見出し画像

未経産婦がミレーナ入れてきた(装着編)

事前検査編→


2021/6/22(火)

午後5時過ぎ、池袋のクリニックへ。受付でミレーナ同意書を渡す。

着いてから、ロキソニンをジュースで飲んでおく。

診察。T口先生ではなく、T橋先生だった。カルテを読んでいてくれた。「ミニピルでもいいのでは?」と言うことだったが、飲む時間がシビアなのでミレーナ希望と伝えると、了承していただき、内診台へ。

緊張マックスで、「うあー、怖い」などゴニョゴニョ呟く。

先ずは経膣エコー。これはすんなり終わり、消毒。何も感じないが終わったらしい。次に子宮の入り口を器具で掴む。これも何も感じない(子宮の入り口にはあまり神経がないんだそう)

次に子宮の奥行き?深さを測る検査。この時に初めて痛む。外傷のような鋭い痛みではなく、生理痛のあの痛み。

思わず「あー、なるほど、こりゃ生理痛だ」とつぶやいてしまった。

「子宮の入り口がちょっと狭いなぁ」のひとことに怯える。あんまりにも狭いと装着出来ないこともあるからだ。

なんとか装着。「ちょっと痛いですよ〜」から、ドキつい生理痛のような感じで痛む。が、「いだだだだだだ!!!!!!」と叫んでいるうちに終わった。

「じゃあ最後にエコーで位置を確認しますね〜」

エコーは痛くないので、ふうっと一息。うむ。あれは痛い。あと外傷の痛みではなくて、本当に内臓系の痛み。痛いと言えば痛いが、生理痛に慣れている人なら「あー、これか」と言う感じだし、「いででででで!!!」と言ってる間に終わるので、私はトラウマというほどではなかった。

「はい、ちゃんと装着されましたね。お疲れ様でした。ゆっくり内診台から降りてください」

意外と元気(やっとこさっとこ足掛け半年以上かけて装着出来てので嬉しかった)に先生からしばらくマイナートラブルと、次回の受診日を聞いて、お礼を言って退出。

歩けなくもないし、服も普通に着れた。声も出たし、この時は3日目の生理痛のような、ちょっとした痛みがあるだけだった。

だが

お会計を待ち、椅子に座っていると、(時間にして装着から10分後)突然ものすごく痛くなってきて、吐き気がしてきた。とりあえずトイレに行って、芍薬甘草湯を飲み、ロキソニンをもう一度飲む。排便し、トイレから出るも、痛くて体の震えが止まらない。

冷や汗がすごくて、下を向いていると顔からの汗がパタパタっと落ちた。

お会計も呼ばれるが、ひどいめまいで全然立てない。痛みのせいなのかめまいのせいなのか、意識が鈍痛の中に遠のく。

たまらず受付の人に、「ミレーナを装着したのですが、お腹が痛くて…」と言うと、看護師さんが2人飛んできてくれて、カバンを持ってくれてベッドまで運んでくれた。

「足を立てて、枕を使わずに横になってね」といわれ、血圧と脈を測られる。

人生はじめての迷走神経反射だったようだ。装着よりこっちの方がきつかった。

「ちょっとゆっくり休んでてね。何かあったらこのナースコールで呼んでください」と、私にナースコールを握らせて、タオルケットを足にかけてくれた。

めちゃくちゃ横になりたかったので、横になるといくらか気分が楽になって、少し目を閉じて休んでいた。
すると、「水分も摂ってね」と、ペットボトルのスポドリも持ってきてくれた。至れり尽くせりである。

30分ほどジーッとして、お腹に意識を向けてると、かなり良くなった。

立ち上がりお会計をする頃にはすっかり治っており、痛みも「違和感」程度になっていた。

もろもろ含めて本日のお会計は10460円なり。二万は行くかと思ってたので、思っていたより安かった。

外に出るとひんやり。さっきかいた大汗のせいで寒かった。次回は上着を持ってこようと決心。

点滅している横断歩道を走って渡るぐらいの余裕があった。

電車に乗り帰宅。夕飯も少ないながら食べられた。

お風呂に入ってあったまって、ロキソニンを飲んで12:40ごろ就寝。ここまで午後7時くらいに飲んだロキソニンが効いていたのか、痛みはなく非常に元気だ。

そして朝7時起床。昨日より違和感や痛みもない。私はあまり痛くないタイプなのかもしれない。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?