避妊ピル、使っていますか?
オーストラリアでは、若い子達でも避妊ピルを使用している子が沢山います。
ティーネージャーでは、ニキビ予防の為、生理不順だから、生理痛が酷いから、旅行中に生理を避けたいから、という理由で飲み始める子が多いです。(最初の3つは生活習慣を見直せば治るのですが…)
基本的に、生理が始まった年齢から飲むことが可能です。
もちろん、避妊の為に飲んでいるティーネージャーもいます。
16歳からは、親の承諾なしで医者に避妊ピルを処方してもらうことも可能です。
16歳未満の子の場合、医者は親に確認を取ることもあるそうですが、確認を取ることが義務ではありません。
一方、16歳以上の子の場合は、プライバシー尊重の為、医者は親に報告することが禁止されています。
このように、オーストラリアでは若い子でも簡単に手に入る避妊ピルですが、もちろん、副作用はあります。
そして、使用していた期間が長ければ長い程、副作用が大きくなり、将来妊娠した時にも問題が出てきます。
医者はこれらの副作用やリスクをしっかり説明しません。
避妊ピルを飲むと、2種類の人工女性ホルモンによって、脳に「あなたは妊娠中でありますよー」と言うメッセージを送り、脳を騙します。
体は妊娠中だと思い込むので、排卵が起こらなくなり、「本当の生理」は止まります。
避妊ピル使用中に来る生理は本当の生理ではありません。
避妊ピルを使用中は、自分の体が「本当の生理」をすることが出来なくなっている状態です。ピル使用中の生理は、騙しの生理であって、元々の「本物の生理」のような役割はしていません。
「本物の生理」は、生殖器のデトックスの役割をもちます。
毎月、女性は「本物の生理」によって、デトックスしているのです。
食べた物からはもちろん、皮膚や肺から吸収したもの、ストレスや真菌によって発生した毒素等を毎月排出できるのが「本物の生理」なんです。
一般に女性が男性より長生きなのも、女性は毎月、生理を通してデトックスをしているからだ、と言われています。
ピル使用中はの生理はこのデトックス効果が全くない為、長期的に見ると、ピルを使い始めてから、今まで以上に体調を壊すことが多くなります。
もっと長い目で見ると、子宮がん、卵巣がん等のリスクも高くなります。(それを予防できる!と謳ってはいますが…)
また、人工的なホルモンが体内に入ることで、体内のその他のホルモンのバランスも崩れます。消化管ホルモンもそうです。消化管ホルモンには色々と種類がありますが、これらのバランスが崩れることで、主に下記の栄養素の吸収性に悪影響が及びます。
葉酸
亜鉛
セレン
ピルを止めても数ヶ月間、人によっては数年間も、これらの栄養素をしっかりと吸収することが出来なくなります。
特に葉酸は、妊娠前から十分に摂る必要がある栄養素で有名ですね。
葉酸が不足している状態で妊娠すると、障害を持つ赤ちゃんが生まれる確率が5倍も上がるそうです。
亜鉛とセレンにおいては、不足したまま妊娠してしまうと、赤ちゃんに自己免疫疾患が発生しやすくなります。
また、人工ホルモンは体にとっては化学物質ですから、体は毒素と見なし、肝臓で解毒しようとします。(肝臓は毒素を分解するところ)
でも、避妊ピルを作った者も、バカではありません。
肝臓で簡単に分解される程度の量ではなく、肝臓では十分に分解できないぐらいの量の人工ホルモンがピルには入っています。でないと避妊ピルとして機能しませんから。
つまり、肝臓で解毒されるべき毒素が、解毒できない状態。
肝臓にももちろん負担がかかっています。
避妊ピルを長期で使用すると、肝臓ガンの発生率が上がるという情報もあります。
また、肝臓がん、子宮がん、卵巣がん以外にも、ピルの長期使用によって発生しやすくなるがんは、乳がんです。
