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【ほげちょ日記】〜季節もの〜3

この数年、瀬戸内海は魚がいなくなったと良く耳にする。
実際8年ほど前に子供(当時5歳)に連れられ釣りを始めた頃は、おかっぱりのサビキ釣りでもアジやイワシ、鯖にコノシロなど結構釣れ、帰ってきてから捌いたり近隣にお裾分けするのに一苦労だった。
しかし2019年にピタリと魚が釣れにくくなり始め、2021年のコロナ禍で時間が結構あるのに魚がトンといない状況となっている。
釣り仲間では「人に近づいたらコロナが感染るって魚が岸に近寄ってこんのとちゃうか?!」ってネタになる程に。。。

行政や研究機関の話では、海が綺麗になり過ぎて、魚の餌となるプランクトンが育ち難くなったから、とか。
人は海洋プラなどのゴミを出し、海を汚して生態系へのダメージを与え、有機系の処理もやり過ぎて海の豊かさを減らして、何やってんなかな〜と思ってしまう今日この頃。

生態系と文化活動の双方向な関わり合いを、もう少し考えた取り組みをしないと、豊かな瀬戸内海が戻ってこないんじゃないかな。

それはさておき、下のチビちゃんを風呂からあげ、寝る前にお絵描きさせて遊んでいる所に玄関のチャイムが鳴った。
誰だろうと出てみると、近くに住む釣り仲間が「ホイ、これ」とビニール袋を渡してきた。
おっ?っと中を覗くとコノシロが!
「もう来始めたん?」と聞くと
「今日からや。でも来てるのは西の方だけやな」との事。
その後はいろいろ情報を聞いて別れた。

台所を魚を捌くように片付けて、コノシロを流しに出してみる。

ほほぉ〜ぅ❤️

平均で20cmより少し大きいくらい

良いサイズのコノシロが11匹。
初ものとしては上々のサイズ。
「これが釣れたら、楽しいやろな〜」と思いにふけりながら、捌いていく。

コノシロは小骨の多い魚なので、3枚におろして、酢につけておく。
普通のお酢に漬けても良いが、酸っぱくなり過ぎるので、私はMizkanの「いろいろ使えるカンタン酢」を使っている。

酸っぱ過ぎず、ほんのり甘いので何にでも使える。

蛇口のシャワーを緩めに出しながら鱗を取り、頭と腹を一度にカットして内臓を出す。
卵と白子を取り出した後、腹の中を洗い、3枚におろす。

身も厚みがあり、とても美味しそう。
空気を抜くのにストローで吸ったら、
ストローが細過ぎて、ちょっと酸欠・・・
空気も抜けてしっかり漬かってる

この状態で冷蔵庫で一晩寝かせると、明日には美味しく頂けます😆

それでもちょっと酸いいのと、小骨があるから子供には不人気だけどね。

で、身の下ごしらえの後は卵と白子。

卵と白子もプリプリで

こちらは酒、みりん、醤油、水、生姜で5分ほど中火で煮込みます。

すると、んっまぁ〜、なんて美味しそうな❗️

山椒の身と葉が有れば完璧だったんだけど🥲

季節のオツマミの完成です🍶

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