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2025.01 いつまで働かはりますの?


(え〜と関東人ですが何か? )
ETFの分配金やら株配当やらを計算していた2025年1月終盤、そういえば現役時代は予算提出の時期だったなと思い出す。
タイミングよく業務を受託している元勤務先の部長からチャットが入る。「今話せますか?」 「はい、いいですよ」
現契約の内容確認だった。業務委託の予算を取るための確認だ。
ありがたいことに僕もまだ余禄が続く予感。話を聞くうちに他部署の新プロジェクトにも拡大する勢いだと知る。元社員への期待を知り、売り込みつつも少しだけ牽制しておく。今ある自由度は確保したいという下心だ。今の報酬を下回ったらお断りもありうるが、とりあえず受託確率は高まった。もう1人の自分が「いいんだよ〜受けなくても」と耳元で囁く。
現役時、仕事のストレスを晴らすかのように有給休暇と週末祝日を組み合わせながらお高めな費用をかけて出かけていた旅行も、裁量労働(受託)をふんだんに活かし思いのまま休暇を取り、納期さえ守ればどこに行っても良くなった。まさに天国だ。今の仕事をこなしつつ好条件をお待ち申し上げ候う。
退職直前に働く道を選んだのは僕の魂が何かを渇望していたからであり、その「何か」は定かではない。43年のサラリーマン生活リズムの狂いを危惧?社会との接点?余禄の報酬?一挙両得?自己肯定感?

もう一年働いたら僕自身満足するか分からないが、この今の思いのままに生きてみることにする。ま、亡くなった父は退職後もシルバーで御歳82まで働き続け、その間に書道師範の資格を取り、有名書道展で賞を取り、民謡を習い、夫婦で社交ダンスを嗜み88才米寿まで生きた。
こういう人生を目の当たりにしてしまった僕は何を刷り込まれたんだろうか?

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