永遠の途中でと言う曲について
突然ですが、皆さん学生時代の友達とは今も会ったりする事があるでしょうか?
僕はと言うと、もうかれこれ7、8年は会っていません。
もう遠い昔の出来事ですが、僕にも成人式というがあって、この中の誰かはもう一生会わない可能性もあるんだろうな…なんて薄ぼんやりと考えた記憶があるんですが、まさか大半を超えてほぼ全員と全く会わない日が来るとは驚きです。
それでも時折、何でもない事で思い出して、「どうしてるかな、あいつは…」なんて考えたりする瞬間があったりします。
もうかれこれ十数年前、先輩にバンドやろうと誘われ上京し、荒波に揉まれ暮らしながら紆余曲折しかなかった音楽人生を送り、そのままふらふらと根を下ろしてしまった今となっては地元の友達という存在がとても遠くに行ってしまったなぁとちょっと寂しくなります。
「もし、あの時あの決断をしていなかったらどうなっていただろう」
なんて考えた事が誰でも一度くらいはあるんじゃないでしょうか?
僕にとってそれは十数年前の上京という決断。
商業的な成功には至らなかったけど、音楽やバンド活動は沢山の宝物と経験をくれて、それが間違いなく今の糧になっていると思う。っていうかなっている。(断言します)
なので一切後悔もしていないのだけど、
人生の分岐点で全く違う決断をしていたらどうなっていたかな?とふと考える事があるんです。
永遠の途中で、という曲ではそんな思いを歌にしました。
誰にでも夜は訪れそして去る
まどろんだ視界の先
朝日はじき昇り始める
ここの部分だけ、どういう歌詞にしようか本当に迷ったんだけど思い切ってこの言葉を選んで良かったと今はとても思います。
これを読んでくれているあなたがいつか下した決断も、今はしっくりきていないところがあったとしても、「これで良かった」と思える未来になっていますように。
最後まで読んでくれてありがとう。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?