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横浜税関150周年スタンプラリーRTA

みんなは税関のキャラクター、カスタムくんを知っていますか?

カスタムくん

ご覧の通り、かなりの可愛さの犬のキャラクターである。


税関の公式Twitterではパワポで書いたようなカスタム君、3DCGで作ったみたいなカスタム君、着ぐるみのカスタム君、着ぐるみのカスタム君α、着ぐるみのカスタム君βなど、色んな作画のカスタム君を見ることが出来る。

警察に近いお堅めな内容のツイートと毎回作画が違うカスタム君から生まれる味わい、そして、あざとさがなく狙ってない感じの、純粋な投稿に人々は癒され、人気を読んでいる。(諸説あり)

しかしそんなカスタム君のグッズは非売品のノベルティはあるものの、販売されていないようだった。
メルカリを見ても出品数は少なく、ノベルティさえも希少価値が高いと思われる。



突然舞い降りた朗報

今回そんなカスタム君のグッズ、しかも立体のぬいぐるみキーホルダーが、この横浜税関150周年のイベントのスタンプラリーの景品になったのである。

かわいい


私はこの情報をTwitterで知ったが、RTもお気に入りもしていない。

おそらくだが、税関側がカスタム君の需要を把握出来ていない=ぬいぐるみキーホルダーの発注数を甘く見積っている=瞬殺でなくなる可能性があるような気がし、確実に手に入れるためにはあまり周知しない方が良いと判断したのだった。


スタンプラリーは同じくカスタム君好きの友人と行くことになり、事前にスタンプラリーの場所などを予習し、当日に備えた。


開催日当日

そして開催日当日、我々はスタンプラリー台紙設置施設である横浜みなと博物館に、開館時間30分前の9:30に集まった。

開場前にカスタム君スタンプラリーに来る人間ってどんな人がいるんだよ…と思いながら向かうと、年配の方が100人くらいいた。

一瞬ヒヤッとしたが、普通に博物館の開館待ちの団体客だった。
(おそらく60歳以上の方と見受けられたが、30分の間立ったまま楽しそうに談笑していて、衝撃だった)

その人たちを除けば我々しかおらず、意外とそうでも無いのかな?と思い、周辺を観察したりして待った。

9:30頃。誰もいない
横浜みなと博物館に停泊している日本丸


そして9:50に戻ると並んでる人が1組いたので、うしろに並ぶことにした。10:00前には5、6組くらいには増えた。


スタンプラリー開始

そして10時になり、横浜みなと博物館が開場した。
スタンプラリーの台紙を貰うだけなら入場料は不要である。

おる


横浜みなと博物館の中にもカスタム君はちらほら見ることが出来た。
しかし、続々と増えるライバルに危機感を感じていたのでゆっくり見ることも無く、足早に次の場所に向かう。

ちなみにスタンプラリーのスタンプはかなりしっかりしていて(4版重ねたら絵が完成するというもの)、自分が子供の頃にやったものとは別格のクオリティだった。

初日だけかもだが、税関のスタッフ?もいてスタンプラリーについて丁寧に説明して貰えた。
カスタムくんを目ざして押し寄せる人達にやや困惑しているような気もした。


海上保安資料館に向かう

横浜みなと博物館から次の設置場所の海上保安資料館までは、徒歩16分かかる。(Googleマップ調べ)

この距離はこのスタンプラリーの中で最も長く、差をつけるならここで頑張るしかない。
なので、写真を撮る余裕もない。
というか、このあとゴール地点までの写真は、一切ない。


スタンダードプードルの触り心地とおじさん

海上保安資料館につくと、入口の前で散歩中のスタンダードプードル(ゴールデンレトリバーよりでかい!)が3匹(!)いて、触らせてもらえた。
スタンダードプードルの毛はトイプードルとおなじ、柔らかいふわふわの毛質だった。

中に入ると、スタッフのおじさんが「あなた達が1人目ですよ〜!」と言いながら向かってきた。
しかし、私たちより前に出てきた参加者を見かけていたので「いや、違いますよ」と言ったら、おじさんは少し考えたあと、「さっき俺がトイレに行ってたからだわ(笑)」と言っていた。

スタンプ台の前でおじさんと喋ってたら次の人達が続々来たので、華麗に離脱する。


謎の自転車イベント

次の設置場所の象の鼻テラスに向かう。
海上保安資料館から象の鼻テラスへは徒歩約9分である。(Googleマップ調べ)

が、しかしここで問題が発生する。
Googleマップで表示されたルートがイベントにより封鎖されているのだ。

そのイベントは、荷物を載せた自転車がコースをゆっくり走ってるという、レースにしては競り合ってない、謎のイベントだった。

帰ってから調べてみると、メッセンジャーバイクの日本大会だったらしい。
つまり、ウーバーイーツ的な自転車の大会である。
調べてもよく分からなかったので、これ以上深堀せず、ミステリアスな大会だったということにしておく。


象の鼻テラスのエピソード(薄め)

ルートを変更して象の鼻テラスには10分ほどでたどり着いたが、特記するようなエピソードがない。
横浜みなと博物館や海上保安資料館と違い、スタッフの人も見えなかった。

自転車イベント以外で印象に残ってるのは、ゴールデンレトリバー飼いの人達のグループ散歩を見かけたことである。
ゴールデンレトリバー飼いの人たちがTwitterとかで繋がって集まり、一緒に散歩するのだろうか。
若い女性の飼い主さんもいて、純粋に羨ましかった。


10:35頃ゴール

ゴール地点である横浜税関資料展示室は象の鼻テラスからわずか3分の距離で、目と鼻の先にある。(Googleマップ調べ)

いい天気


横浜税関の前にはこのように巨大カスタム君が鎮座しているので分かりやすい。
向かっているとぬいぐるみキーホルダーを手に持った人達とすれ違いテンションは最高潮になる。

しゅっとしてる


最後のスタンプを押したあと、スタッフのおじさんに「オレンジのやつと、キーホルダー、どっちがいい?」と聞かれた。
おじさんは税関の人間なのでカスタム君の名前くらい知っているだろうが、カスタム君を知らない人のことを想うと確かにオレンジのやつ、と言った方が分かりやすい。

はわわ

そして10:35頃、無事オレンジのやつを手にすることが出来た。
安心しきった我々は税関資料展示室の展示を鑑賞した。

ブランド品の偽物、キャラクターグッズの偽物、希少動物の剥製などが展示されており、かなり、相当、マニアックな内容となっている。(無料で見れる)


後ろにまた別の作画のカスタム君がいる

ゴール地点の税関のスタッフも、スタンプラリーの開始時に20名の列がいたことで盛り上がっており、盛況ぶりに困惑&エキサイティングしてる様子だった。

まとめ

税関のスタッフの人たちは皆ほのぼのとしていて親切でフレンドリーだったが、スタンプラリー参加者は多分発注数を心配していて、手に入るかどうかを懸念しており、悪い人はいないのだが、ややピリついている様子だった。

人間同士のピリつきさえ産むカスタム君

数は思ったより用意してあったようで、今日の夕方頃にもツイートしている人を見た。
ちなみに、スタンプラリーは11/27までやっている。
(11/21を除く)
数量限定なので、事前に確認して早めに行くことをおすすめする。

カスタム君グッズがなぜ販売されないのかは不明だが、コミケにも出展していてグッズも豊富な、都バスのキャラみんくるくらいの感じになって欲しいと思っている。

税関の近くはレトロな喫茶店も豊富だった



おわり

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