妊娠中の規則ある生活は胎児に影響するのか③
赤ちゃんトレーニングのby your sideです(*^^*)
2014年から250件以上のご家庭を訪問し、「赤ちゃんが寝てくれない」「夜泣きがひどい」などの相談を受け、日本の生活や考え方に合わせた浅野式ねんねトレーニングを考案。その後ただ寝ればいいわけではない、「食事」「運動」「睡眠」の3つのバランスを整えていく「赤ちゃんトレーニング」を考案しました。noteではこの赤ちゃんトレーニングの考え方、やり方などをお伝えしています。(詳しくはこちらの記事をご覧ください*)
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前回の
妊娠中の規則ある生活は胎児に影響するのか①
妊娠中の規則ある生活は胎児に影響するのか②
に引き続き、今回は
『胎児はいつ頃から外の光の情報を
脳で感じているのだろうか?』
ANSWER...
『少なくとも妊娠中期から』
だそうです‼️
胎児の体の動きや心拍数には昼夜の変化に合わせた約24時間のリズムが存在することが知られ、サーカディアン・リズムと呼ばれている。早い胎児では、妊娠22週ですでに心拍数にサーカディアン・リズムを持つことが報告されている。
~『お腹の赤ちゃんは光をかんじるか・生物時計とメラノプシン』太田 英伸~
岩波書店 2014.12.5(P32)
サーカディアン・リズム?
サーカディアン・リズムとは?
概日リズム(がいじつリズム)のことをいいます。
簡単にいうと、いわゆる『体内時計』です。
動物は24時間周期のリズムを刻んでいます。
そのリズムがなんと!
少なくとも妊娠中期から機能しているというのです!
ヒツジを使った実験では、
昼夜の区別がある『明暗環境』と、24時間常に明るい『恒明環境』の2つの環境のでの胎児の反応を調べています。
胎児の血中プロラクチンが、『明暗環境』では夜間にピークをもつサーカディアン・リズムに対し、『恒明環境』ではそのリズムがなくなり平坦になってしまう。
外の光の情報が子宮の中の胎児に
伝えられることがわかる
~『お腹の赤ちゃんは光をかんじるか・生物時計とメラノプシン』太田 英伸~
岩波書店 2014.12.5(P33)
そして、整いつつある生活リズムに
影響を与えてしまうのです。
妊娠中に、
どれほど規則正しく生活することが大切か。
特に光の関係性は絶大な影響を与えます。
次回は、
この光の情報が赤ちゃんにとって他にどんな影響を与えるのか具体的に考えていきましょう!
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