レスポールのスイッチの種類
配線作業
キャビティ内で作業せずにある程度まで組んでしまいます。スイッチの配線は紙を数枚はりあわせた台紙をアース用の土台にして銅箔テープを貼り、端子からの距離を調節しています。
スイッチをボディへ納めるにはピックアップをはずして配線穴に通さねばならないことがわかり、面倒だからと無理やりねじこんで失敗してから諦めてピックアップをはずしたときの写真です。往生際悪く弦を張ったまま作業しています。
そんなこんなで無事配線しまして、あとは音出ししてフタして完成!ということなんですが、なんと音が出ませんでした。フロントOK、リアOK、ミックス・・・無音?配線的にそんなことある?
というわけで不可解なスイッチ配線の謎を追ってわれわれ取材班は南米アマゾンへ飛んだ。
そこで見つけたのがこの図です。
これこそギターワークスさんの「自作派のためのHow To 講座」というページからアクセスできる配線図。ここに謎を解くカギがあるはず。
つまりレスポールのトグルスイッチには2種類あって、ミリ規格の図を参考に配線していたけど現物はUSA規格だったから音が出なかったと。そしてこの図の通りにつなぎ直せば音が出るはずだいうことです。
あれだけ考えたアース配線の自作が無駄になってしまったとは思いたくありません。ここからもう一度気持ちをたて直してフィニッシュへもっていくのはなかなかに骨の折れる作業ですがあと一息、がんばりたいと思います。
たいていのことは「これで絶対OK!」という保証なんてなくて、実際やってもダメかもしれないんですよ。結果が出るとわかっている作業は楽なんです。わからないからシンドイ。でもそこにこそ大切な何かがあるんです。それの練習なんですねこういうことも(白目)