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動画「Truth of Dragons 2023」によせて
なんとなく作ってあったnoteのアカウント。記念すべき?投稿1本目は、2023年シーズンを振り返るドキュメンタリー動画「Truth of Dragons 2023」の感想にしようか…と思いつつ、配信終了日になってようやく書き始めるという、配信チケット販促という面でまったく役立たずなファンの私です。
で、役立たずついでに言いますと笑、見ながら、基本ずっと心が苦しかったですよ。
2023年2月、「弱いドラゴンズをもう終わりにしよう」という柳新選手会長の心打つスピーチでキャンプが始まり、結果的にはそれが叶わなかったことを私は知ってしまっているからです。
そして、昨年とりわけ心惹かれ、この選手を応援したい、それに伴って自分の心が痛むようなことがあっても受け入れようと覚悟を決めて飛び込んだ、その選手が今年の「物語のいち登場人物」ですらないことを知っていたからでもあります。
前置きが長くなりました。
アーカイブ視聴期限終了も迫っているので、覚えておきたいことは書き留めておかないと。
「Truth of Dragons 2023」 に登場する5人の「主人公」の中で一番印象に残ったのは、柳投手でした。
かっこいいことを言ってしまった時など、そんなご自分を俯瞰で見ることができているところが良いなぁと思います。
このチームで優勝したいという話の流れで出てきた会話。
(柳)「ドラゴンズは最高。勝つ勝たないは別として、チームメイト、最高」
(梅津)「みんな優しい」
(柳)「外から来た人もみんないいって言う」
(梅津)「めっちゃ人がいい」
(柳)「それが逆にダメなんじゃないか笑…いやそんなことない、それに勝るものはない」
それと、時系列ではそれより前に出てきた言葉ですが
(柳)「今年、ドラゴンズ、いろいろマイナスなニュースがあった。あれも結局、勝っていれば評価されるし美談になる。負けているから言われるだけ」。
これらは、私がいちファンとしてチームの表面を追いかけている中でなんとなく、自分の(全く違う業種の)職場と比べたりしながら想像、妄想していたことと大きな隔たりはなくて、自分の見る目に自信を持ちました…かどうかはさておき笑、今はちょっと苦しい状態にあるけれど、いいチームを応援できて幸せだな、と思いました。小学生の読書感想文っぽくなってしまいましたが。
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優しい、いい人間であることは、心が強くなければできないことです。その強さが、どうか報われますように。
最初の方に「見ながら、心が苦しかった」と書きました。これは決してネガティヴな意味ではなく、苦しくなるほどに心を傾けて見る趣味を持てているのは幸せなことで、それほどまでに心動かされる人生の一部を見せてくださっている選手、関係者の皆様にこの場でお礼申し上げます。どなたもご覧になっていないと思いますが笑