パン屋と「ありがとう」の話
【ご挨拶と進捗報告】
どうも、どやちーです。
こんばんわ。(書き始め:2024.4.22 23時)
先日noteにて掲載させていただきました、
『地図の話と、「思い込みの力」の話の続き【前編】』はいかがでしたか?
ちょっと、【前編】では「思い込みの力」には触れられておりませんが、【後編】で触れて行きます。
弓道の話と比べて、短時間でたくさんの方々にご拝読して頂いたり、フォローやスキをたくさんしていただきました。
正直なところ、本当にびっくりしております。同時に、本当に感謝を感じてます。
「ありがとうございます。」
今現在、
『地図の話と、「思い込みの力」の話の続き【後編】』を鋭意作成中です。
実際に先ほども、文章チェック〜文章の追記を行っておりました。
【前編】を掲載した当初は、「【後編】は2〜3日あれば余裕で掲載出来るな」と思っていましたが、もうね全然ダメでした(笑)
記事の文章のチェックをする度に、新しいコトを追記したくなり、どんどん書き込みが多くなり、収集が付かなくなり、それを纏めて、文章のチェックをして…。
と、終わらない無限ループに陥ります。
だけんね、
これ相当時間かかります!(断言)
楽しみにして下さっている方がもしいらっしゃったら、時間がかかっており、申し訳ございません。
そう。
【後編】の掲載をはよ!ってところなのですが…、「ハシヤスメ」として少し取り上げたい話があります。
note記事を書いている時にも意識しているコトですが、文章だとあまり伝わらない部分でもあるかもしれません。普段の生活ではかなり気を使っているのですが…。
それでは、リラックスしてこのまま読み進めて下さい。
【気を付けている事】
私は普段の生活から、自身が使う言葉で気を付けている事がいくつかあります。
その中での1つを紹介致します。
それは「ありがとうございました」と言う言葉です。
普段、絶対にこの言葉は使わない。
使わない様に気を付けている。
え?どやちーさんは、
普段お礼の言葉を言わないのか?
そんなことは、ございません。ちゃんと人に何かをしていただいた際などに、その人に向かい、お礼の言葉を言う様に気を付けております。
では、どのようにお礼の言葉を言っているのか?
私は「ありがとうございます」とお礼を言う様にしています。
え?おんなじやんけ!
って思うかもしれませんが、全く違う。
込められた意味が、全く違う。
それについて、私の人生ストーリーを振り返りながら話をさせていただきます。
【アルバイトの「ありがとう」】
私は大学生時代に、いくつかアルバイトを経験しておりました。
弓道の話を拝読された方なら、お分かりのことですが、ドド陰キャの高校生でしたし、知らない人との会話を楽しむような余裕もなければ、異性とまともに会話のやり方も分かっていない有り様でした。
「女の子との会話ってどうやってするんだっけ?」と言う、何とも情けない状態(笑)
おまけに、ものすごい人見知り。
そんな私でしたが、ある日とあるスーパーで買い物をしている時でした。
アルバイトの求人を目にします。
県外の大学に通う為に、県外に引っ越して、奨学金や親からの仕送りを頂いていた身分の私は、アルバイトでもしてみようかなと、
人見知りのドド陰キャなのに、何も考えずにレジ打ちのアルバイトに面接に行くことにしました。本当に、何にも考えていなかった。
このレジ打ちのバイトは、
ただのスーパーのレジ打ちに非ず。
スーパーの中の一角に構える、パン屋さんのアルバイトを選んだのだった。
何故、パン屋さんを選んだのかと言うと、超単純な理由から。
「パンが好き」だったから。
ほーんと、何にも考えてないよね(笑)
頭の中が、メロンパンだったのだろう。
…初めてのアルバイトの面接。
何を話したかも、よく覚えていない。
口下手で、滑舌が悪いし、面接練習もしていなかったので、よい受け答えもしていなかったでしょう。
男性の志願者が何人か落とされる中、
どやちーさん、パン屋さんに見事受かる。
確か私のガラの悪い知人も志願者の一人だったっけな(笑)落とされて笑った(笑)
よし、これからパン屋さんで頑張って、少しでも生活の足しにするぞ!と、18才のドド陰キャ大学生が小さな一歩を踏み出した。
その「小さな一歩」は、本当に小さな一歩で、色々な場面で立ち止まることになる…。
何とね。
