Q.10ヶ月から保育園に入れる予定です。母乳育児よりもミルクにかえたほうがいいのでしょうか?
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A.
先ずは、母乳対応ができる保育園なのか確認してみましょう。預けている時間はミルクだけの場合も、朝や、帰宅後に授乳できることもあります。
日本では約1年ほど母乳をあげるママが多いようです。これは、1年前後で職場復帰をするママが多く、団体保育等の利用が始まることも考えられます。他にも様々な理由はあります。
世界基準では、
WHO(世界保健機関)によると、適切な食事を摂りながら、2歳以上まで授乳を継続することが推奨されています。
母乳は栄養面だけでなく、母子共にメンタル面にも影響を与えています。様々な方向から考えてみましょう!
例年ですと、4月からの入園が多いです。
5、6月ごろになると、一度浅野式ネンネトレーニング(赤ちゃんトレーニング)をご卒業されたご家族さまからご相談を受けることが多くなります。
『最近夜の寝かしつけに時間がかかるようになってしまいました。保育園から帰ってもずっと甘えていて離れてくれません。』
長年育児のご相談を受けてきて、答えがひとつではないと感じることが多くあります。しかし、親と子が双方にとって良い関係を作る方法を考えると、おのずと答えが出てくるように思います。
上のようなご家族の場合、私はこのようなアドバイスをしています。(母乳を続けているママのケースです。)
例年、年末頃になると保育園の申し込みなどが始まり、仕事復帰後のご相談が増えてきます。卒乳や、生活スケジュールの見直し、団体保育の準備等、ご質問は様々です。
授乳に関しては、年明け頃から約3、4ヶ月くらいをかけてゆっくり授乳回数を減らしていきます。
先ずは、母乳をあげることが難しい時間帯から無くして(ミルクに切り替え)いきます。
日中、仕事中に搾乳できる場合は無理に卒乳する必要はありませんが、環境が整っているかなど事前に調べておくと良いと思います。
企業によっては、育児時間を積極的に取り入れている場合もあります。搾乳ができる時間や場所を確保していることもありますので相談してみましょう。
勤務中の育児時間について
1歳未満の子どもを育てる女性は、勤務中1日2回、それぞれ最長30分、育児時間を取ることができます。この育児時間は授乳時間として確保されたものなので、子どもが職場にいない場合は、出勤時間を遅らせたり、退社時間を早めて調整することができます。育児時間をいつ取るかは、会社と本人との話し合いで決めます。30分+30分をまとめて1回にすることもできます。また、会社は、その育児時間中に女性を働かせてはいけないと労働基準法で決められています。(労働基準法第67条関係)
メンタル面にも影響
母乳は肌と肌のスキンシップがとれます。
産まれた時から親しんでいるママと赤ちゃんにとって、かけ替えのない時間ではないでしょうか。
母乳をやめたいとご相談を受ける場合の多くに、いざやめるとなると寂しいものですね、と言われます。ママたちにとっても、赤ちゃんにとっても、重要な時間であります。
今まで24時間ほとんどの時間をママと過ごしてきた赤ちゃんたちにとって、団体保育や、誰かに預けられて、ママと離れて過ごす体験は本当にびっくりする出来事でしょう。
私自身、2人目の娘は2ヶ月に満たない時期から小規模保育でお世話になりました。何も分からないまま預けられていた娘ですが、親の愛情を直接受ける時間は物理的に少なかったです。
しかし、子どもを育てる環境は様々であり、早期の職場復帰も現状では多くあります。
そんな時、良くお伝えするのは、
『時間の長さではなく、愛情の濃さを大切に』
どうしても、仕事を始めると子供との時間に長い時間を費やすことは難しいです。これは、2人目3人目の子育てでも同じようなことが起こります。
愛情を伝える方法はいろいろありますが、そのひとつとして母乳をあげる効果は大きいと感じます。
先ずは、母乳をあげられない時間帯から徐々に進めていくと、朝と夜のあげられる時間が分かると思います。
私は、今までサポートしてきたご家庭の経過から
『朝と夜の授乳は無くさずに』
とアドバイスしています。
新生活に慣れるまでは、いきなり止めず保険としてキープしていただきます。もちろん、他の時間であげなくなりますのでほとんど出なくなってしまうママが多いです。しかし、完全にやめてしまえば全く出なくなってしまいますので、お子さまが安定するまで様子をみるのもよいと思います。
保育園という場所は、子どもたちにとっては社会に出ているのと同じです。良くも悪くも、何かしらのストレスを抱えて生活しています。
通いはじめは特に、慣れない環境に戸惑うお子さまが多いです。
帰ってくると、ずっと抱っこで何もできないなんて日もあるでしょう。そんな時、夜の寝る前におっぱいを吸って少しでも落ち着くことがあります。
安心材料のひとつとして、あげられる時間帯を保険として残しておくことも良いですね。
もちろん、母乳が出続けるとお仕事でも気を使いますので卒乳をするというのもひとつの選択肢です。
良く親子で考えて、結論は急がずに答えを見つけてみてください(*^_^*)
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