【CL福岡マスター最終88位】新レギュサーナイトex
はじめに
お久しぶりです。チーム東横線のガエン(@gaogaen__)です。
Eレギュ落ち後初の大規模公式大会(CL福岡)にてDay1突破、最終88位という成績を残せたので記念のnoteを書こうと思います。
サーナイトについて
まず、サーナイトexデッキについて少し触れます。
前レギュレーションでは、アルカナシャインのサーナイトをはじめとする強力なポケモンがいたため、常に環境の上位におり、意識されるデッキタイプでした。
しかし、新レギュレーションではアルカナシャインサーナイトがレギュ落ち、更にキルリアに繋がる札であるレベルボール、スタートが渋い時のリカバリープランであるミラージュステップキルリアがレギュ落ちし、環境からほぼ姿を消しています。
しかし、新レギュレーションに伴い良い点も生まれました。
それは、セイボリーといった盤面に強い制限をかけるサポート、チャーレムを活用するインテウーラ、ブジンエンテイといった盤面のシステムポケモンを複数取りするデッキタイプがスタンダード環境からかなり姿を消したことです。
その結果、システムポケモンを倒せばアタッカーはしっかり残る、アタッカーを倒してもシステムポケモンが強い盤面を作り直せる、という両天秤の盤面作りができるようになりました。
また、たねポケモン主体で戦う型にシフトしたため、お手軽に高出力を出しやすく、イニシアチブを取って試合できるケースが増えたと感じました。
当日のマッチアップ
当日のマッチアップを振り返ります。
やはり、2体以上のポケモンを複数取りするデッキタイプは数を減らし、ほぼ当たっていません。
Day1
1. パオカイナ後 6-4 ○
2. パオカイナ後 6-0 ○ お相手事故
3. ピジョリザ後 6-5 ○
4. トドロクツキ先 2-6 × 事故
5. リザビーダル先 6-4 ○
6. ころころルギア後 6-2 ○ 先2アッセン
7. ビーダルリザ後 4-5 ×
8. ロストギラ後 6-1 ○
9. 古代バレット先 6-4 ○
Day2
1. アルセアルマ後 6-0 ○
2. ビーダルリザ後 5-5 ×
3. ピジョリザ先 6-3 ○
4. ピジョリザ先 5-5 ○ サイドペナ
5. ビーダルリザ先 5-6 ×
直近参加自主大会のマッチアップ
参考程度に直近で参加した自主大会のマッチアップを載せておきます。
使用したのはDay2レシピに近いものです。
かつた杯 2/12 チーム戦
1. アルギラ先 6-1 ○
2. ころころルギア後 6-5 ○ 先2アッセン
3. パオカイナ先 6-1 ○
4. ロストバレット先 6-5 ○ ラルトス一度全滅
5. ルギアカイナ後 6-5 ○ 先2アッセン
環境予想+デッキ選択
CL福岡の環境予想はざっくり以下の通りでした。
Tier1 ビーダルリザ、ピジョリザ
Tier1.5 アルセウス系 ころころルギア
Tier2 パオカイナ 古代バレット サーフゴー
Tier3 ロストバレット ロストギラティナ
詳細に続きます。
環境予想の詳細
最上位Tierのビーダルリザ、ピジョリザについて特に言うことなし。
握っていてTier下位のデッキに対して負ける展開を明確に認識できないほどにカードパワーが高いです。
高HPのアタッカーを繰り出し続けることで、安定して相手へ要求値を叩きつけることができ、終盤の自動的な火力増強により基本的にダメージレース負けしません。
使っていて素直に一番強いと感じるデッキ、しかも環境的にも母数が多いデッキだったため、Tier1としました。
アルセウス系、ころころルギアについては地域特有のデッキ傾向を意識しました。
入賞デッキ傾向を福岡、広島など開催地に近い都道府県で確認しました。
特に環境TOPのリザードンに対して強いデッキであるため、軽視しない気持ちを持って、Tier1.5としました。
次にパオカイナは理論上最強のサイドレースを持つデッキのため、一定数持ち込む参加者が多いと感じ、Tier2としました。
ただ、どうしても構築の安定感に不安を感じていたため、使用する選択肢を取れませんでした。
また、不安定さから最後まで勝ち上がってこない読みでした。
さらに、古代バレット系列、リザードン系列に対しても特定のカードの有無で勝敗に大きな影響を受けそうなデッキだと思っていたため、マッチアップだけではなく相手の採用カード次第で大きく負け越すデッキと感じ、敬遠しました。
古代バレットはTier2としていますが、かなり厄介なデッキタイプと評価していました。
特にシステムなしでもゲームが継続できる点、0からエネルギーをつけて殴れる点など、他デッキには見ない特徴を持っています。
特定のマッチアップでは苦しいところはあるもののシンプルなサイドレースである程度安定した勝率を出すデッキと考えていました。
逆にロスト系列のデッキについてはTier上位のデッキに対して、サイドレースの都合上遅れがあまり許されない点から評価は低めでした。
特に自分では握る気持ちはありませんでした。
デッキ選択理由
以上の環境を予想した上で
使用数上位のピジョリザ・アルセウス系・ころころルギアに有利を取れる点、
ビーダルリザ・パオカイナ・古代バレットへ特定のプラン取りによる対抗手段がある点を評価してサーナイトexデッキを選択しました。
また、今回はレギュレーション変更一発目のCLであるという特性を鑑みて、相手が練習中に対戦したことのないデッキ選択をすることは鍵になると感じました。
自分の仲間内の練習では最適解のプレイをされて負けることが多くとも、見ず知らずの相手と戦う場合には勝ち越すことが多いという意味合いです。
さらに今回の基本エネ型のサーナイトexは世間からあまり注目されておらず、もう一つの型のリバーサル型にのみ注目が向いていたことも嬉しい要素でした。
(一応ビーダルリザもDay1第一候補だったんですが、デッキを家に忘れました笑)
有料部分について
以下、有料部分となります。
有料部分ではDay1とDay2のレシピ、
基本ムーブ、各種ダメージライン、各対面の立ち回りについて記載しました。
全対面の立ち回りについては記載しきれていませんが、メジャーなマッチアップで心がけるサイドレースやちょっとした工夫などについてまとめました。
興味のある方は購入いただけますと幸いです。
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