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新卒でクビ→第二新卒で内定を勝ち取るまでの奮闘記1/2

はじめに


私は、これまで2度転職活動を経験しています。
①スポーツメーカー→②ITベンチャー会社員兼、動画関連の子会社代表。

新卒、中途採用と、いずれもベンチャー企業でしたが「入りたい」と思った第一志望の会社は、採用倍率10倍以上と高い倍率ながらも、100%の確率で内定をもらってきました

就職活動では、早く内定を決める人もいれば、思うように内定が出ずに苦戦する人もいます。

私は新卒で入社した会社をわずか10ヶ月でクビになりました。
ただ、転職活動を始めてすぐ、第一志望の会社に内定をもらえました。

こんな私が、なぜ、第二新卒ですぐ内定をもらえたのか?
この記事では、私自身の失敗と成功をリアルに振り返りながら、転職活動のヒントをお伝えします(長くなるので2話に分けます※本記事は1話目)

「新卒で入った会社を辞めたい」
「転職活動が不安だ」

と感じている方へ。

20年近く前のオジサンの話ですが、当時の経験が少しでもお役に立てれば幸いです。

残りの学生時代に頑張ったこと


先日の【早く就活を終わらせたい】私が新卒ベンチャー企業から一発内定を掴んだ3つの理由の記事で書きましたが、私は新卒第一号で第一志望のベンチャー企業に入社をしました。

当時は、2007年頃。サイバーエージェントやライブドアなど、ベンチャー企業が盛り上がっていた時代です。
サイバーエージェントの藤田社長の「渋谷で働く社長の告白」という本に触発されて「おれもスタートダッシュ」をかけるんだ!と気合を入れていました。

同期より抜きんでた存在になるためには

「入社してからじゃ遅い!学生の今から行動だ!」と、

就職先の会社に関係がありそうな仕事(ゴルフ関係)を探し、少しでも経験を積もうと、バイトを始めました。

夏休みは遊ばずに、就職先の会社に

「無給でもいいので何か手伝いをさせて欲しい」とお願いし、

会社近くのアパートを借りて、アルバイトをさせてもらいました。

そんな私を見て就職先の部長も「社員でプロゴルファーがいて、今度大会があるから、そのキャディをやってみないか?」とチャンスを与えてくれました。

「え?プロの試合のキャディ?」

普段、バイトで一般の方のキャディはやっていましたが、プロのキャディなんてとても務まるはずもなくさすがに戸惑いましたが、

「そんなことは部長も分かっているはず。失敗が許される若いうちに経験を積んでおけ」

とのメッセージだと捉え

「や、やります!」

と返事をしました。


結果は、ズタボロでした。

プロの試合なので当然緊張感も違い、ゴルファーの方もピリピリしており、私のやることなすことすべて裏目に出てしまい、ボロカスに怒られました。

もう一度やれ、と言われたらやりたくないですが、おそらく、もう二度とできない経験になるので、やって良かったと思います。しかしつらかった‥


期待と現実のギャップ…全く結果が出ない日々


そんなこんなで、刺激的なバイトも終わり、大学の単位もギリギリで卒業。

晴れて入社です。

「私は期待されている」

実は部長からもこっそり「将来、一緒に起業しよう」と言われていたので、それがとても嬉しかったこともあり

「よーし!とうとう入社だ!速攻結果を出して出世し、20代には独立だ!」

とそんなプラン(妄想)を思い描いていました。


しかし、現実は甘くありません。
そんな私のやる気とは裏腹に、仕事の結果は散々でした。


会社自体は、とても寛容だったので「何事も経験だ」ということで、入社間もないうちから一人で営業をさせてもらえたのは良かったのですが、何にもわかってない私が、当然そんなすぐに結果を出せるはずもなく、とうとう部長からも「一人だと結果が出せてないからフォローしてやってくれ」と先輩にフォローの指示が入りました。

こんなはずじゃなかった。おれってこんなにできなかったっけ?

と自分に落胆する日々。

焦ったもののどうすればよいかわからず、漠然と「もっとやらなきゃ。もっとやらなきゃ」と変に自分にプレッシャーをかけてしまい、仕事のパフォーマンスも落ちる、といった、どんどん悪循環に陥っていきました(余談:この経験から、自分は期待値が低い状態から信頼を得ていく方が心地よく力を出せるタイプ、ということに後から気づく)。


まさかのクビ宣告。


そんな私に、さらに追い打ちをかけるかのような出来事(自業自得)が起こります。

いつものように、車で営業を回っていたところ、ナビで指示された方向とは逆の方向にハンドルを切ってしまい、ポールに激突。幸い身体は無事でしたが、車は大破。会社に損害を与えてしまうことに。

さらに後日、会社の先輩と一緒に、車で営業を回っていたところ、スピード違反で警察に捕まってしまい、長期免停になってしまいました。


社長に報告したところ「クビや!」と言われましたが、部長が頭を下げて止めてくれて、何とかクビは免れました。しかし、免停で運転ができなくなったので、内勤になりました。

ただ、この時の私の心境としては、当時思い描いていた入社後の自分の姿とあまりにもかけ離れた現実を受け止めきれず、完全にやる気を失ってしまいました。

そんな私を見かねて、ある平日の朝、部長に温泉に呼び出されて、そこでクビを告げられました

見え方としては「自主退社」でしたが、実質クビでした。


時は1月。入社して10ヶ月が経った頃の出来事でした。


親からも「もうお前のことは信用できない」と言われ、普通なら落ち込むところですが、会社が本当につらかったので、

「ようやく地獄から逃れられた」

と安堵していました。

ここは自分でも良いところだと思っているのですが

「もう、会社は辞めた(クビ)になったから次だ!」と

コロッと前向きになり、転職エージェントに登録し、早速転職活動を始めました。

次回は、転職活動を始めてから第二新卒で内定をもらうまでの出来事を書いていきます。


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