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【有名YouTube50チャンネル分析②】YouTube「終了画面」の設定に関するデータ調査報告

チャンネル登録者平均が約27万人となる有名YouTube50チャンネルを分析し、
そのチャンネル設定をデータ化する企画です
企画詳細についてはこちらの記事を参照ください

今回は「終了画面」について調べました

「終了画面」とは

YouTube動画の最後にチャンネル登録やおすすめ動画を表示できる機能です

設定方法

動画ごとに設定することができます
推奨されるテンプレートから選択することもできますし、以下のようにある程度自由に設定することもできます
・表示する動画や再生リストやチャンネルアイコンは、決められた範囲の中で重ならなければ自由に配置箇所を変えることができます
・コンテンツによっては若干表示サイズの変更をすることもできます
・一つの動画に対し最大4つまでのコンテンツを表示させることができます
・表示できる長さは5秒~20秒の間から選択します

テンプレート・要素選択
コンテンツを配置した状態

調査データ

「設定の有無」「表示時間」「表示内容」「背景」について調査し、以下のようになりました

設定の有無
設定あり・・・26チャンネル(52%)
設定なし・・・24チャンネル(48%)

表示時間

表示する場合の平均表示時間
10.57秒

内訳
5秒・・・7チャンネル(27%)
7秒・・・2チャンネル(8%)
8秒・・・1チャンネル(4%)
10秒・・・6チャンネル(23%)
11秒・・・1チャンネル(4%)
12秒・・・1チャンネル(4%)
13秒・・・1チャンネル(4%)
14秒・・・1チャンネル(4%)
15秒・・・1チャンネル(4%)
16秒・・・1チャンネル(4%)
17秒・・・1チャンネル(4%)
20秒・・・3チャンネル(12%)

表示する内容
チャンネル登録+2動画・・・12チャンネル(46%)
チャンネル登録+1動画+1再生リスト・・・8チャンネル(31%)
チャンネル登録+1動画・・・2チャンネル(8%)
2チャンネル登録+2動画・・・1チャンネル(4%)
チャンネル登録+3動画・・・1チャンネル(4%)
2動画・・・1チャンネル(4%)
4動画・・・1チャンネル(4%)

背景
終了画面専用画面・・・22チャンネル(85%)
動画内に表示・・・4チャンネル(15%)

考察

設定率について、もっと多くのチャンネルが設定している印象がありましたが、約半数のチャンネルが設定しているという結果になりました

色々なチャンネルの終了画面を意識して見ている中で、5~20秒の間で設定できる表示時間について
5秒だとちょっと短く、20秒だとちょっと長いかもと思いました
平均長さの10秒前後が妥当かなという印象を持ちました
時間を意識してみていたからであって、実際に普通に動画を見ている分にはそんなに気にならないかもしれません
また、終了画面が長すぎる場合途中で動画を閉じられて、視聴維持率に若干の悪影響が出るかも?という懸念があります

多くのチャンネルで終了画面専用の背景や動画があり、チャンネル登録などを音声で呼びかけるものもありました
チャンネルアイコンや動画などが背景に埋もれないよう専用の背景であるのが好ましいと感じます

表示する内容はチャンネルによって異なりますが、チャンネル登録と二つのコンテンツとしているケースが多かったです
そのチャンネルによって動画を二つ出したり、おすすめしたい再生リストを表示したり決めていくのが良いと思いました

終了画面は、動画を最後まで見てくれた人に表示されるので、自身の動画やチャンネルに好感を持ってくれている人である可能性が高いです
引き続き自身の他のコンテンツにも触れていただけるよう、しっかりとアピールしていく必要があると感じます

同時に、すでにチャンネル登録してくれてほかの過去動画も視聴済の人にとってはまあいつもの演出ということで特に気にしないかもしれませんが
可能であれば終了画面を何パターンか用意したり、チャンネル登録者向けに動画ごとに専用コメントを載せておいたりするとなお良いかもと思いました
実際そういった方法を取られているチャンネルもいくつかありました

おしまい

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その他参考記事はこちらです
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【有名YouTube50チャンネル分析③】YouTube「チャンネルホームに表示される動画一覧」の設定に関するデータ調査報告

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【有名YouTube50チャンネル分析①】YouTube「動画右下の小さいチャンネル登録アイコン」に関するデータ調査報告


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