私と、面接をしてくれた店長のおっちゃん以外、全員女性の店員だった。
パートのおばちゃんから、私と同じく大学生の女の子も居たし、女子高生もアルバイトに居たのだ。
本当に何にも考えていなかった。
頭の中がパンだったのだ。
少し考えれば、女性のアルバイトが多そうだなって分かりそうだったのに。異性にどうやって話をかければ良いのか、わっかんねー!状態でアルバイトがスタートした。
これからパン屋さんのアルバイトを続けた1年間、この女性陣にまるでパン生地の様に、揉みくちゃにされる日々を送ることになる……。
期待していた読者の諸君。特に紳士の諸君。
揉みくちゃ描写は、今回は書かない。
何と言うか、ハーレム状態そのものでした。しかし、今回の趣旨は、「気を付けている言葉」についてなのだから。諦めてくれ。
気が向いたら、アルバイト時代の揉みくちゃ話も話すかもしれない。
さて、アルバイトを初めて2日目。
大学生の私のシフトは、大学の講義が終わった後(午後5時以後)か、講義の前(朝〜昼、または昼〜午後5時まで)であった。
アルバイト初日は、午後5時以後のシフトで入り、3人の女子大生に本当に揉みくちゃにされて終わったのだが、アルバイト2日目は、昼からのシフトでした。
店長は、夫婦でパン屋の経営をしていた。
店長の奥様に当たる方が、副店長(チーフ)として活動されていた。
勤務中、店長はチーフのことを名字で呼んでいたため、最初は夫婦だと分かっていなかった。
午前中〜夕方にかけて、学校の授業や大学の講義があるので、学生さんらはこの時間帯には中々入らない。パートのおばちゃん達がよく出勤する時間帯となっていた。
この時、私はたまたま講義が午前中に無い曜日があり、バイト先からアパートまでが5分の私は、ここぞとばかりにシフトを組んでもらった。
今日は、パートのおばちゃんやチーフとのバイトだ。チーフが目を光らせる中、私も緊張感を持ってアルバイトに取り組む。
アルバイト2日目の私は、まだ慣れないレジでの接客業務を、自身が知っている限りの敬語を駆使して、お客様と会話を交わしながら行った。
極度の人見知りだったが、その甲斐あり、
人見知りを克服もすることになる。
その話もまたの機会に…。
入店したお客様が、パンをトレーの上に積み重ねていき、私の待つレジへ持ってくる。
カレーパンや塩バターパン、イチゴと生クリームの入ったパイなど、焼き立てのパンが店内に出る度に「いいなぁ、食べたいなぁ」と口に出てしまいそうだったなぁ…(笑)
レジ打ちと、パンを紙袋やビニール袋に詰める梱包作業、支払の作業をこなして、お客様にお礼を言い、見送る。
「ありがとうございました。またお越し下さいませ。」
この私のセリフを聞いて注意をしてくれたのが、チーフだった。
『どやちーくん、今何て言ったの?』
「え?ありがとうございました。またお越し下さいませ。と、初日にご指導していただいたお店のマニュアル通りに…」
『違う。そうは教えていないでしょう。』
『「ありがとうございました」ではなく、「ありがとうございます」と言ってちょうだい。』
「どちらも一緒ではないのですか?」
『全然違うのよ。使ってはダメ。』
『「ありがとうございました」の「ました」が、完了形なのよ。これだと、さっきのお買い物が終わった後に、お客様との関係が途切れて一旦無くなるのよ。そうなると、関係が途切れるワケだから、そのお客様はここに来なくなるでしょう。』
『一方で「ありがとうございます」は、完了形ではないのよ。まだ続きがあるの。お客様との関係が途切れずに、ずーっと続いていくの。だから、お客様はまたここに、パンを買いに来てくれるのよ。分かった?』
『言葉尻1つだけど、とても重要なことなの。気を付けてちょうだい。』
「はい、わかりました!」
以来、私は人に何かをしていただいた際に言うお礼の言葉で「ありがとうございました」は絶対に言わなくなる。
いや、その人との縁を切りたい、これ以上関わりたくない、嫌いだと思った人に対してのみ、「ありがとうございました」と言い放ち、後にする様に気を付けています。
そして、上記の様に「関係・縁を断ち切りたい」場合以外は、必ず「ありがとうございます」と言う様に気を付けています。
私と、あなた、大切な人達との縁を切ってしまわぬように…。
いかがでしたでしょうか。
そんな大した事ない話でしたかね?(笑)
