電車にいるんですけど
こんばんはうなぎマンボです。
先ほど仕事が終わり、家に帰るために満員電車に乗っているんですけど、暇なので、今目の前で起きている現象を文字にしたいと思います。なお、現在私は電車の中で立っており、音楽を聴きながら右手でポールを掴んでいる状態です。
目の前には……もうそれはそれは眠過ぎて首がグワングワン揺れている中学生くらいの男の子が座っています。
眼鏡をかけていて、これまでに一度はハリーポッターというあだ名を付けられた経験があるような見た目をしています。
その男の子の横には強面のサラリーマンが座っています。
男の子が眠りながら首をサラリーマンの方に持っていく度に、そのサラリーマンは爆裂な舌打ちをかましています。首が近づく度に舌打ちが発動する…さながらししおどしのような単純構造です。
ていうか私はイヤホンを着けて音楽を聴いているというのに貫通するなんて大した舌力(したぢから)の持ち主ですね。
停車駅でおばあちゃんが乗ってきました。私はおばあちゃんが掴めるようにポールの手の位置を下げました。
おばあちゃんはティッシュを取り出しておもむろに私が今まで掴んでいた箇所を拭きました。
ショックです。
それからというものおばあちゃんはティッシュの上からポールを掴んでいたのですが摩擦系数が手のひらより低いティッシュでは手が滑り落ちてきてしまい、何度も私に直撃してきました。
その度私はポールの上の方を掴み直しているんですがおばあちゃんも負けじと上を掴み直してきます。
〜電車には色んな人がいるんですね〜
おわり