花のかたちについて
一体自分が何者で、一体自分が何をしたくて、一体自分がどうなりたいのかを、いつもいつでも明確に、そして端的に説明出来る人ってこの世にどれくらい存在するんだろう。
そんな人はきっと迷う事がないから幸せだろうなと思う半面、知らず知らずのうちに可能性そのものを狭めていそうでちょっと勿体無いかもしれないなとも思う。
幸も不幸も死ぬまでにはプラスマイナスゼロになるなんて聞いた事があるけれど、それならきっと総量で計るものじゃなく、振り幅なのかな。それだったら程々に大きく振れてみてほしいな。あくまで程々に…と考えてしまう自分はなんて凡人なんだろうと思ってちょっとだけ落ち込んだり。
自分の中で、一度全部を終わらせた後に自然と生まれたこの歌は、
失敗した過去も、
空っぽの現在も、
決して明るいばかりじゃない未来も、
輝かしく見えてしまう外の世界も、
全部を肯定する為に生まれたんだとしたら良いなぁ。
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