これは何も、「ありがとうございました」だけの話ではございません。
職場での「お疲れ様さまでした」、「ご苦労様でした」など、他にもあるんですよね。
こうした言葉も絶対に使わないようにしています。同じ職場で共に働く仲間として、長く続けてゆくのなら、尚の事ね。
私の書くnote記事でも、文章を何回もチェックしておりますが、上記のようなところにも気を配る様にしています。
それでも不適切な表現がございましたら、申し訳ございません…。
【+αの小話】
ついでにもう1つ。
接客業務を経験したからこそ、よく観察してしまうのですが…。
私がお客の立場になった際の、店員さんの接客業務や態度を、かなり観察しています。
今話してきた「ありがとうございました」の言葉も、絶対に確認します。
「ありがとうございました」と店員さんに言われた時は、「あ、この人は私との縁を断ち切りたくて、断ち切ったんだな」と判断して店を出ています。
私がおかしいのかな?(笑)
他には…
「レジ袋はお持ちですか?」など、店員さんがお客様に対してお伺いする時に、どこを見て喋っているか。
私は接客業務していた際に、話をしているお客様の目を見て話すように心がけていました。
「人と目を合わせるのが苦手だったら、相手の喉の当たりを見ろ」と教える人もいらっしゃると思います。
しかし、私は目の前の人と会話をしているのですから、相手の目を見て会話するのが本当の接客業務だと思ってます。
少なくとも、喉元を見ての接客業務と、相手の目を見ての接客業務とでは、後者の方がより良い接客業務の有り方ではないかと、私は考えます。
これは、今現在仕事をする中でも大事にしていることの1つ。(接客業ではないですが…)
厳しいと言う意見があるのでしたら、
「喉元」は百歩譲って、お客様へ向けた接客業務としましょうか。
酷ければ、目が完全にこちらに向いて無い状態、明日の方向を見て「ありがとうございました」って言う店員さんもいます。
これはね、申し訳ないです。生意気なことを言います。控えめに言って「最低最悪」です。
だって、その言葉は私に向けて話した言葉ですら無いのですから。そんな接客業務・接客対応をするのであれば、思ってもいないマニュアルセリフの「ありがとうございました」も何も言わずに、せっせと持ち場に戻ってもらった方が良いくらいです。
論外だけど、言葉が何も無い方がマシ。極論、「お買い物」と言う目的さえ済めば良い話ですから。
明日の方向を向いて喋るって、私以外の明日の方向にいる誰かに、言ったのではないですかね?少なくとも私に向けての言葉では無いし、私はそう捉えます。
皆様は、お買い物して店員さんに明日の方向を向いた状態で、「ありがとうございました」と言われて「気持ちの良い買い物だったなぁ♪」となりますか?
なる人はなるかもしれない。
私は、ならないかなぁ。
これは、
「お客様は神様だ」とか言う話ではない。
「客がエラいんだ」って考え方も、的外れの勘違い野郎なので、全く違う。
アルバイトだとか、パートだとか、非正規雇用だとか、正社員だとか…。そういうレベルの話ではないのですよね。
本日は「自分自身がどうなりたいか」って性根の部分のことを、お話させていただきました。
今現在、接客業務を生業にされて頑張っている方々には少し尖った意見・考え方かもしれません。強い言葉になって申し訳ございません。
でも、私は一人でもそういう人が減れば、お互いが気持ちの良いやり取りがしやすくなるのではないだろうか、と勝手に思っております。(笑)
色々な主義・意見を持って、仕事に取り組む人は、素晴らしいぢゃないですか。
どれが正解とか、不正解なんてないですし、自分の意見を持つことに、意味があるのですから。これも接客業務を経験した、ただの私の意見です。
接客業務を生業にされている皆様、
本当にいつもありがとうございます。
店員さんとお客さんに、身分は無いと考えております。
店員さんが居るお陰で、お客さんは買い物が出来る。お客さんが居るお陰で、店員さんは仕事が出来る。
その関係に、上下など無くないですか?
って意見です。私は接客業務には向かない人種かもしれませんね。(笑)
これからも頑張って下さい。
さて、以上で終わろうと思います。
はよ、【後編】が掲載出来るように、
ちょっとずつ頑張ります。
本日もありがとうございます。
それでは。(◔‿◔)