流れ瞬くについて
メロディにはチカラがある、と根拠もなく確信を持っている。
頭の中で鳴り響くメロディは、明確な輪郭を持った伴奏と一緒に鳴っている場合もあるし、モヤがかったイメージの中で鳴り響いている場合もある。
と、一人で真夜中にしっぽり音楽制作に没頭する時間を持つようになってからとても強く実感するようになった。
バンド形態でスタジオでジャムりながら曲を作る場合は、流れに合わせながら即興でメロディを当て込んでいってた。
割とはっきりとデモ曲を渡される場合はデモを自分の中に落とし込んで、イメージから湧いてくるものを当て込んでいく。
これはどちらも1を10とか20にするような作業。
流れ瞬くという曲は0から作っていった。
イントロのギターのメロディラインから順番にAメロ、Bメロ、サビ…といった感じで。
作り終えた瞬間、得体の知れない他人とようやく分かり合えたような嬉しさがこみ上げてきたのは、何となく、求められているものに近いものを作れたという手応えがあったからかもな。
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