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遠山孝之氏「褪せた地図」dp117

私が遠山氏と始めてお目にかかったのは 1975年(昭和50年)で46年前に成ります。 (以後、失礼ながら遠山さんと記載させて頂きます)
モノクロ写真が好きな写真家 遠山さんです。色々影響・刺激を受け 非常にお世話に成っています。
直近にお会いしたのは2019年 年末の世田谷美術館(奈良原一高のスペイン - 約束の旅)でした。
色々 話をさせて頂き 新たに気付かされた事が有りました。
この写真展のプリントは写真弘社で行っていると受付で聞きました。

私自身、プリントはバライタ印画紙でなければと思っていました。
今の私ではせいぜい 大四ッ切 10カットをプリントするのが限界ではないのかと感じています。
私が作品の発表に当たり、私自身でプリントをしなければと思っていましたが、ラボに発注してプリントして貰えば良いのではと思い当たりました。
ラボに頼むにしても予算的に難しいようですが。
それから1年と数ヶ月 「キャサリン・ヘプバーン〈コレクション No.160310_06〉」の中でクリスタルプリントで、 凄く綺麗な黒だと感じてと書きましたがこの黒が出るのならば写真展も可能ではと思っていますが?

遠山さんの写真展のハガキを直接頂き、それが私のお気に入りでPCの横に今も立てかけて有ります。
拝見できなかったので残念です。出来れば東京とかインターネット上で見られれば良いのですが。
(軽井沢・追分 フォトギャラリー ジグザグ「インド洋の滴 スリランカ」2019年7月29日 ~ 9月10日)

遠山孝之写真集『褪せた地図』に寄せて②
中沢新一氏が遠山さんの撮影した丸石神の写真を見て「時間の流れ」に付いて書かれていますが、多分 私がインド洋の滴のDMの映像に感じているのと 近い感覚ではないかと思います。
遠山さんのオリジナルプリントを2点所有していますが、人物は写って居ないのですが人の営みを感じられる作品です。

遠山さんが丸石の撮影から戻ってすぐだったと思うのですが、その時の話を聞いているので懐かしく感銘を持って読ませて頂きました。

長年掛けてアメリカで撮影された写真集が「株式会社カノア」から出版されました。
ワンカット ワンカットに伝わってくる物が有り、撮影者が主張しすぎない、程良く、非常に丁寧な撮影をされていて、写真に対して真摯に向き合う感じが私は好きです。
海外の多くの写真・写真集を見てこられたので印刷にこだわって制作されています。
遠山孝之写真集『褪せた地図』をご覧に成ってはいかがでしょうか。


インド洋の滴 スリランカ 第12回 写真展
2019年7月29日 ~ 9月10日
軽井沢・追分 フォトギャラリー ジグザグ

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丸石神 - 庶民のなかに生きる神のかたち
木耳社   発行 1980/6/3
丸石神調査グループ (編) 
撮影   遠山孝之
執筆   石子順造、中沢厚、中沢新一、小島福次
編集代表  堀慎吉

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遠山孝之写真展 「 丸石神 -あじめての形- 」
1983年3月15日(火) ~ 3月21日(月) (昭和58年)
会場 新宿 ニコンサロン (京王プラザホテル内)

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