【ポケカ】カプ・コケコVデッキの紹介(ムゲンゾーン環境)
ドワータです。
今回はムゲンゾーン環境のカプ・コケコVデッキをご紹介します。誰かの何かのお役に立てれば幸いです。
デッキレシピ・コンセプト
4x8G8D-vrtoTZ-84Y4cc
カプ・コケコVとサンダー(アサルトサンダー)を使ってVmaxへの2確を狙うデッキです。加えてジラーチプリズムスターを利用してサイドレースに勝つことをコンセプトにしています。
雷タイプのデッキといえばピカゼクが安定で人気です。現環境でも強いデッキの1つですが、ムゲンダイナやジュナイパーの登場もあって現環境においては勝つことが難しい相手が増えたと思っています。
Vmaxを2確できる可能性を持ち、ジュナイパーへの回答があり、サイドレースに負けない雷デッキを検討したところ、このようなデッキとなりました。
それぞれのカードの特徴を見てみましょう。
まずカプ・コケコVです。
逃げエネ0の3エネで200打点出せる技を持っています。ポイントは逃げエネ0ということでベンチからサンダーを出しやすいこと、3エネのうち1エネが無色ということでカウンターゲインが使える点です。
続いてサンダー(アサルトサンダー)です。
サンムーン時代は通称ジラサンデッキで人気でした。回収ネットの登場でより利便性が高くなった反面、Vmaxが主流の現環境においては打点不足が否めない感があります。
カプ・コケコVとサンダーを組み合わせた打点例は以下のようになります。
● 80 + 200 + 30(エレパ1) + ジグザ(10) = 320
● 80 + 200 + 60(エレパ2) = 340
戦い方・プレイング
要点は以下です。
● 後攻を取ります
● サンダーもしくはクワガノンVで攻撃します
● ジラーチ、ヤレユータンを順次出します
● 倒されたらオドリドリGXを出します
● サイドは3-2(+1)、または3-1-1(+1)を狙います
● 自分のサイドが残り2枚になったらフィオネでひきよせのうずを使います。非V・GXのやられ役がバトル場に出されます(出されることを期待します)。ソニアを使ってバリヤードとジラーチプリズムスターを手札に加えます。
● サンダーが倒され、サイドが負けている状態になったらカプ・コケコVとカウンターゲインを使って攻撃を試みます。グズマ&ハラがあれば、スピード雷エネ、カウンターゲイン、サンダーマウンテンで攻撃できます。
採用・不採用カード
特徴あるカード及び枚数を説明します。
● オドリドリGX 1枚
Vmaxやタッグチームを入れていないデッキのため、特性を使える回数が多く相性がよいです。スピード雷エネとオドリドリGXの特性によって5枚引くこともできます。エレキパワーなど欲しいカードにアクセスしやすくなります。
● クワガノンV 1枚
グッズロックが強力です。1枚でも入れておくことによって有利になるデッキタイプが増えます。
● ガラルジグザグマ 1枚
前述の計算に加え、フーパ(アサルトゲート)やボルケニオンといったHP120ラインに対してもエレパ1枚とガラルジグザグマの10によってアサルトサンダーで倒すことができます。
● 回収ネット 4枚
ジラサンには相性がよいことに加え、ガラルジグザグマの使い回し、バリヤードとジチーチプリズムスター開始時の回収、ジラーチプリズムスター用にベンチ枠を空けるなど、様々な用途で使えます。安定の4枚採用。
● カウンターゲイン 2枚
カウンターゲインに加えて、サンダーマウンテンかカプ・コケコプリズムスターの特性のどちらを使うことで、カプ・コケコVもクワガノンVも3エネの技を使うことができます。2枚採用。
● リセットスタンプ 2枚
2回使うシーンも少なくないです。デンジでサーチできることから比較的使いたい時に使えるところもよいです。
● ソニア 2枚
オドリドリGX + ポケモンと考えれば、3枚引きに好きなたねポケモンをサーチできるサポートとも捉えることができます。終盤においてはバリヤード + ジラーチプリズムスターをサーチするのに使えます。前半から後半まで幅広く使えます。
● グズマ&ハラ 2枚
前述したようにスピード雷エネ、カウンターゲイン、サンダーマウンテンをサーチできます。サイドが負けている際はこれ一枚でカプ・コケコVのサンダーボルトが打てます。後1でクワガノンVで攻撃するチャンスが高まる点もよいです。2枚採用。
以降は不採用カードです。
● タフネスマント
カプ・コケコVやクワガノンVにはカウンターゲインつけるために不採用。タフネスマントをつけてもムゲンダイナなど、一撃に耐えられないことも多いです。
● ミミッキュ(いやしジャマー)
耐久型とは相性がよくないため入れたい1枚ですが、デッキ枠もベンチ枠もないことから不採用。
● メイ
倒されやすいポケモンが多いことから相性はよいですが、サポートカード枠として今入れているサポートよりも優先度が落ちることから不採用。
終わりに
最後まで読んでいただきありがとうございました。1枚採用のカードが多くまとまりがないように見えますが、カード同士の相性がよいこともあり、安定して戦えるデッキだと思います。スピード雷エネの存在もあり、非常に事故りにくいところも当デッキの特徴です。
また次回の記事でお会いしましょう。
ドワータ