【取組み紹介 #1】知識こそ、ITの世界で戦う武器になる:社内勉強会
こんにちは!ダブルスタンダードでございます。
日々進化していくITの世界。IT業界やダブルスタンダードのお仕事には興味があっても、「ITの知識って難しそう……」「未経験で入社しても大丈夫なのかな?」という不安をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
未経験で入社される方も多い弊社のデータマネジメント部データマネジメントグループでは、毎週1回、社内勉強会を行っています。今回はマネージャーのS.Kさんとメンバー2名(Y.Sさん・N.Sさん)に、勉強会の取り組みについて聞いてみました!
毎週1回、自分たちで学ぶ勉強会
ーーS.Kさん、まずはダブルスタンダードで行っている勉強会について教えてください。
S.Kさん:大まかな流れとして、15名弱のチームの中から1名がプレゼンターとして登壇し、その他はオーディエンスとして参加します。プレゼンターは自分で選んだ、もしくは与えられたテーマに沿ってプレゼンを行い、それに対してオーディエンスと議論をしていきます。オーディエンスは勉強会終了後に議事録を作成し、自分の考えをアウトプットするまでが勉強会の一連の流れです。
ーーそもそも、この勉強会を始めたきっかけは?
S.Kさん:ダブルスタンダードが主に携わっている「データクレンジング」という領域は、教科書や参考書のようなものがないので、自分たちでしっかりと勉強していく必要があります。そこで清水社長から「自分たちで学ぶ環境を設けてみては?」と提案されて定例化していったのが、現在の勉強会です。
創業当初から自主的な勉強会はありましたが、現在のようにチーム単位で進めるようになったのは、5年ほど前からですね。
ーー新卒4年目のY.Sさんと、今年新卒で入社したN.Sさん。お2人は勉強会についてどう感じていますか?
Y.Sさん:大学卒業後、ビジネスやIT知識がゼロだった私にとって、週に1回学べる機会があったのはありがたかったですね。IT業界は幅が広く、どこから学べばいいのかが分からなかったのですが、勉強会があることで学習しやすくなりました。
N.Sさん:私も入社したばかりで不安だったのですが、勉強会に参加してみて安心しました。不明点があっても、プレゼンターだけでなくそれ以外の先輩方もいろいろと教えてくださるので、悩むことなく、着々と知識が身についています。
取り扱うテーマは多種多様
ーー勉強会で取り扱うテーマはどのように決めているのですか?
S.Kさん:テーマを決めるのは、基本的にはマネージャーの私で、決め方は3パターンあります。
まず、メンバーからの「こんなことを勉強したい」という要望をもとに決めるパターン。
次に、私が業界のトレンドからテーマを決めるパターン。
最後に、経営層から「ここはしっかり押さえておいて」と提案されるパターンがあります。
状況に応じてこの3パターンを回している、といった形ですね。発表者には私が声をかけて、テーマを伝えています。
ーー入社4年目のY.Sさんは、これまでにも何回か勉強会での発表者としてプレゼンをしてきたと思います。直近の発表で取り上げたテーマを教えてください。
Y.Sさん:お客様の課題やご要望をヒアリングし、それに合わせて要件定義(※1)の流れについてを勉強会のテーマとして設定しました。業務の手引きや気を付けておきたいポイントなどを、経験談を交えながら共有したんです。
N.Sさん:私もその回に参加していました。まだ業務内容として経験していない分野の話で分からないことも多かったのですが、予習ができてありがたかったです。
ーー実際に業務として経験するようになってきた頃に、「あの時の勉強ってこういうことだったんだ!」と気付くことがあるかもしれませんね。ちなみに、テーマは時期によって決まっているものもあるのでしょうか?
S.Kさん:決まっているものもありますね。たとえば4月は新卒社員向けの基礎的な内容から始めるようにしています。もちろんそれだけでなく、IT業界の流行り廃りに合わせたものを集中的に勉強会のテーマにすることもありますよ。
メンバーの議事録には毎回目を通してフィードバックをしています。一人ひとりの習熟度をチェックしながら、テーマを深掘りするか次の新しいテーマに移るかといったことを考えています。
(※1)要件定義とは
システムの仕様を決定すること
ここで得た知識は実務にも役立つ
ーー勉強会で得たものが業務に役立った、という実感はありますか?
Y.Sさん:あります。以前はお客様からの質問にその場で回答できないことも多かったのですが、勉強会で知識をストックしてきたことで、どんどん打ち返せるようになってきました。それによってお客様との信頼関係も築けているように感じますね。
勉強会で学んだ情報をジャンル分けすると、IT知識・自社技術・各々の案件共有の3種類に分けられるのですが、それぞれを自分の武器として持ち、その数を増やしているようなイメージです。
ーーN.Sさんは、いかがでしょうか?
