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まいったぜ

ジャンクギター全体の部品を見てひと通り「いけるかいけないか」の判定をしておくことにしました。で、ピックガードからポットを取り外す際にどうもレンチのかかりがおかしくてあの薄いナットの対辺を測ってみたんですね。そしたら11mmだったんです。

11mmってことはM7です。メジャーセブンスじゃなくてエムナナと読みます。1号機に取り付けた、ギターとは全然関係無い汎用の可変抵抗器もM7でした。

てことはポットのネジ規格はM7で共通ってこと?!なぜ?!しかもM7の0.75ピッチってこと?!マジかよそんな世界があるなんて。なんてこった。

勢いでピックアップやセレクタースイッチのネジも測ってみたらM2.5だのM3.5だのなんじゃこりゃサイズのオンパレードです。この調子でインチサイズまで出てきたらお手上げですね。特殊とは言わないまでも準標準ぐらいのネジ規格ばかりなぜこうも。

あとブリッジにもサイズ違いがあるようで測ってみました。これは取り付け穴ピッチが10.5mm。ほかに11.3mmという少しだけ大きいのもあるようです。まぎらわしい。余談ですがギター部品販売サイトに「穴位置のズレた不良品をつかまされました!星一つです!」みたいなコメントがあったんですけどたぶん11.3に10.5を取り付けようとしていますね。

ピックガードの塗装も軽くアタックしてみたんですが中々落ちません。溶剤使ったらピックガード自体が溶けちゃうかな?あんまり荒いペーパーで削ってもキズが残っちゃ嫌だしどうしたもんでしょう。ジャンクギター修理2台目にしてまだまだ発見ばかりです。道は険しい。


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