ニャロメ急便の請求書っ！！

そこの人っちょっとは読んでくれってんだい！！月夜〜ってんだい！！ニャロメってんだい！！

【結論＝請求書上の消費税の注意喚起のお話です】

さて、真面目に書くとカチカチむずし

経理の方、絶対見るべし

ふにゃ～！！と言いながら書こう(笑)

では始め！！

ふにゃ～っ

ニャロメ急便㈱はりんごを買って運ぶ仕事をしています。

ニャロメさんの仕事には、りんご代、ガソリン代、電話代等がかかります。

あるとき、バカボンのパパから「りんごを持ってくるのだ～」という依頼がかかりました。

ニャロメは依頼された仕事をこなしました。

ニャロメは、会社に帰り請求書を作成しました。

バカボンのパパはこの請求書を、はじめちゃんに見てもらいました。

はじめちゃん「パパ～これ間違ってますぅ。コメ印だけに、消費税がかかるわけじゃないですぅ」

（解説）

確かに、ニャロメ急便株式会社から支払われるニャロメの給与には消費税はかかりません。そして、りんご代、ガソリン代、諸経費の支払いには消費税がかかります。

だったら、請求書通り①の給与以外の②～③に消費税がかかるということになる？？

ニャロメの言う通りか・・いいえ違います！！

あのデタラメ大好きなニャロメが言うことですから、疑ってかかりましょう！！(笑)

【たねあかし】

ニャロメの請求書には、バカボンのパパとの取引価格の決定を目的とした見積書が内蔵されています。（実務ではたまに有ります）

もっとニャロメとパパとの間にある取引だけに集中してください。

📣バカボンのパパは、ニャロメの給与、ニャロメの買ったりんご代、ガソリン代、諸経費について、直接支払いましたか？
例えば、パパは、ガソリンスタンドのお兄さん（自販機経由でもよい）に対して直接ガソリン代を支払いましたか？

😽いいえ、すべてニャロメがやりました・・・。

そうです。バカボンのパパは、ニャロメの頑張った仕事、

つまり、
「バカボンのパパに、美味しいりんごを届ける」

という１つの取引に対してのみ一発だけニャロメに支払います。

もちろん、りんご代もニャロメの給与も取引価格の中に盛り込まれています。（取引価格決定要因なだけです）

バカボンのパパとニャロメの取引そのものは、総体として１つになったニャロメのサービスなのです！！

そのニャロメのサービスをバカボンのパパは受け取りました（消費しました）よって、その対価に消費税がかかります。

上記請求書で言えば、コメ印のみに消費税をかけるのではなく、ニャロメサービスという１つの取引に消費税をかける・・

よって、給与も含めた１２，８９２円（ニャロメとパパ間の税抜取引価格）に消費税が上乗せされるのです。

意外と経理マンも分かっていない？詳しくは優秀な税理士に聞くべし。

以上です。