【開催ダイジェスト】DAY2 自分軸の見つけ方
7月22日土曜日の9:00から『土曜日の学び舎~わたしたちのウェルビーイングプログラム~』のDAY2「自分軸の見つけ方~強みを自覚し、変化の波を柔軟に乗りこなす~」を開催しました。
DAY2は、フリーアナウンサーの舟倉薫さんに講師をお願いしました。
経験をもとに発される、力強いけれどしなやかな舟倉さんの言葉。
受講メンバーの皆様も、ハッとしたり共感したり、とても良い表情でお話に耳を傾けていらっしゃいました。
舟倉さんに、開催後の所感をうかがいました。
【DAY2を終えて】
講師の話を一言一句聞き逃すまいという真剣な姿勢。互いの話を聴きあうグループワーク中のいい表情。
「土曜日の学び舎」第2回にして、すでに、前向きなエネルギーを交換しあえる場になっていると感じました。
今回のテーマ「自分軸」を考えるうえでも、こうした場は大きな助けになりますよね。
この仲間とともに受講を進めることで、自分自身への理解が深まっていくはずー。そう確信しながら、今回は、私の経験をお話させていただきました。
【いつからだって遅くはない!】
長年、契約アナウンサーという立場だったため、自分はどうしたい、こうありたいという考えのもとではなく、身を寄せる組織が求めるアナウンサー像を全力で演じてきた。そんな私が自分軸を見つけることに取り組んだのは、30代半ばを過ぎてから。結婚や不妊治療、夫の転勤など環境の変化によって追い込まれた末のことだった。それでもいい。気づいたときに行動すればいい。自分軸探しは、いつからだって遅くはない!
【わたしは何をしたいのか?】
自分軸探しは、これを問い続けることだと思う。「何をすべきか」ではなく「何が出来るのか」でもない。「わたしは何をしたいのか?」なのだ。
夫の転勤によって、慣れ親しんだ愛する宮城県を離れた。レギュラー番組を手放した。初めて、求められる現場がゼロになる経験をした。それでも、不思議と自分自身がゼロになった感覚はなかった。「わたしは何をしたいのか?」を持っていたからだと思う。長い人生、この時期に何をしたいのかを優先したのだという納得感もあった。周りから「もったいない」だの「終わったな」だの、どう評価されるかは関係ない。
自分軸を持つことで、私は行動が変わり、未来を変えることができた。
【振り返りはすべてに勝る】
自分軸探しー。私の場合は、ワンエムイノベーションのプログラムを通してだった。助けになったのは、自分の過去を徹底的に振り返ったこと。過去の自分はどういう考えで行動してきただろう?満たされていると感じるのは、何をしている時だろう?過去の自分が、未来の自分を作るヒントになると気づけた。
この時、過去の自分を「よく頑張ってきたね」と認めてあげられるようになった。さらに、自分を大切にすると、周りの人も大切にできるようになる。私に自分軸があるのと同じように、他者にもそれぞれの自分軸がある。いろんな考えの人がいていいのだと気づけたことも収穫だった。
【痛みを分かち合い、夢を共有できる仲間を】
もう一つ、自分軸を見つける工程で助けになったのは、プログラム同期メンバーの存在。私の場合は、それまで自分の過去、現在のモヤモヤや痛みを話せる相手が、周りにはいなかった。大好きな友人でも、ここまで赤裸々な話はちょっと、ね。
「わたしは何をしたいのか?」の問いを深めるためには、安心して話をすることができ、問いを深めるための”聴く”作業をしてくれる相手を見つけたい。
【変化していい】
最後に、30代半ばすぎて、ようやく見つけた自分軸。軸とは言え、変化していっていいのだと思う。私たちは、のびのびと「わたしがやりたいこと」を表現していけばいいのだ。
その為に、振り返り作業は続けていく必要がありそう。
年齢を重ねて、まだまだ変化の波は押し寄せる。頑なな軸ではなく、柔軟な軸で乗りこなしていきたいですね。
【参加者の声】
【受講メンバーのアウトプット】
受講メンバーが、ご自身のアカウントで当プログラムでの学びを書いてくださいました。ぜひご覧ください!
●受講メンバー・まっつんさん
●受講メンバー・しのさん
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