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初めてのXCスキー


さて記念すべきnote"初めて"の投稿は、"初めて"つながりで、先日人生初経験だった XC(クロスカントリー)スキーについて書こうと思います。

この"レール"みたいなところを滑ると進みやすいんです。

クロスカントリースキー
いわゆる普通の斜面を滑るスキーは「アルペンスキー」のジャンルですが、この歩くタイプのスキーは「ノルディックスキー」のジャンルになります。

冬のオリンピックになると、この「アルペンスキー」とか「ノルディックスキー」という言葉を聞くようになりますよね。

スキージャンプとクロスカントリースキーを組み合わせた「ノルディック複合」は、その難しさから「キング・オブ・スキー」と言われています。

日光アストリアホテル前の庭にて。

今回人生初のXCスキーの場所として選んだのは奥日光の戦場ヶ原を過ぎた先にある日光アストリアホテルです。
人混みを避け、大自然の中で新鮮な空気を吸おうとやって来ました。

普通のスキーに比べると頼りないぐらい細〜いXCスキーの板です。

冬のオリンピックではノルディック複合の、スキージャンプの後の後半戦で観ますが、実際なかなかやる機会もやる場所もないですよね...

こちら高徳温泉にある日光アストリアホテルでは、XCカントリースキーのコースがあり、スキー板とストック、ブーツのレンタル一式があります。

アルペンスキーに比べて、かな〜り板の幅が細〜く、すご〜く軽〜い板でソフトブーツの爪先の部分だけで固定されます。
そのためかかとは浮くので歩きやすいんですが、滑るのはすごく難しいです…

まずは夏には牛の牧場となる光徳牧場の雪原で練習です。

普通のスキーとは勝手が違い、ちょっと悪戦苦闘しましたが…
そのうちコツが分かりすぐに慣れてきました。

ブーツの前しか固定されていないことと、スキー板にエッジがないのが大きな違いで、スキー経験者でも最初のうちはここに戸惑います…

こんな雪原みたいな平らなところから始めるのをオススメします。

スキーの複合のように華麗に速くスケーティングして滑るのは難しいですが、
たぶん誰でもすぐに歩けるようにはなると思います。

初めての練習コースとしては最適な光徳牧場のコース
ちょっと慣れれば新雪のバージンスノーを味わえます。

少し慣れれば歩くように滑るのは簡単で、コースから少し外れて新雪の中をスイスイ滑って進むこともできます。

奥日光の大自然を満喫できます。

雪原のような平らなところを歩くように滑れば、それほど難しくはありません。
そしてアルペンスキーと違って、上りも楽に滑って上がれます。スキー板の底が鱗のようになっていて、ちょっとした坂では逆戻りしないようになっています。

結構深い新雪の雪原もXCスキーならあまり潜らずに進むことが出来ます。

レールのようになっているところを滑るのは楽ですが、ちょっと外れてまだ誰も通っていない新雪を歩くのは、すごく自由で気持ちいいものです。まさに人生と同じみたいですね(笑)。

新雪を軽〜い足取りでスイスイ進みます。

スキーを履いていなければ、膝下ぐらいまで潜ってしまうような新雪もXCスキーなら楽に進めます。なるほど雪深いところの移動手段として発展したのが実感としてわかりますね。

戦場ヶ原を巡る5kmコースへ

天気も良く晴れ比較的暖かい日だったので、牧場での練習後に戦場ヶ原を巡る5kmコースへと行ってみました。

戦場ヶ原からの雄大な眺めを満喫しながら
風がなく穏やかな日で雪景色を存分に楽しみました。

のんびりと先を急がず、風景を楽しみながら心地いい汗をかいて、すっかり気分上々になりました。

風景を楽しめるのがXCスキーの魅力です。

アルペンスキーはスキーで滑ること自体や技術の向上が目的だったりしますが、このXCスキーは移動の手段だったり、風景を気持ち良く楽しむための手段なのかなという気がします。
もちろん競技でタイムを競うという側面もあるかとは思いますが、一般人にはたぶん程遠く(笑)、のんびりマイペースで楽しむのが良さそうですね。

奥日光の大自然を独り占めできるような感覚です。

今まで夏に避暑の目的で奥日光に訪れることが多く、中禅寺湖でキャンプをしたり、カナディアンカヌーでクルージングを楽しんでいましたが、こんな真冬にも素晴らしい楽しみ方があるのを知ってしまいました。

時間が早ければこんな絶景も楽しめます。

このような冬にしかみられない絶景もあり、それを楽しむ「手段」としてのXCスキーの魅力に見事ハマりました。

子供の頃、雪が降るとワクワクして遊んでいた、そんな記憶を思い出しました。

童心に帰って楽しい雪遊びでした。

いくつになっても初めての経験は新鮮ですね。これからも新しいことにチャレンジしていきたいと思います。


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