたい!と思わせるゲームを作れるって凄いよね。

我が家でゲーム機を買うのは恐らくXbox360以来。
Xboxも出て数年経ってからだったから今から7年前くらいかな?
MSSP(推しゲーム実況者)が初期はXbox単独作品をやってたので、流行りはPS3とか4だったのに買ったのよねぇ…ナツカシ

で、PlayStation4ではね
オンラインでゲームをするのに有料で権利を買うのだけど、
権利の中の特典というか特権というか、毎月様々な作品をフリープレイ(無料)出来ちゃう。凄い。太っ腹。

その今月のフリープレイに来たゲームが恐ろしく面白かったのに周りにプレイヤーがいないから、この語りたい欲を満たしたくてレビューしに来たという訳さ。
やっと本題だよ!前置き長いね!

さてそのゲームのタイトルがこちら


『ヘビーレイン ~心が軋むとき~』

ジャンルはアドベンチャーで良いのかな?
PS3版が2010年に出て、PS4でリマスターが出てる(wikiガン見中)
因みにCERO:D(17歳以上対象)作品です。

ホラーだと言われるようだけど、
サイコパス、グロテスク、スリルがあるだけでホラーとはまた違うかなぁと思ってる。

めちゃめちゃ流行ったDetroitというゲーム会社の前作ですね。BEYONDという別ゲーも結構良いと聞くので興味ある方は3つ合わせてどうぞ。

※あらすじ※

誘拐殺人事件が頻発している中、また新たな犠牲者が出ようとしていた。
事件は誘拐から4日後に死体が見つかる。
4日経つ前に犯人を捕まえよう٩( 'ω' )و ←


という単純明快な内容。
ゲームのグラフィック、ストーリーの分厚さ、人間心理が凄く良くて「海外ドラマを見ているみたい」とはよく言ったもんさ。
おかげで先が気になって、クリアまでモンハンのイベント手付けられなかったよ!!

主人公(プレイキャラ)が4人いて、チャプター毎に操作キャラが変わっていく。

プレイして思ったのが操作方法が独特。
R2押しっぱなしにしないと前進してくれなくて、お前は車か!って思ったり、
アクションもスティック操作が主で、コマンドの種類も多彩だった。
ボタン押すだけじゃなくてコントローラの感圧を利用するのもあるから、ワー!ワー!騒ぎならがコントローラブンブン振り回してたw
1周クリアした今でも操作おぼつか無いよ(;・∀・)

歩行もやっぱホラーにありがちなゆっくり歩行と、角を曲ったりするとカメラの視点が変わってスティックの押し込む方向も変わって、その場でくるくる回っちゃうみたいなのは多かった。
有名なゲームで例えるなら「零」シリーズみたいな。

多分このゲームの真骨頂が本編中ずーーーっとクイックタイマーイベント(QTE)が発生するから気が抜けないところ。
これがあるからプレイヤーはどんどんゲームに集中して、感情移入して、のめり込むんだろうなって感じた。
事件全体もそうだけど、各イベント時間に迫られる事が多いから直観的な操作が求められた。

QTE…ムービー中にコマンド入力を求められるプレイヤーに丸投げなびっくりイベントだよ。バイオハザードでよく見る。

⚠️ここからネタバレ


このゲーム、マルチエンディングになってて、
どうやら17パターンくらいあるらしい。

プレイする前にトロフィー(実績)の一覧を見てしまってだな、
最後の方に「4人全員生存した状態でクリア」ってのがあってさ、(隠しトロフィーになってない)
「え?4人とも死のリスクが伴うゲームなん???」
と驚きつつ、絶対に生存ルートやってやると思ってQTEも必死にクリアして、
物語の中では主人公以外のキャラの命を奪うか救うかの選択も出てくるのだが、それも全員生かす方向でプレイした。
コイツ死んでもいいんじゃないかって思う極悪人も居たけど助けたよ。

無事にその4人全員生存のトロフィーは取れたんだけど、マルチエンディングを全部回収するとなると、誰かが生きてて誰かは死んで…の組み合わせを表にでもしながらやらないと見れないんだろうなぁ

因みにQTEがあるためスキップなんて機能は無いし、分岐のクイックセーブも無いからやり直すとなるとその直前のQTEが始まるところからになる。
1周するのも大変だけど、マルチ回収はもっと根気のいる作業になるんじゃないだろうか。

あと、海外ゲーだからと思って序盤は音声英語、字幕付きでプレイしてたのだけど、
途中気分で日本語音声にしたら声優豪華でびっくりした。
主人公の1人にFBI捜査官がいるんだけど、そもそも顔が好みだったこの人の声優がなんと平田広明さん!
正義感あるキャラだから、タイバニの虎徹さんとかワンピースのサンジの様で相変わらずかっこいい。

他にも銀河万丈さん、甲斐田裕子さん、宮本充さんなど、
声を聞いたら一発であ!この声は!!ってなる方々で.なんで最初から日本語でプレイしなかったんだと激しく後悔したw
2週目以降楽しみにせな。

多分分岐とか関係ない演出なんだろうけど、
真犯人の判明があまりに唐突過ぎてえぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!ってなるからもうちょっと伏線張って欲しかったかなぁ…

4人生存目指してる中、最後の対決のところで
スコットがスクラップ処理用のミキサーに落ちてった時はア゙ア゙ア゙ア゙ア゙4人生存無理だったぁぁぁぁぁどうすりゃ助けられたんだよ!!こんなの無理じゃん!!!って思ったらトロフィーちゃんと取れてて思わず 「!?」

良く考えたら主人公4人ではなく、
イーサン、マディソン、ノーマン、ショーンの4人だったようでそっち!?!?みたいな。
最終局面のイーサン並にショーーーーン!!!!って叫んだw


あとトゥルーエンド後のアフタームービーでは、
イーサンはショーンと新居の内見してたけど、グレイスとの別居は解消されないんだ…ってちょっと悲しくなったのと、
マディソンのサイン会に来て怪しげな言葉だけを残していった謎の男も気になるし、
ノーマンはARIだかトリプトケインだかの副作用で現実と仮想が混同しちゃってて今後が心配すぎるしと、(車屋以外でのトリプトケイン未使用でこのエンドムービーだった。他は違うかも)
本当にこれがトゥルーエンド?っとなるような、
皆いつまでも幸せに暮らしましたってならない妙なリアリズムが海外っぽいなと思った。


プレイ時間は大体8時間程でクリア出来たのでPS+勢で未プレイの方は是非やってみて欲しい。

ドラマをじっくり楽しみたい人は嘘でも難易度1番低い「コントローラの操作には慣れてない」の方がいいと思う。QTEのコマンドが減るか、高度なコントローラ操作は無くなるはず。

私は「ゲームはよくやる、コントローラの操作には慣れてる」恐らくノーマルでプレイしたら
QTEめっちゃ忙しくて、その分のめり込めるんだけど、ハラハラドキドキが増すんだけど、1歩間違ったら死んじゃうが多かったな。

イーサンルートはえぐい選択に迫られる役だから、心が軋むどころか抉られるシーンが多々あるから頑張れ💪('ω'💪)

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