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Web3、本当に必要?

DeFiって本当に便利なの?

Aさん:「DeFi(分散型金融)ってちょっと前に流行ったけど、銀行より便利なことあるの?」

Bさん:「あるよ!銀行は中央集権的で、審査や手数料が高いけど、DeFiなら誰でも自由に貸し借りや送金ができる!」

Aさん:「でも、結局『何を貸し借りするのか』って考えると、ステーブルコインとか仮想通貨だよね?普通の人は現金が欲しいわけで、暗号資産を借りても使い道がなくない?」

Bさん:「いや、DeFiではレバレッジをかけたり、税金対策として使ったりできる!」

Aさん:「ちょっと待って。レバレッジとか税金対策って、そもそもある程度の資産を持ってる人向けじゃない?『銀行を信用できない人たち』がそんな高度な金融テクニック使うの?」

Bさん:「……まあ、確かに今のDeFiユーザーは投資家や富裕層が多いけど、将来的にはもっと広まるかもしれないよ!」

Aさん:「じゃあ、現時点では結局『金持ちがもっと金を増やすためのツール』ってこと?」

Bさん:「ぐぬぬ……。」


NFTの所有権って本当に意味ある?

Aさん:「NFTもよく『デジタル所有権を証明できる』って言うけど、結局サーバーが落ちたら画像消えない?」

Bさん:「確かに、多くのNFTは画像をブロックチェーン上じゃなくてIPFSやクラウドストレージに保存してるから、消えたら終わりかも。」

Aさん:「それってただの『リンク付きのデータ』を持ってるだけじゃん。NFTが消えないって言っても、リンク先が消えたら意味ないよね?」

Bさん:「いや、NFTは『コミュニティの証明』として使える!例えば、BAYC(Bored Ape Yacht Club)のNFTを持ってたら、限定イベントに参加できるとか!」

Aさん:「でも、それなら普通に会員制サイトをデータベースで管理すればいいのでは?わざわざNFTにする意味ある?」

Bさん:「……NFTなら転売できる!」

Aさん:「結局、『NFTの価値=転売できること』じゃん。なんかバブルっぽい。」

Bさん:「……。」


Web3は『銀行を信用できない人』のためになるのか?

Bさん:「でも、Web3の真の価値は『銀行を信用できない人』が使えることだよ!例えば、アルゼンチンやナイジェリアでは、ハイパーインフレで銀行が信用できないからUSDTが使われてる!」

Aさん:「確かに、それは理屈としてはわかる。でもさ、そういう『銀行を信用できない人たち』って、むしろWeb3の詐欺に騙されやすくない?」

Bさん:「うっ……。」

Aさん:「実際、DeFiの高利回り詐欺、P2Pの送金詐欺、ウォレット接続詐欺、ラグプル(持ち逃げ)とか、めちゃくちゃ詐欺が多いよね?銀行が信用できないからって、無法地帯のWeb3に行くのはリスク高すぎない?」

Bさん:「でも、中央集権の金融システムも問題があるし……。」

Aさん:「でもさ、銀行とか証券会社なら法規制があるし、詐欺にあってもある程度は保護されるよね。Web3は『全部自己責任』じゃん。」

Bさん:「でも、自由な金融の未来のためには……!」

Aさん:「自由と言いながら、詐欺が多すぎて『金持ちやリテラシー高い人しか生き残れない世界』になってる気がするけど?」

Bさん:「ぐぬぬ……。」


ステーブルコインは本当に銀行の代わりになるのか?

Aさん:「Web3って『中央集権からの解放!』とか言うけど、最近『ハッカーのUSDTが凍結された』みたいなニュースをよく見るよね?」

Bさん:「そうだね。Tether(USDTの発行元)とかCircle(USDCの発行元)が、制裁対象のウォレットやハッキングで盗まれた資金を凍結することがある。」

Aさん:「ってことは、結局『運営の機嫌を損ねたら資産を止められる』ってことじゃん。それって銀行と同じじゃない?」

Bさん:「うっ……。でも、ステーブルコインはブロックチェーン上にあるから透明性があるし、銀行より自由に使えるよ!」

Aさん:「透明性はあるかもしれないけど、結局発行元のTetherやCircleが『こいつ怪しいな』って思ったら資産を止められるんでしょ?それなら銀行と変わらないよね。」

Bさん:「でも、USDTやUSDCは規制に従わないといけないから仕方ない部分もあるし……。」

Aさん:「じゃあ、最初から銀行でいいのでは?少なくとも銀行なら預金保護があるし、誤凍結されたらクレームを入れて対応してもらえる可能性もある。でも、USDTが凍結されたら、誰に文句を言えばいいの?」

Bさん:「……。」

Aさん:「しかも、Web3界隈の人ってよく『銀行を信用するな!USDTを持とう!』って言うけど、それって本質的に矛盾してない?だって、USDTはTetherという会社が管理してるし、USDCもCircleという会社が管理してるんだから、結局『会社を信用してる』わけじゃん。」

Bさん:「うっ……!でも、完全に分散型のステーブルコインもあるよ!例えばDAI(MakerDAO)なら、中央管理者がいないから誰にも止められない!」

Aさん:「でもDAIって、結局USDCを担保にしてる割合が高いよね?USDCの発行元であるCircleがDAIのUSDCを凍結したら、DAIの安定性も崩れるんじゃない?」

Bさん:「……確かに。」

Aさん:「それに、過去には『完全分散型』を目指したアルゴリズム型のステーブルコイン(UST/Terra)があったけど、大暴落して消えたよね?」

Bさん:「……。」

Aさん:「結局、ステーブルコインは『銀行を信用せずに資産を守る手段』ではなくて、ただの『銀行のデジタル版』にすぎないんじゃない?」

Bさん:「ぐぬぬ……。」


結局、Web3は『金持ちの道楽』なのか?

Aさん:「DeFiにしろ、NFTにしろ、『自由な金融!分散化!』って言うけど、今のところ儲かってるのは投資家や富裕層が中心だよね?」

Bさん:「……否定はできない。」

Aさん:「結局、『銀行を信用できない人がDeFiやNFTを使う』って言われるけど、実際に使ってるのは『もっと儲けたい金持ち』がほとんどでしょ?」

Bさん:「……今のところは、そうかもしれない。」

Aさん:「将来的には変わる可能性もあるかもしれないけど、現状は『銀行を使いたくない投資家が遊ぶ場』って感じだよね?」

Bさん:「そう言われると、ぐぬぬ……。」


まとめ:「Web3は本当に一般人向けなのか?」

DeFiは「銀行を信用できない人」向けと言われるが、実際には金持ちがレバレッジや税金対策で使っていることが多い。
NFTの「所有権証明」も、実際は会員証として使われる程度で、データベースでも代替可能。
「銀行を信用できない人のためのWeb3」と言われるが、実際には詐欺が多く、むしろリスクが高い。
法規制のある金融機関の方が、普通の人にとっては安心で便利。

➡️ 結局、Web3は「金持ちの道楽」になっているのでは?

Bさん:「でも、未来のWeb3はもっと……!」
Aさん:「それ、いつ来るの?」
Bさん:「ぐぬぬ……。」

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