Q.添い寝はしないほうがいいですか?

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A.

 お子さまの月齢にもよりますが、添い寝が決して悪いわけではありません。この先、ご家族でどのように寝るのか、ご夫婦で決めてみてください。


よく聞かれる質問です。
まず添い寝の危険性を考え、新生児期の添い寝はお勧めをしておりませんので、できれば別のお布団やベッドなどで大人の赤ちゃんは分けていただいた方が良いと思います。

添い寝の種類
1.大人の布団やベッドに赤ちゃんと一緒に寝る
2.大人と赤ちゃんそれぞれに独立した布団やベッドがあり、横に付けて寝る

できれば2をお勧めします。

また、寝かせ方にも種類があります。

1、寝始めから 朝までずっと一緒
2、寝付くまで一緒にいて寝たらそっと出る
3、寝始めはひとりで寝れる、途中から大人と一緒

こちらはできれば3をお勧めします。


添い寝のメリット&デメリット

※その前に、添い寝や添い乳には危険性もありますので、安全を十分に確保する必要性は考慮ください。

☆メリット
1、赤ちゃんが泣いたりしたら直ぐに気付く
隣にいるので、少し動いただけでも直ぐに気付くことができます。大泣きになる前に対応できることもメリットです。

2、夜に親子のスキンシップの時間がとれる
子どもはもちろん、ママやパパが大好きです。温もりやスキンシップは子どもに安心感を与えます。1日の終わりに大好きな家族と幸せな時間を過ごすことはとても良いことです。


★デメリット
1、親子、家族それぞれに睡眠の質が下がる
子どもの寝相はかなり悪いです。夜中に寝返りをドタンバタン繰り返します。夏は暑がり動きますし、冬は寒くて近寄ってきます。親はその度に何度も起こされるのでなかなか深くは眠れないでしょう。

2、親のスケジュールが立ちにくい
上の寝かせ方の種類の、『2、寝付くまで一緒にいて寝たらそっと出る』パターンのご家庭で起こりやすい問題です。そろそろ寝たかなと思って、そーっと布団から出ようとすると起きてしまう。
一旦寝たのに、隣に親がいないと分かると泣いてしまう。(少し大きくなると、30分おきくらいに部屋から出て探しにきたりします。)その度に、もう一度隣で寝かしつけをしますので、夜にやろうと思っている家事などはなかなかはかどりません。一緒にウトウトしてしまうことも多く、親の寝付きも悪くなります。

3、兄弟の睡眠に影響がある
ひとり目は良かったけれど、下の子が産まれた時に様々な問題が出てきます。
まずは、出産をするとき、数日ママが入院をしなくてはならず、ママがいないことで寝れなくなるケースがあります。これはパパや、他の家族と寝れるように練習する必要があります。
また、赤ちゃんと退院してきたあと、寝室を一緒にするか悩みます。新生児の夜中のお世話は大変ですので、水回りの近く(リビングなど)にママと赤ちゃんがしばらくは一緒にいることをおすすめします。しかし、別々ですと上のお子さまがママと一緒ではないことに寂しさを感じることもあります。
いざ一緒の寝室にしたときも、上のお子さまにつぶされてしまわないか、泣き声で上のお子さまが起きてしまわないかと、様々な問題が出てきます。


メリットとデメリットをしっかりと理解した上で、始めることが肝心です。


ご夫婦で、最終的なイメージを共有する。

私はいつも、
『小学校高学年くらいのとき、どんなふうに寝たいですか?』
と、ママとパパにご質問します。


『まだ一緒の布団でいいかな』
『寝室は一緒でいいけど、ベットは別がいい』
『自分の部屋で寝て欲しい』

など、ママとパパの意見が同じこともあれば、違うこともあります。
ママとパパが育ってきた環境の違いもあるようです。


日本はもともと
添い寝・添い乳の文化があります。
多くのご両親が同じお部屋に布団を敷いて、家族皆で寝ていたことでしょう。

小学生になって、子ども部屋をもっても、約40~50%の子どもが、親と同じ部屋で寝ているというデータもあります。


ゴールを家族で共有する

いずれ大きくなった時の寝かせ方の種類を決めましょう。ご夫婦で意見を出し、何歳くらいをひとまずの区切りとして設定をしたら良いか考えます。


1、寝始めから朝までずっと一緒
こちらを選ばれたご夫婦であれば、危険性を考慮した上で、添い寝は始めていただいて構いません。そして、添い寝が終わる時期は、お子さまの意思に任せます。自分の部屋で寝ると言ってくるまで待ちましょう。それまでは、どうぞご家族の時間を楽しんでください!

2、寝付くまで一緒にいて寝たらそっと出る
こちらの場合は、少々手こずると思います。親が寝る時間まで、何度も起きてしまうと睡眠の質が下がり、成長ホルモンの分泌にも影響を与えます。
できれば、1、3のやり方をおすすめします。
ですが、難しい場合は眠りが浅い時期はできるだけ一緒に布団にいる時間を長めにとってあげましょう。モニターなどを利用して、様子をこまめに見ておくと激しく泣く前や、部屋を出てきてしまう前に対応できる場合があります。

3、寝始めはひとりで寝れる、途中から大人と一緒
こちらは、添い寝の中でも一番負担が少ないと思います。寝始めは、トレーニングをしていただき自分で寝れるようにしましょう。途中、起きてきた時から、大人の布団に一緒にという方が多いようです。
最初から大人の布団に入れないように、できる時期まではこのスタイルで過ごします。しかし、1歳前後になると、大人の布団に行けることを覚えてきますので、寝始めから一緒に寝たいとグズリ始めるお子さまが増えてきます。できるところまで、最初の寝始めは自分で寝れるように頑張ってみると良いかもしれません。


知らなければ幸せ

『今からでもひとりで寝れるようになりますか?』
『添い寝はしたくなかったのに…』
そう、嘆かれるご両親のご相談を受けます。

赤ちゃん達は日々学習しています。ママとパパの布団に行けることが分かれば、どうにかして行きたくなるのです。よく、ベビーベットをよじ登って大人のベットに来ようとする赤ちゃん達がいます。
行けると分かっているのです。

もし、絶対に添い寝をしないと決めるのであれば、大人の布団には寝かせないことをおすすめします。また、大人の布団の上で遊ばせることもしないようにしましょう。
『ここはダメなんだ』
としっかりと認識させなくてはいけません。

寝かしつけも、寝かせ方も
はじめが肝心です。
是非、ご夫婦で良く話合ってから始めてみてください。


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