なんと、WHO(世界保健機構)も、避妊ピルに使われている人工ホルモンの発ガン性を認めており、これは、タバコやアスベストと同じレベルの発ガン
物質カテゴリーに入っているんです。
また、避妊ピルの長期使用は、血栓症や骨粗しょう症にもなりやすくなります。
避妊ピルの怖さはこれだけではありません。
遺伝子レベルでも悪影響があります。
つまり、女性の卵巣内にある卵子細胞の遺伝子にも影響が及ぶのです。
避妊ピルを長期で飲むことによって、正常な卵子の遺伝子に異常やダメージが発生する可能性がぐんと上がるのです。
遺伝子(DNA)に悪影響が及ぶのですから、もちろん、これは、何世代にも渡って、影響し続けます。
避妊ピルの人工ホルモンは、自分の体に影響を及ぼすだけでなく、自分の子供へも、そして孫、ひ孫へも影響を与え続ける、とう訳です。
遺伝子とはそうゆうものなのです。
これらの、遺伝子ダメージや、栄養素の吸収阻害や、発ガン性等は、避妊ピルを飲み始めて直ぐに目で見て分かるようなものではありませんが、直ぐに分かる副作用もあります。
それらは…
● 性欲がなくなる(ホルモンバランスの崩れによるもの)
● 吐き気(体が「妊娠している状態」になるので、悪阻のようなものですね。)
● ウツっぽくなる
● 精神不安定
● 体重が増えやすくなる
● 頭痛が頻繁になる
等、です。
なんだか、これだけでもう飲みたくない、と感じませんか?
ところで、ピルは100%避妊できるとい訳ではありません。
人工ホルモンによって、「妊娠している状態だ」というメッセージで体を騙す為、排卵させないようにするのですが、稀に排卵することがあります。(飲むタイミングが遅れたり、飲み忘れたりするとリスクは上がりますが、たとえ正しく飲んでいても稀に起こります。)
排卵した場合、卵子が卵巣から出ます。
その卵子が精子と出会って、精子が卵子の中に入った瞬間に受精卵となります。
受精卵は受精した時点から細胞分解が始まります。
この時点でもう既に命があります。
赤ちゃんの命です。
受精卵は自然に子宮内膜に着床します。
着床する頃には、受精卵はポコポコ状態になっていて、既に赤ちゃんの細胞と胎盤の細胞がしっかりと分かれています。
避妊ピルはの人工ホルモンのせいで、子宮内膜が薄くなるのですが、(生理が軽くなったと感じるのはこのせいです。)この為、受精卵がせっかく着床しても、直ぐに子宮内膜から落ちてしまうことが多いです。
落ちずに、そのまま赤ちゃんが成長していったとしても、周期28日目には、ピルの作用で、わざと子宮内膜が剥がれるようになります。
せっかく成長した赤ちゃんはピルの作用で月経決と一緒に流される、という訳です。
中には、受精卵が子宮内膜にしっかり着床し、ピルの作用でも流れなかったという生命力の強い赤ちゃんもいますが。
受精して細胞分裂を始めている時点から、命が宿っていますので、これらのことを考慮すると、避妊ピルのモラルを問わずにはいられないです。
避妊ピルを長期で使用した方で、もう妊娠したいから、ピルを飲むのを止めて、直ぐに妊活をする方が多いですが、最低でも5か月程は妊活は待ったほうが良いです。
自分の体が元々持っていたホルモンバランスを整えるのはもちろんですが、慢性的に不足してた栄養素を取り戻す為でもあります。
また、子宮のデトックス(自分の本当の生理)を数回行うことも大切です。
赤ちゃんが健康に育つよう為に、子宮のお掃除は大事です。
以上、避妊ピルに関して色々書きましたが、将来、子供が欲しい方は、簡単には手を出さないことをお薦めします。
妊活、出産、子育て等のご相談を承っております。
こちらからお気軽にご連絡下さい