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#4 みんなで力を合わせれば絶対もっともっと盛り上げられるはず

MACCHI
1993年3月9日生まれ。日本体育大学ダブルダッチサークル「乱縄」出身。昨年はDOUBLE DUTCH DELIGHT 2017 のゲストチーム「BAD TASTE」として出演。現役時代は「櫻羽華」として活躍する。KEITAがダブルダッチをはじめたきっかけ。現在はRed Bullの社員を経て、外資系酒造メーカーに努めている。

(※2018年5月16日の記事です)
I⇒イケポン
M⇒MACCHI
MS⇒MASA

その言葉が心に響いて、いろんな音楽に対して興味を持つようになりました。

MS:昔、MACCHIと「ダンスなに見てる?」って話したよな。

M:しましたよね。HEX BEXの話とか。海外の動画をよく見てるっすね。

MS:海外の動画といえばあれ見てみてよ、「Alive TV」。それが今のNEW SCHOOL HIPHOPが流行ったきっかけのビデオらしくて日本語字幕付きもyoutubeにあがってる。ELITE FORCEとかも出てくるし、そこで流れてる「The Creator」って曲も、今ダンスのイベントのオープニングでよく流れるよね。

M:へー。

I:これ見て今の40代の人たちに爆発的に流行ったらしい。

M:そうなんすね。僕自身、90年代の音楽とか、その時の踊りとかすごい好きなんですよ。ある時、「MACCHIさー、特定のジャンルの音楽ばっかりじゃなくて、新しいジャンルの音楽とか、今流行ってる音楽とかも聞いた方がいいよ」ってある人に言われてから、その言葉が心に響いて、いろんな音楽に対して興味を持つようになりました。「今の音楽を知って、昔の音楽が好き。昔の音楽を知って、今の音楽が好き。」の方がいいじゃんって。まだまだ知らない世界ばっかりです。

I:あー確かにね。

M:例えばハウス、テクノのイベントとかも行きます。そこにいる人はHIPHOPのイベントにはいないような人たちがいて、その人たちもまたかっこいいんすよね。それとDJに関してですけど、HIPHOPを流す時とハウス・テクノを流す時で、音の聞こえ方が針によって違うんですって。HIPHOPを流す人にオススメの針と、ハウステクノを流す人にオススメの針があるみたいで。まだまだ浅いですけど、そういうことに興味を持てるようになったのもRed Bullに入ってからですね。
僕はHIPHOPが好きで、同僚にはソウルファンクめっちゃ好きな先輩がいたり、ハウステクノが好きな先輩がいたり、ドラムンベースが好きな人がいたり。いろんな人の行くイベントに興味本意でついて行った時に、こんな音楽もあるんだってことが知れたのもすごい楽しかったです。

I:うんうん。

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M:せっかくいろんな音楽を知ったんだったらということで、それをよく話してるのはKEITA(REGSTYLE)。こういうのかっこよくない?って。

I:KEITA意外とそういうの知ってるもんな。あいつは絶対そういうの知らなさそうなのに(笑)。

M:(笑)。「このイベントすごい評判いいらしいから行くぞ」って誘ったり。KEITAは今のダブルダッチシーンを象徴するプレイヤーじゃないですか。他のシーンの人たちから見ても、「KEITAは色々詳しいよね」っていう存在になってもらいたいんですよね。

I:ダッチのトップのやつは色々知ってるぞと。

M:そうです。ダッチのトップのやつはダッチ以外も色々知ってるぞ、っていうふうに。だから僕がいろんな場所に連れて行ったり、いろんな人を紹介できたらいいなと思ってます。今回関西に来たからSTR(NEWTRAD)とかも、そういうのにうまく繋げられたらなあって思いますし。

I:クラブにふと行った時の新しいものに出会った時の興奮はハンパないよな。

MS:あれいいっすよね。

M:友達にDJのやつがいて、大阪の変わったクラブみたいなところに連れてってもらった。見た目カレー屋さんなんよ。23時過ぎには閉店してんだけど薄暗い明かりがついてて、イカツイ人ばっかり。隠し扉がついてて、その中がクラブになっとるんよ(笑)。

I:見た目はカレー屋なんだ。

M:はい。カレーも普通に食えるんすよ。しかも夜は300円くらいで。イベントは3〜40人くらいの小規模でしたけど。

I:そのコアな感じがいいんやろな。

M:やばいっす。ラッパーとか全員歌う前に駐車場に消えてくし(笑)。

I:この話、これ以上は使えないな(笑)。

社会人になって、いろんな都合でダッチから離れていく人って多いじゃないですか。

M:じゃあ1つ、ダブルダッチに関する話をしてもいいですか?

I:もちろん。

M:社会人になって、いろんな都合でダッチから離れていく人って多いじゃないですか。

I:ダブルダッチシーンから?

M:はい。でも、楽しかったことに何かしら関わりたい、恩返しできることないかなってみんな心のどこかで思ってると思うんですよね。何かそう思えるダブルダッチっていいなって。わかりやすい所でいうと、ダブルダッチのイベントに顔を出すとか。別の観点だと、取引先の人に「私ダブルダッチやってたんですよ。知ってます?」って話してみるとか。身近な所でいうと、ダブルダッチの動画をSNSに発信するとか。みんなで何かしらの形でダブルダッチに関わって、更にダブルダッチシーン盛り上げていきましょうって。
ダブルダッチシーンが更に盛り上がって僕らとしてもダブルダッチをやっていたことをより誇りに思えるだろうし、やっててよかったなって改めて思えるんじゃないかなーって。みんなで力を合わせれば絶対もっともっと盛り上げられるはずって。

I:そうだね。僕がダブルダッチマンを通して実現したらいいなと思っていたことも同じようなことかもしれないな。シーンに貢献できる方法が「プレイヤーでいること」じゃなくなってくる年代ってあると思うし。ダブルダッチのシーンにもう一度関わるきっかけ、思い出すきっかけにもなってくれたらいいなと思ってこの活動をしてる。

M:ダブルダッチマンのそこがすごくいいなあと思ってます。

I:ありがとう。今自分の同期だと、子供が産まれてママになってる子がすごく増えていて。なので、かおりさんの漫画が載ってたら、ママになった人が子育て中に読んでくれるんじゃないかなとか。単純に笑っちゃうしほっこりもする漫画だから。リアルイベントのような大きな力は発揮できないけど、ダッチに関わったことのある人同士、ちょっとだけ距離が近づいたらいいなというのは実は思っていたところかな。わざわざ声を大きくして言うようなことでもないけど。意外とアツくやってます(笑)。

M:ほんとアツくなかったらやってないですよね。

I:かもね。じゃあそろそろ時間もなくなってきたからTakumAさんに繋がないとね。

M:電話かけてみます。・・・へぇーい、おいっすー、何してんすか?今帰ってる感じですか?あのー「ダブルダッチマン」っていうブログ知ってます?あれの次に繋ぐのがTakumAさんっす(笑)。ちょっとイケポンさんに変わりますね。

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I:こんばんわ、イケポンと申します。ダブルダッチを始めたきっかけになった人を繋いでいくという企画をやってるんですが、KEITA・MACCHIときて、次がTakumAになるのでインタビューお願いできますか?・・・あ、ありがとう!オッケーでました。

M:よかったです。

I:今日はありがとうね。せっかく大阪で一緒なのでまた遊びましょう。

(続く)

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