N.Sさん:そうですね。なかなか理解が追い付かず大変なこともありましたが、徐々にキャッチアップできるようになってきました。もう1人新卒社員がいるので、勉強会で得た知識をアウトプットし合いながら知識を身に着けています。
S.Kさん:議事録を体系的に整理できていたりと、N.Sさんの変化を感じますね。勉強会を継続していくことで得られた成長なのかなと思います。
ーーそういえば、eKYC(※2)を担当しているメンバーが発表した勉強会をきっかけに、実際の案件に活かされた事例もありましたね。
勉強会では、お客様からこれまでいただいた質問にはこういうのがあって、それについてはこうお伝えするのが良いなど、営業担当として事前に準備できるポイントの共有がありました。
そこから、学びを実践したことで具体的な提案につながったんですよね。「まだ課題を言ってもいないのに解決している!」とお客様からの反響をいただいたのは印象的でした。
S.Kさん:ありましたね。提案段階だけでなく、運用段階で出てきた疑問や課題への具体的な解決策まで言及することもありますし、実務に直接結びつきそうなテーマも結構扱っています。
システムに関する専門的な部分の勉強会はその代表例です。ニッチな分野ですし、営業担当だとシステムの細かいところまで理解するのはなかなか難しいのですが、お客様からの信頼を得るためには必要な知識なんですよね。
時には、情報システム部やマーケティング部などの他部署の方を交えて専門的な内容について勉強会を実施するなど、幅広い知識を身に着けられるよう工夫しています。
(※2)eKYCとは
WEB上で本人確認手続きを完結するための各種技術のこと。
学べて、挑戦できる環境があるダブルスタンダード
ーー今後、勉強会をどのような場にしていきたいですか?
S.Kさん:私は学校の授業のように「教える人 対 聞く人」の環境にはしたくなくて、どちらかと言えばみんなで議論できる場にしたいと思っています。
そのために話しやすい雰囲気づくりを心がけたり、分からないことはその場ですぐ聞いて解決したり、というスピード感を大事にしていきたいと思います。
ーー「みんなで自主的に学ぶ場」にしていきたいということですね。Y.Sさんは何かアイデアはありますか?
Y.Sさん:私は議事録でのアウトプットを通じて、知識を業務に生かせるようになった体感があるので、そこを仕組みとして作れたらいいなと考えています。議事録を書くと考えをまとめられるし、「あれ、自分はここが理解できていないぞ」と気付くきっかけにもなるんですよね。
たとえばですが、ゲーム性を持たせるなど、楽しみながら学べる仕組みが作れたらいいですね。楽しめる工夫があると、より知識も身に付きやすくなるのではないかなと思っています。
ーーなるほど、楽しむのは大切ですね!N.Sさんはいかがでしょうか?
N.Sさん:私は新卒入社をして、まだ5か月なので、まだまだインプットからアウトプットをひたすら繰り返していくことが自分には必要だと思っています。まずは議事録をしっかりと作成し、それをもとに同期や直属の上長にアウトプットを繰り返し行っていきたいです。
ーーいいですね!今後学びたいテーマはありますか?
N.Sさん:今はeKYCのサービスに携わることが多いのですが、幅広い案件にスムーズに取り組めるよう、自社技術や、プロジェクトの進め方について知識を広げていきたいです。
Y.Sさん:当社では新商品や新規事業の企画も動いているので、それらに使われる技術に対応できるよう、新しいことをどんどん吸収していきたいと思っています。それもお客様へご提案する際の武器の1つになるはずなので。
ーー素敵なマインドですね。勉強会で扱われない事柄であっても、質問すればしっかり教えていただけたり、過去の事例を見たり聞いたりして勉強できる場はたくさんあるのがダブルスタンダードです。
そのため、当社への入社を検討されている方も臆さずに挑戦いただければ嬉しいです。最後に、入社を検討されている方へみなさんからのメッセージをお願いします!
N.Sさん:入社前は不安でいっぱいでしたが、今は勉強会に参加したり、様々な仕事に挑戦したりして、知らない分野に関しても少しずつ楽しく学べています。
私のように未経験であっても、考え込みすぎずにチャレンジしていいんだ、と思える環境があるのがダブルスタンダードだと思います。少しでもご興味をお持ちいただけた方は、ぜひ一緒に働きましょう!
Y.Sさん:ダブルスタンダードでは、お客様の課題解決にきちんとつながっていれば、やり方はある意味担当者の自由です。勉強会などを活用して自分の中に知識を蓄積すればするほど、お客様へのご提案の幅が広がるので、そこには無限の可能性があるはずです。
学ぶべきことはたくさんありますが、分からないことでも面白がりながら吸収できる方が仲間になってくださるといいな、と思いますね。
S.Kさん:勉強会は成功事例だけでなく、上手くいかなかった事例について「なぜそうなったのか」を究明する場にもなっていて、何かに挑戦するときの心強い支えにもなっています。
N.SさんとY.Sさんも言ってくれている通り、挑戦したい方にはどんどんチャレンジできる環境が整っているので、未経験の方も安心して飛び込んできてほしいですね!
ーーみなさん、ありがとうございました!3人の言う通り、当社には挑戦できる環境がある一方で、その挑戦を実現するためのフォローもしっかりあります。気負うことなく安心してご入社いただけたらと思います。ぜひ、ご応募お待ちしております!
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